モーション・グリーン

紆余曲折を経てブログ開設10年越え!たぶんこれからも本の感想とか特撮(仮面ライダー)とか映画とかアニメとかドラマの感想書いていきます。

読書感想

【血と涙の果てにある希望】読書感想:大友二階崩れ

この物語は、暗い。 この物語は、救いがない。 この物語は、絶望が漂う。 でも、最後まで読めば、見えるはずだ。 蛍火のような、細くて微かな、希望の道が。 信じ続け、守り続けてきた、信念の道が。 だから、くじけず、最後まで読んで欲しい。 その瞬間に感…

2018年6月読んだ本のまとめ。年初目標達成が見えてきた!!

あったかどうかわからない(笑)梅雨が終わり、いよいよ夏。 1年も半分が終わり、下期へ。 夏が来ると、秋もきっとすぐそこに・・・ 毎度のことながら、1年は始まるとあっという間だ。 というわけで先月(6月)の読書まとめをUP。 目標は26冊。 前月まで1冊貯金…

【再起の未来へ】真実の航跡 第7回(小説すばる 2018年 7月号)

追い込まれた鮫島に舞い込んだ、打開の知らせ。 まさか、大本である司令部の証人が見つかるとは・・・ 遂行した方だけじゃなく、命令した方にだって、敗戦は傷を残した。 手を汚していないからこそ、ぬぐえない悲しみがある。やはり、負けるのは辛い。 今回…

【あの2人が登場!】チンギス紀 第十五回感想(小説すばる 2018年 7月号 [雑誌])

連載も一五回目。ここまでが第三巻の内容になるのかな? ドドエン・ギルテ死後の世界。 やはり大物がいなくなると、色々変わってきている。 表向きは大きく動いてはいないけど、それぞれの心境は大きく揺れ動く。 テムジンはステージが上がった感じ。 兵力の…

【貧乏くじ名将の輝き】読書感想:奥羽関ケ原 

戦国時代。 実力は間違いなくあるのに、どうも結果に恵まれない人間がいた。 いわゆる、貧乏くじばかり引く者。 戦国時代ファンが集まると、「あのとき~だったらなあ」と話題にのぼる人物や事態は、だいたい一緒だ(笑) 知る人は指をたくさん折って(笑)名前…

2018年5月読んだ本ベスト & 6月読みたい本・期待本

◆2018年5月読んだ本ベスト 5月も、たくさんの本と巡り会えました! 正直5月は相当悩みましたが、読んだ本ベストの発表です。 www.motiongreen.net 5月読んだ本マイベストは、 (148)黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書 …

2018年5月読んだ本のまとめ

5月も、あっという間だった。 例年通りなら、そろそろじめじめした日々がやってくる。 今月が終われば半年経過か・・・ さて、嘆いても仕方がないので、先月(5月)の読書まとめ。 目標は26冊。 前月まで2冊貯金があるので、24冊でも予定はクリア。 結果は以下…

【読書感想】三木城合戦記 加代の戦場 第1回(小説すばる 2018年 6月号) 秀吉の城攻めイメージが変わる?!

豊臣(羽柴)秀吉の代名詞の一つ、城攻め。 物量作戦と念密な城の包囲で敵を脱出させず、味方の犠牲を最小限にとどめ、敵の死傷者も最小限。一時、信長の殺戮実績と対比され、平和的な手法とさえ言われてきた。 けど、兵糧攻めにされた籠城側からすれば生き地…

【読書感想】真実の航跡 第6回(小説すばる 2018年 6月号) 近くて遠い真実への扉!

前回に引き続き裁判。一度始まってしまうと、鮫島も周辺の人間との絡みが少なくなり、裁判オンリーの展開に。 それにしても、この問題(この問題に限った話しではないにしろ)様々な細部が焦点になっていて、全体像が掴みづらい。 傍聴側からすると日本側の(そ…

チンギス紀 第十四回(小説すばる 2018年 6月号 [雑誌])感想 ドドエン・ギルテ、小細工で散る

どこか、自分の評価を決めてしまっていたところ、あったなあ。 テムジンVSドドエン・ギルテ 決着。 モンゴル民族統一への攻防はいよいよ大詰めへ。 物語当初から、どこか歪んでいるモンゴル民族の統領たち。 そんななか、奇襲やら暗殺やら、手段を選ばない…

2018年4月読んだ本ベスト & 5月読みたい本・期待本

◆2018年4月読んだ本ベスト 目標冊数こそ届かなかったものの、4月は良本・名本がたくさんでした! その本の中から、4月読んだ本ベストの発表です。 www.motiongreen.net 4月読んだ本マイベストは、 信長を生んだ男 です! 著者の霧島さん。これが著作2作目と…

2018年読破本 100冊越えました!

本日、新テニスの王子様 23 (ジャンプコミックス)読破で、 2018年読破本100冊越え達成! 例年より早いんじゃないか?と思い、過去の記録調べてみた。 〈以下 その年の100冊目読破日〉 ・2017年 6月25日 ・2016年 5月23日 ・2015…

2018年4月読んだ本のまとめ

4月終わった。 GW終わると、連休ない~なんてわめいていたのも昔の話し(笑) 今は知っている。 5月も、6月も、気がつけばあっという間。 6月終わったら、1年の半分終わっているのだ! 連休待ち望むよりも、やることやらないと(汗) というわけで(前置き…

【読書感想】“最高”の理不尽を噛みしめよ!「信長を生んだ男」感想 

敬愛する作家・御大こと北方謙三は、志半ばで死んでしまった、作品の登場人物への死なせ方に関する読者の質問に対し、こんな回答をしたことがある。 (ちなみに、私、この現場にいたので、光景をよく覚えてます) 勝利と建設の観念を具現化した人物が楊令だ…

【読書感想】真実の航跡 第5回(小説すばる 2018年 5月号 [雑誌])。公判始まる、重き扉・崩れる偶像 真実は是か非か・・・

遙か昔、自分は裁判を傍聴したことがあった。 きっとその日は(いや、その日も)事件を、罪の実態を明らかにする 長い過程の1シーンだったんだろう。 自分は、本当はそもそも、その部屋に入る資格すらなかった人間だった。 けど、そんなことを考えず、後学…

【玄翁再び】チンギス紀 第十三回(小説すばる 2018年 5月号 [雑誌]) 感想。玄翁=胡土児ほぼ確定!?

魔人玄翁再び。 ラシャーン交渉失敗するかと思いきや、意外意外な結果に。 しかも死域らしきところまで到達するとは・・・玄翁大柄な女性が好みか(笑) 玄翁、金国への憎悪が相当なものになってる。 こりゃ、金国を滅ぼすために必要な人材を、モンゴル部族…

【読書感想】武者始め アイディアで“史実”を飛び越える、これぞ歴史の楽しみ方!

「あ~ありそうありそう」と言ってしまう、名将達の若き時代の片鱗。 近年の歴史小説は長編もさることながら、短編も読み応えがある。 短い(少ない)スペースで完結させなきゃいけない難しさはあるものの、凝縮された物語は中だるみしづらく読みやすい。 そし…

【さらば強敵よ、愛しき人よ】センゴク(13) (ヤンマガKCスペシャル)

朝倉滅亡。 まあ、前巻で実質滅んでいたけど。 それでも、朝倉と斎藤の想いを託された最後の魂・鳥居との決着をきちんと終えなければ、信長にとってもセンゴクにとっても終わりとは言えなかった。 鳥居の騎士道話しは、この作品の中で「あ、ちょっと寄せたな…

【読書感想】「西郷の首」維新に刻まれた、石川県士族の苦悩と執念

伊東潤が挑んだ、西郷隆盛三部作の最終巻(あ、走狗読んでない・・・)。 運命のいたずらで西郷の首を取ってしまった文次郎と、大久保の命を絶った島田一郎。 奇しくも同じ加賀藩士ということ自体が、秋山兄弟と正岡子規が同郷(同時代人)以来の衝撃だった。 が…

2018年3月読んだ本ベスト & 1~3月読んだ本ベスト10

◆2018年3月読んだ本ベスト 3月は歴史小説たくさん読もうかな、と(密かに)思い読んでいたせいか、 いつも以上に歴史小説(そしてマンガ)の割合が多いな(汗) さあ、そんな中で、3月読んだ本ベストは 運は操れる (望みどおりの人生を実現する最強の法則) です! …

2018年3月読んだ本のまとめ

1年の4分の1、終わってしまった。 例年だと、ここからが早いんだよなあ・・・ さて、3月の読書まとめです。 目標は26冊でした。前月まで1冊貯金があるので、25冊でも予定はクリア。 3月の読書メーター読んだ本の数:28読んだページ数:6915ナイス数:216 2…

【散るものたちへの挽歌】読書感想:センゴク(12) (ヤンマガKCスペシャル)

朝倉殲滅戦 やってくれると思っていたらここまで細かく、ドラマティックに描いてくれるとは! 通説ではこのあとの長篠の合戦に焦点が集まり、 浅井朝倉を滅ぼした、 くらいしか記載されないことが多い。 しかし 第2次朝倉攻め(今巻の内容)は桶狭間の戦いと…

【読書感想】維新の肖像 僕たちの“読書”を、この本から変えていこう。

以前、合戦の日本史 (文春文庫)を読んで興奮したことがあった。 一流の歴史小説作家の対談の中で、「司馬遼太郎の次」というテーマが出てきたことだ。 司馬遼太郎という偉大な作家の良し悪しに触れつつも、彼が知りたがった日本人の本質(ルーツ)、数多くの…

読書感想:センゴク(11) (ヤンマガKCスペシャル)  “無”への道!

信長包囲網が生み出した、最大の危機。 追い詰められたかに見えた信長。 あの三方ヶ原の戦いを経て、信玄との“見えない”戦いを経て、彼は大きく広くなった。 普通であれば信玄死す、で終わるところを、信玄が墜ちるまでの短い期間を濃厚に描くこの作品は、こ…

【読書感想】これぞ、島津の底力! 回天の剣―島津義弘伝〈下〉

弟が残した切り札。 回天の策をもって、龍伯天下に筋を通す 漢たちが託した、武士の誇り。 想いを背負い、維新天下に武を刻む 天野島津伝、いよいよ後編。 後編になっても、救いようのない島津分裂、忠恒大暴走、島津敵中突破という至高の一手でも、あと少し…

【読書感想】真実の航跡 第4回(小説すばる 2018年 4月号 [雑誌])。公判前夜、繰り出す決意 「真実の航跡」を求めて!

公判前夜。 思うに 結果も大事ではある一方 日本人として逃れられない現実と、それでも前へ進もうとする歩みの大切さ. これがこの作品の持つもどかしさ(笑)とパワーなんだなあ、と改めて実感。 鮫島の泥臭さはちょっと暑苦しい気がしてきたけど(笑) それでも…

【読書感想】チンギス紀 第十二回(小説すばる 2018年 4月号 [雑誌]) 玄翁(胡土児?)争奪戦!テムジン“狂”への渇望か

玄翁とテムジン、一気にご対面なるか! と思ったけど 流石にそれは速すぎるか・・・ 対面したら、この作品の大きなターニングポイントになるのは間違いないからなあ。 だが、玄翁と魔物五十騎を巡り、獲得に動き出す各陣営。 文字通り台風の目であり、一発逆…

【読書感想】衝天の剣 島津義弘伝 (上) 悲劇と喪失の連鎖 それでもあがく漢たちの物語

島津は失った。かけがえのない命を。 島津は割れていった。すれ違い、迷い、そして崩れていく・・・ それでも、漢たちは秘め続けた。 消えない炎と、天を衝く剣を。 墜ちた島津家 その迷走と激情の物語。 衝天の剣 島津義弘伝 上 作者: 天野純希 出版社/メー…

【死なぬため!生きるため!】読書感想:センゴク(10) (ヤンマガKCスペシャル)

新説・三方ヶ原の合戦。 次から次へとエース級が出てくる武田軍。 歴史知らない読者でも、「なんかすごそう」が感じ取れる書き方は流石だなあ。 そして、通説とは異なるとはいえ、完全に手玉にとられる徳川軍。 上空から、足元から、様々な視点を駆使して、…

【読書感想】江戸を造った男 「あんたの仕事に対する姿勢は、この国で仕事をする者たちすべてが見本にすべきだ」

歴史から学べ。 この本から、我々はそのやり方ではなく、その根底にある志や姿勢、信念を学び、全身に染み渡らせなければならない。 本著は歴史小説であると同時に、ビジネス書としても高い評価を得ている1冊だ。 当ブログでも何度も取り上げている伊東さん…