モーション・グリーン

ブログ開設13年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。400冊読破を目指して今日も読んでます。

へうげもの

【白黒つけるとき・数奇者のクロスロード】読書感想:『へうげもの(7) (モーニング KC)』

罪は許されることはないのか。 過ちは未来よりも重いのか。 侘びの境地へ、穏やかなる創意の路を見出したはずなのに。 宗二の死が、利休の半生を全否定していく。 宗二の髑髏を底にした、秀吉への一席が怖すぎる・・・ 己のやりたいことを実現させるために身…

【不完全の悟りとアナーキー in 日の本】読書感想:『へうげもの(6)』 (モーニング KC)

利休と織部、二人の理想と欲が、世間と乖離していき、そして交錯しながら、大きく交わって分岐していく。 丿貫という理想の佗茶人がこの世にいた時点で、すでに答えは出ていた。 究極の文化とは 達するべき姿とは それを自覚しながらも、かつての業から引き…

【織部が陥る わびの大穴】読書感想:へうげもの(5) (モーニング KC)

織部以上の変人にして芸の道人が次々に登場。 特に丿貫がいい味出している。きっとこの人は、日の当たる人生を歩まなくても幸せなんだろうな、とうらやましくなる表情が魅力的。 他にも長谷川等伯や高山右近など、この先著名になっていく人物が出てきた。 長…

【その男、チェンジングマン】読書感想:へうげもの(4) (モーニング KC) 古田織部誕生!

天下が秀吉を中心に回り始める。 そして、芸の頂には、巨匠・千宗易がそびえたつ。 決して相容れない様相が、作品の中から吹き荒れてくる。 混迷と狂気が同居する時代。 皮肉にも戦国の世が新たな局面を迎える一方で新たな世界が萌芽する。 美・芸・そしてわ…

夏をあきらめて・・・読書感想:『へうげもの』(3) (モーニング KC)

信長の死 必秀の台頭 そして秀吉からの誘い 俗世での出世欲 意外と(笑)重要な役割が与えられる などなど 左介にとっては激動の第3巻。 信長殺しの真相を知ってしまった左介。 これで、左介と秀吉の関係がただならぬことになりそうだけど・・・ その一方で、…

本能寺に潜む、非常のライセンス!読書感想:『へうげもの』(2) (モーニング KC)

『へうげもの』が採用した、本能寺の変の真相。 光秀が実行犯ではあるものの、黒幕どころか斬ったのが秀吉かよ! 数奇ものへの道を開いた主君・信長へのあこがれが強くなっていた左介。 これ、左介と秀吉の相容れないフラグたちまくっているじゃないか・・・…

君は“物”のために死ねるか!?【読書感想】『へうげもの(1)』 (モーニング KC)

きちんとした?武将で武功もある。 このままいけば、それなりの待遇で生涯を終える。 本編の主人公、古田左介(後の古田織部)は、おそらくそういう武将であっただろう。 ただ 彼には武将としての本懐以外に、 いや 本業以上に命を賭けていることがあった。 そ…