モーション・グリーン

ブログ開設13年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。400冊読破を目指して今日も読んでます。

〈いったいどうして、こうなってしまったのか?!〉読書感想:『なぜ日本人は学ばなくなったのか』 (講談社現代新書 1943)

日本人は勤勉だ。 というのが外国人からみた日本人の印象、とよく言われていた。 それが変わるかもしれない(既に変わっている?) 斎藤先生にしては珍しく、日本人の良くないところをこれでもか、と挙げ、日本人の総合的なレベルダウンに警鐘を鳴らしている1…

〈「運」を迎えられる「徳」の積み重ね〉読書感想:『島田秀平が3万人の手相を見てわかった! 「強運」の鍛え方』 (SB新書)

ここ最近、「運」に関する本を読んでいる。 非科学的と言われながら、どこか「運」に僕は可能性を感じているからだ。 だけど、読んできた本の中で、著者は研究や分析の結果、いずれも「運」の偶発性を否定してきた。 「運」の良い人は、そう見えるに足りるこ…

2019年3月読んだ本のまとめ。新年号発表、さあ、さらなる高みへ。

新年号が発表された。 令和。 万葉集から用いられたその言葉。 まだ慣れないけど、しばらくしたら今までと違う感じで響きそうだ。 元号を楽しんで(ワクワクして)待つ。 こういう機会に恵まれるとは・・・ 外側が変わってくれた。 だから、僕たちも変わらな…

〈再読:好きなように人生をブリコラージュするために〉読書感想:『野の医者は笑う: 心の治療とは何か?』

最近、近視眼的な目線を先へ向けたい、と思っている。 目の前の人が喜べば、自分が満たされれば、それが一番。 そう思っていた。 実感が湧かない日々が続いたから、余計そう思ったのだろう。 先々のために、未来のために。 その考えは間違っていないと思うの…

〈生き様を変える惨劇〉読書感想:『チンギス紀 四 遠雷』

前半はテムジン・ジャムカの英傑乱舞と国家間闘争 後半はテムジンの父・イエスゲイの死の謎と玄翁との決戦前夜がメイン。 www.motiongreen.net www.motiongreen.net www.motiongreen.net www.motiongreen.net www.motiongreen.net 看破できない存在となって…

〈接待は辛いよ?〉読書感想:『秀吉の接待―毛利輝元上洛日記を読み解く』 (学研新書)

織田信長から豊臣秀吉へ。 ときは戦国時代末期、戦乱の世はまもなく終わろうとしていた。 そして、それは大名の役割が変わることを意味していた。 統一の権力者が現れたとき、各地の大名の役割は領地を拡げることではなく、その権力者との関係を作ることへと…

〈「十年」で紡がれた作品達〉読書感想:『十年交差点』 (新潮文庫nex)

解説によると「十年」という共通テーマで、各作家が作り上げた物語。 その短編集、ということで、「十年」以外の設定はかなりバラバラ。正直「十年」ちょっと後付けじゃない?と思う作品もあるが、そこらへんも含めて、まさにアンソロジーという感じだ。 後…

〈改めて問う、ニュータイプとは何だったのか?〉読書感想『機動戦士ガンダムUC (11) 不死鳥狩り』 (角川コミックス・エース 189-13)

再読。 ガンダムNT(ナラティブ)を観て、読んだら、やはりもう一度読まなければ。 この“語り直し”を終えることが出来ない。 (終えられるかどうか、そもそも分からないけど) 【早期購入特典あり】機動戦士ガンダムNT (特装限定版) (アニメーションキャラクタ…

〈動乱の予感〉読書感想:『チンギス紀 第二十四回』(小説すばる 2019年 4月号 [雑誌])

金国とタタル族との闘争が表面化。 こっちもついに火が付いたか。 中華と北の異民族との関係は争い→懐柔→争いという円舞がずっと続いている。 北方大水滸伝における大きな歴史の変換点は北から始まっていた。 現段階の中華(北半分)・金国も元は北の異民族だ…

〈紐解かれる事件の実態〉読書感想:『池田屋事件の研究』 (講談社現代新書)

池田屋事件。 幕末の中で知名度抜群のこの事件、実は相当わかっていないことが多い。 本書の中で明らかになった、ということ自体が衝撃だった。 (正確には特化した研究がされてない) 明治になって、長州の中で「総理大臣になれる器を持った人物は?」と聞か…

〈最強の理由は、陣形にあり!〉読書感想:『戦う大名行列』 (ベスト新書)

乃至さんの本にハズレなし‼️ 今作も歴史(戦国時代)ファンを唸らせる1冊だ。 現実味がない、と言われていながらも、その存在がファンの脳裏を占め続けている(当社比)戦国大名の陣(備)。 その実態について、超マニアック、かつわかりやすい解説が展開されてい…

『真実の航跡』本日発売!

今回は一昨日(3日)くらいから販売されていたらしい。 なんで、今回に限って(苦笑) 小説すばるで連載を読んでいた『真実の航跡』が単行本化して、本日発売。 連載 → 読書会 →単行本 小説が世の中に出ていく中で、読者として最も多くのタッチポイントに立ち会…

〈今この瞬間を表現することで、未来への作品が生まれる〉読書感想:『「書ける人」になるブログ文章教室』 [ソフトバンク新書]

随分前の本だ。 ブログの読まれやすい文章の書き方だと思っていたら、ブログから「文学」を紐解くという変わったアプローチの1冊。 様々なWEBサービスを利用できる現代において、ブログは珍しいものではなくなった。むしろ、オワコンサービスとすら、思わ…

2019年2月読んだ本のまとめ。負荷を感じずに1月1冊達成!

ついに花粉が飛び始めた。 ここ数年全く同じ時期に耳鼻科へ行き、花粉症の薬をもらう。 これは、もう、“花粉症”のレギュラー化、ということなのだろうか・・・ いやだなあ(苦笑) さて、先月(2月)の読書を振り返ります。 2月の読書メーター読んだ本の数:29…

〈転落と再生の物語〉読書感想:『誉れの赤』 (講談社文庫)

文庫版再び。 やっぱり名作だ。 www.motiongreen.net 戦国時代、最強を唱われた武田家の中でもエリート集団だった「赤備え」 その武田家が滅んだことで味わった、徳川家での屈辱的な扱い。 だが、命を賭して示し続けた「赤」の系譜は、転落のその先に、再び…

〈ベタ設定だけど、飽きない展開〉読書:『きみがすべてを忘れる前に』 (宝島社文庫)

天狼院書店「入れ替え文庫」で交換した1冊。 我ながら、珍しい本を選んだものだ(笑) 学園モノ 幽霊モノ そして、恋愛モノ。 しかも、主人公・クロの姉妹が軒並みツンとデレ(爆) 設定はテンプレすぎるのだけど、読んで見ると、いいさじ加減なんだよなあ。 要…

〈きっと、アナタの身近にも、いるはず〉読書感想:『コンビニ人間』

思い出してみたら、いつぞやの目標の一つに「文学作品も読む」とあった。 昨日、水晶萬年筆 (中公文庫)読んだ。 この流れで、文学作品にも手を出していきたいところ・ www.motiongreen.net 来月初めていく読書会課題も、ちょうど文学作品。 というわけで、読…

『チンギス紀』単行本第四巻 3/26発売!

現時点ではカバー公開されていないけど・・・ さて、第四巻。 玄翁のことも気になるのだが、今巻は今までと少し趣が変わる。 (玄翁に負けているとはいえ)ここまでの戦果によりテムジンの領土は飛躍的に拡大。 同じ民族内の戦いから、外の民族との戦いへと舞…

〈リアルか、夢の中か。不思議な世界の物語〉読書感想:『水晶萬年筆』 (中公文庫)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 水が笑う 水に出会う リアルか、夢の中か。 なんだか不思議な作品に出くわしたものだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

〈書きたいことと、読みやすい文章は違う〉読書感想:『サクっと書けちゃう! 文章レシピ60』

タイトルが「サクっ」とか「レシピ」と書いているが、内容はそこから想像も出来ないくらい普遍性のあるテクニック。 1つ(本書では「レシピ」としている)につき2ページ~4ページと、比較的コンパクト。 文章書く上で気をつけるべきポイントが、イラストを使っ…

〈僕たちはなぜ満たされないのか?〉読書感想:『新釈 猫の妙術: 武道哲学が教える「人生の達人」への道』

最近、バガボンドを思い出す。 どれだけ戦っても強くなっても満たされない。 いや、むしろ、突きつけられる、自分という変えられない壁。 「天下無双とは、ただの言葉」 「力を抜いて、体の声に身を任せよ」 「自分につきまとうのは、どこまで行っても、自分…

〈目の前の選択肢を選んだが故に〉読書感想:『三木城合戦記  第四回 別所長治の悔恨』

いよいよこの戦いも終盤戦。 これまで、この物語は劣勢になりながらも希望を残して終わってきた。 だが、今回は絶望がちらつくラストになってしまった。 勇猛で義理堅い播磨武士の気質と、名門・別所家のプライドが、当主・長治をがんじがらめに縛り付ける様…

〈梁山泊のかけらを求めて〉読書感想:『チンギス紀 第二十三回』(小説すばる 2019年 3月号 [雑誌])

統括・宣凱再び。 北方御大久々の大増量回(150枚掲載!とある) 実は枚数だけみると、大水滸伝連載時と同じ枚数。 チンギス紀が大水滸伝よりも1号当たりの枚数が少ないことが改めて浮き彫りに。 御大、やはり往年のペースで書くのは難しいんだろうな。 まあ、…

〈1からPCDA〉読書感想:『図解 鬼速PDCA』

もはやおなじみとなったPCDA。 正直、あまり好きなシステムではないのだけど、可視化するには有効なのはよくわかる。 端から見れば、他者が何をどこまで、どのように行っているのか、実はよくわからないのが実態だから。 PCDAについては様々な本が出…

〈こんなんじゃなかった、となる前に・・・〉読書感想:『あるじは信長』 (PHP文芸文庫)

文庫版再読。 信長をあるじに持ったことで人生狂った方々の短編集。 ちゃんと読むと信長のせいじゃないことがほとんどなんだけど(苦笑) 尾張の一領主でしかなかった信長が飛躍していく過程において、その流れに乗っていったように見えた家臣たち。 でも欲望…

〈全ては、あの銀杏のように〉読書感想:『千家分流』

千家三部作の完結編。 3つの千家誕生につながる、宋旦と5人の子供たちの生涯。 ここまで来ると、創始者?の利休の姿はもはや伝説化して、はるか彼方の存在だなあ。 時代は既に江戸時代、太平の世が到来している。 宋旦はともかく、その子たちの世代になると…

〈変質した理想の果て〉読書感想:『走狗』

伊東さんの西郷三部作、その二作目。 実はこの作品が他の二作品をつなぐ、超重要な一作となっている。 『飛ぶが如く』で、その特質すべき性格と役割で、知名度を一気に上げた川路利良。 征韓論で対立する西郷と大久保、どちらにも組することなく、また西郷に…

〈事実を追いかけると、もう歴史は変わっていた〉読書感想:『関ヶ原前夜 西軍大名たちの戦い』 (角川ソフィア文庫)

日本史の通説の書き換えが飛躍的に進んでいる。 もはや義務教育で教わった“日本史”が過去のものになる日は遠くない気がする。 しかもそれは、“説”どころか、“事実”にも及んでいる。 (正確に言えば、“事実”と思っていたこと、ではあるが) 本書の原書は10年前…

〈千家と “侘び” 大成の道〉読書感想:『千家奔流』

千家奔流 作者: 井ノ部康之 出版社/メーカー: 読売新聞社 発売日: 1995/06/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (1件) を見る 千家再興 (中公文庫)の続編。 実は前作の中で、利休死後の千家についての結末は既に描かれている…

〈敵の名は剣客兵器〉読書(マンガ・コミック)感想:『るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─ 2巻』 (ジャンプコミックス)

なんで剣心青色? おかげでこの本見つけづらかったじゃないか(苦笑) さて、ひょんなことから左之助が合流し、剣心組が再びにぎやかに。 だけど、薫のお父さんを探すだけではやはり済まない北海道・函館。 斎藤をも打ち破った今回の敵。 今のところさっぱり強…