モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

2019-11-16から1日間の記事一覧

〈なんだってそんな中途半端なことをするんだ〉読書感想:『剛心』 第二回(小説すばる 2019年 12月号 [雑誌])

政治主導って、いつの世も面倒くさい!! ドイツに派遣された日本の若き建築家と職人たち。 異なる環境、言葉の壁、そして西洋建築全体に関する尽きない疑問。 そんな中でも短期間で正式な設計図を作成しなければならない。 しかし、新しい日本を担う意気込…

〈もう終わりにしようではないか〉読書感想:『三木城合戦記 命、散りゆけど(前編)』(第7回 小説すばる 2019年 12月号 [雑誌])

最終回前編。 すでに限界を超えた三木城。 命を賭けた幕引きへの戦いが始まる。 これだけの狂気じみた状況になれば、和議なんて口に出した時点で、味方に殺される。 戦いは始め方より終わり方が難しい。終わらせる方も命がけ。 もはや敵は外ではなく内にある…

〈最強の矛、現る!〉読書感想:『塞王の楯』第五回(小説すばる 2019年 12月号 [雑誌])

ついに現れた、最強鉄砲集団・国友衆。 そしてその鬼才・国友彦九郎。 現時点における“最強の矛”。 実績も知名度も匡介よりはるかに上。 そして、先々への需要も、目指す先も・・・ 絶対の戦力があるから戦いは起きづらくなる VS 絶対に落ちない城があるか…

〈よく、眼を開け〉読書感想:『チンギス紀 第三十二回』(小説すばる 2019年 12月号 [雑誌])

草原の覇者をかけた壮絶な戦い、いったんの完結。 丸々合戦パートという、息抜きが全く出来ない回。 しかも、岳飛伝ラストを彷彿とさせる全軍入り乱れての激闘。 第二部(仮)の終わりを告げるにふさわしい戦いの数々だった。 武力で若干勝るジャムカに対し、…

〈すごい作品が選ばれた!〉読書感想:『言の葉は、残りて(抄録版)』(小説すばる 2019年 12月号 [雑誌])

第32回小説すばる新人賞受賞作。 歴史小説が選ばれた、と書かれてあったので試しに読んでみてビックリ! 新人賞ってこんなにクオリティ高いのか!! 京都から頼朝の子・実朝に輿入れしてきた信子。 境遇を嘆きながら見ず知らずの東国へやってきた彼女を待ち…

〈始めたなら、終わらせろ〉読書感想:『三木城合戦記 餓鬼と修羅 第6回』(小説すばる 2019年 9月号 [雑誌])

戦国時代、数多ある籠城戦の中でも特に凄惨なものとして取り上げられる三木城攻防戦。 秀吉による、犠牲の少ない戦い方として、一時は勝算の声すら上がっていたこの戦いも、最近では籠城側からの視点も意識されるようになり、その地獄絵図が、完全包囲の残酷…