モーション・グリーン

2018年、目標は読書300冊読破!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

読書感想

【金国、草原への進出か】読書感想:『チンギス紀 第十八回』(小説すばる 2018年 10月号 [雑誌])次回、テムジンVS玄翁 雪辱戦の予感?

あの森林での大虐殺の余波が大きすぎる。 なんせ実行したトクトア自身が残影引きずってる。 鮮やかに勝ちすぎても良くないんだろうなあ。 優勢だったケレイト王国の敗走によって、モンゴル民族同士の戦いは再び混沌の中へ。 そして、ついに、金国が、動く。 …

【言われる側は大変だ】読書感想:『世田谷代官が見た幕末の江戸 日記が語るもう一つの維新』( 角川SSC新書)

世田谷が井伊家の飛び地 飛び地が江戸の食料・軍事基地、 などなど、知らなかったことが次々と飛び出してきた。 代官・大場家の苦労が忍ばれる内容が書かれており、いつの世も言われる側は大変だ(涙) この手の本読むと、つくづく、記録って大切だ、と実感…

【家族の幸せよりも武士の幸せを優先した夫婦の物語】読書感想:修羅の都 

作家・伊東潤はちょくちょくこの言葉を使う。 『リーダビリティ』 わかるようなわからないような言葉だが、要するに読みやすさ、読み応え、読了感のよさ、ということらしい。 実際、御本人は単行本の文庫化に際して、校正を行い、より『リーダビリティ』を高…

【僕たちが、あの結末以外の道へたどり着くために】読書感想:『るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─ 1 』(ジャンプコミックス)

色々ありながらも(苦笑)剣心がまた帰ってきた。 構想途中で見送られた北海道編がついに開幕・・・感慨深い。 なんといっても、当時の我々(連載・アニメ・OVAをリアルタイムで見ていた世代)からすると、本編の続編は、るろうに剣心 追憶編になってしまう。 こ…

【過去を、未来を切り開く国家プロジェクト!】読書感想:『平城京』 

表紙を見たとき、その幻想的な色彩に目を奪われた。 でかでかと書かれたタイトル『平城京』と、その色合いは、自分の中で奇妙な感動を生んでいた。 イメージしていた平城京は、もっとモノクロだったから。 (ホント、勝手な思い込みと知らなきゃいけないんだ…

【僕たちが知るべき東京(江戸)】読書感想:川と掘割“20の跡"を辿る江戸東京歴史散歩 (PHP新書)

気がつけば、東京五輪まで2年を切った。 多々問題を抱えながらも、準備は着実に進んでいるらしい。 なんだかんだ言いながら言われながら、この五輪があったから、ここを目標に、多くの選手や人々が躍動している。徐々に、楽しみが膨らんできているのが素直…

2018年8月読んだ本のまとめ。読破200冊突破!さあ、達成しにいくぞ

夏だから仕方がないけど 今年の8月は本当にキツかった。 先月の殺人的な暑さほどではないにしろ、暑い日々が続いた。 ちょっと体調も崩した。 まあ、どうにか乗り越えられたけど、そこで満足しちゃいけないわけで・・・ 先月(8月)の読書まとめ。 年間目標の3…

【“司馬観”で育った人たちへ】読書感想:『ビジネスエリートの新論語』 (文春新書)

後の司馬遼太郎が描く(というかボヤく)ビジネスマンの本質。 口調がこの当時から司馬口調で、視点も司馬観。 それでいて本質をどんどん露わにしながら読者に突きつけてくる様は、やっぱり本人だなあ(笑) ただ、口調はともかく、御本人の目指す方向が決まって…

2018年読破本 200冊突破越え!

昨日、新九郎、奔る! (1) (ビッグコミックススペシャル)読破。 これで、2018年読破本200冊越え達成! 数えるまでもなく、ここ6~7年で最速! 「年間300冊読破」達成への単純ペースは4ヶ月に100冊。 なので、 8月末で200冊読破していれば…

【2018年に読むべき オススメマンガ!】読書感想:『新九郎、奔る! (1)』 (ビッグコミックススペシャル)

日本史好きな方が何人も、twitterで、リツイートやらコメントやら寄せている作品があった。 しかも、マンガ。 日本史好きな方は、マンガには辛口だ(※個人的な見解です) ディティールにうるさく、史実と比較をし、「こんなんじゃない」と一刀両断する。 フィ…

【これぞ連載のおもしろさ!】読書感想:三木城合戦記 亡者の生還 第2回(小説すばる 2018年 9月号)

タイトル(副題)見て、驚いた。 で、読んでみて、さらに驚いた。 前回のメイン・加代が、そのまま本作のメインとして最後までいくのかと思いきや。 今回はメインを変えてくるとは。 ナルホド!こいつは思い込みだった。 連載向きの上手いやり方だ。 www.motio…

【航跡の、その先へ】読書感想:真実の航跡 最終回(小説すばる 2018年 9月号)

それは、終わりではなく、始まり それは結果ではなく、そこに至る過程 例え、望んだものが得られなくても それに費やした時間や行動が、道となって渦となって、人を突き動かしていく。 結局、裁判の結果は変わらなかったし、日本が抱えている問題はこれから…

【大軍の落とし穴】読書感想:チンギス紀 第十七回(小説すばる 2018年 9月号 [雑誌])

いなさそうだったのに この世界にもいたよ、ノラ息子(涙) 大軍が勝つとは限らないのは、実際の戦闘でも北方文学でもおなじみなんだけど(苦笑) ここまで派手に負けるとは・・・ 前回、テムジン・ジャムカ連合軍が切り開いた、トクトア撃退の道。 ケレイト王国…

【もしかして、金持ちへの扉、閉じてない?】読書感想:『金持ち体質と貧乏体質』

企業が副業が解禁、というニュースを聞くようになった。 目的は副収入を獲得させることではないのだけど、結果としてお金を稼ぐ機会が増えるかもしれない。 実際、本業以外でお金を稼ぐ方法やテクニックが色々話題になっているけど、そもそも、お金が貯まり…

【決戦シリーズは軍神をどう描いたか?】読書感想:決戦!川中島 (講談社文庫)

決戦シリーズで唯一?単行本読み損ねた1冊。 で、文庫版を機に読んで見たけど、総合点じゃ完成度はイマイチ。 どうした、みなさん、って思ってしまった・・・ 信玄や謙信の深掘りをほとんどの方がしていないことと、比較的みなさん通説寄りな展開だったため…

【終わりなき願いの先へ】読書感想:敗れども負けず

短編集。これぞ、って感じ。 時代バラバラで、背景も、題材もどこか違うものばかり。 でも、根底にある意地とか、信念とか、誇りとか。目に見えない不屈の思いが根底にあるのが、読んでいて伝わる。 まず時代や地域のチョイスが渋い。 そして比較的地味で、…

2018年7月読んだ本のまとめ。貯金があるなら挑まなきゃ

殺人的な暑さの7月。 そう まだ7月。 にも関わらず40度超えとか、災害クラスの暑さとか、なんだかヒドい言葉が並んだ月だったなあ。 しまいには、エアコン使ってください、だと。 電力足りないから節電してね、って言ってた2011年は何だったんだよ・・・ と…

貴方は直視できるか?ある愚将の生涯を【読書感想】「奪うは我なり 朝倉義景」感想 

歴史を知るというのは、結果を知るということだ。 その者が偉人だったのか、愚者だったのか、後世に生きる我々は、結果を知っている。だから、その事実が間違いではない限り、我々の基準が変わらない限り、偉人は偉人。愚者は愚者のままだ。 自然と、偉人は…

【託された未来】真実の航跡 第8回(小説すばる 2018年 8月号)

前回、ようやく現れた起死回生の証人。 これが頼みの綱 と 期待して、今回の第8回。 出てくる機会すらない結末、 「えーーーーーーーーーーーーー!」 そりゃないよ伊東さん(涙) あの煽りは何だったんだ(苦笑) 予想していたとはいえ、五十嵐はやはり助からな…

【若き英雄たちの演武】チンギス紀 第十六回(小説すばる 2018年 8月号 [雑誌])

テムジンとジャムカがついに共同戦線! VSトクトア戦 開幕。 今号はほぼこの2人視点で物語が進行。トクトア戦の後日談もきっちり描かれていて、少年漫画みたいにどシンプルな構成(爆) 今のところ息はピッタリの2人。 しかもお互いの戦術も理解しつつ、ど…

【血と涙の果てにある希望】読書感想:大友二階崩れ

この物語は、暗い。 この物語は、救いがない。 この物語は、絶望が漂う。 でも、最後まで読めば、見えるはずだ。 蛍火のような、細くて微かな、希望の道が。 信じ続け、守り続けてきた、信念の道が。 だから、くじけず、最後まで読んで欲しい。 その瞬間に感…

2018年6月読んだ本のまとめ。年初目標達成が見えてきた!!

あったかどうかわからない(笑)梅雨が終わり、いよいよ夏。 1年も半分が終わり、下期へ。 夏が来ると、秋もきっとすぐそこに・・・ 毎度のことながら、1年は始まるとあっという間だ。 というわけで先月(6月)の読書まとめをUP。 目標は26冊。 前月まで1冊貯金…

2018年読破本 150冊越えました!

本日、機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST(5) (角川コミックス・エース) 読破したことで、 2018年読破本150冊越え達成! 100冊突破が、今年の5月だったことを考えると、決して遅くはない。 www.motiongreen.net むしろ、単純計算だと、6月終了前…

読書感想:江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記 (文春新書) 知られざる旧江戸幕府勢巻き返しのシナリオ!

司馬作品の熟読者なら、思い出すかもしれない。 明治前夜。 無血開城された江戸城の元、江戸は無抵抗で新政府のものになった。 教科書ではそんな体で書かれていたかもしれないが、実態はそんなことはなかった。 いや、むしろ真逆と言ってもいいかもしれない…

【再起の未来へ】真実の航跡 第7回(小説すばる 2018年 7月号)

追い込まれた鮫島に舞い込んだ、打開の知らせ。 まさか、大本である司令部の証人が見つかるとは・・・ 遂行した方だけじゃなく、命令した方にだって、敗戦は傷を残した。 手を汚していないからこそ、ぬぐえない悲しみがある。やはり、負けるのは辛い。 今回…

【あの2人が登場!】チンギス紀 第十五回感想(小説すばる 2018年 7月号 [雑誌])

連載も一五回目。ここまでが第三巻の内容になるのかな? ドドエン・ギルテ死後の世界。 やはり大物がいなくなると、色々変わってきている。 表向きは大きく動いてはいないけど、それぞれの心境は大きく揺れ動く。 テムジンはステージが上がった感じ。 兵力の…

【死闘と嫁取りと軍神と】読書感想:『センゴク天正記(5)』 (ヤンマガKCスペシャル)

馬場美濃を初めとした、渋い方々の壮絶な死が描かれた前半 センゴク嫁取りのすったもんだが描かれた後半 なんだかものすごいアップダウンの1冊になっているが、常に死闘・殺し合いってなるほど、今の織田家は貧乏暇無し、ということではないはずなので、こ…

【殲滅のときに候】センゴク天正記(4) (ヤンマガKCスペシャル)

新説・長篠合戦。 「織田徳川連合軍が、鉄砲で武田軍団を壊滅させた」 こんな簡潔な文章で終わらせられない修羅場が、全編を通じて広がっていた。 信長が見せた冷酷さ、 数多の命と引き替えに得るべき勝利が見えた、だからこその決断。 戦国時代、織田信長が…

【貧乏くじ名将の輝き】読書感想:奥羽関ケ原 

戦国時代。 実力は間違いなくあるのに、どうも結果に恵まれない人間がいた。 いわゆる、貧乏くじばかり引く者。 戦国時代ファンが集まると、「あのとき~だったらなあ」と話題にのぼる人物や事態は、だいたい一緒だ(笑) 知る人は指をたくさん折って(笑)名前…

【血と涙の総力戦!】読書感想:銀魂―ぎんたま― 73 (ジャンプコミックス)

無理だ、勝てっこない. 何度 何度 そう思っただろう。 散っていく仲間達 消えていく命の光 ほんの数巻前まで、ギャグしてたじゃん。ボケとツッコミしてたじゃん。 その相手、いや、その本人すら、目の前に転がっていた・・・ あと一歩 あと一歩 そう、確かに…