モーション・グリーン

ブログ開設13年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。400冊読破を目指して今日も読んでます。

読書感想(エッセイ)

〈2019年、僕らに最も欠けているもの〉読書感想:『野心のすすめ』 (講談社現代新書)

例え昔の本であろうと、今出会えてよかった、と思える本に会うことがある。 この本は、まさに今の自分が読むべき1冊だった。 「野心」とあるが、大仰に構えることはない。 著者の林さんほどガツガツしなくても(笑)「野心」を向上心、とか、こだわり、くらい…

【例え、下りゆく世界だとしても】読書感想:下山の思想 (幻冬舎新書)

この本が発売されたのが2011年12月。 当時、確かこの本は話題になり、著者の五木さんはテレビ番組に出演して「下山の思想」について、お話ししていたような気がする。 五木さんは『生きるヒント』など、様々な本を通じて、エネルギーをもらっていた。 だけど…

【暖かい1冊】読書感想:『愛さなくてはいけないふたつのこと あなたに贈る人生のくすり箱』 (PHP文庫)

再読。 不思議なことに、初見と同じところでグッときて 初見と違うところで唸りながら読み切った。 なめらかだけどどこか力強く それでいて明るい。 紙に書かれた文字のはずなのに、何かエネルギーを感じさせる、不思議な一冊。 時間を、相手を、何より自分…

【三国史上に残る名エピソード】読書感想:『三国志激戦録』 (光文社時代小説文庫)

雑誌連載の短編をまとめた、三国志関連の一冊。 小説と言うよりエッセイなのだが、近年三国志本を多数手がけている三好さんなだけに、独自目線が随所随所に入ってくるのが小気味よい。 三国志は子供の頃から読んできたけど、もはや原典をなぞるだけの三国志…

【2016年読破本123】はじめて考えるときのように―「わかる」ための哲学的道案内 (PHP文庫)

考えることを考える本。 「考える」ってウーンウーンうなることとか、頭を抱えるといった動作を連想してしまうけど、そもそも実態が見えないこと、だよなあ。 あまり考えたことのない、「考える」ということを様々な観点から考察。 最近じゃ珍しい左開きで、…

【2016年読破本57】ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)

再読。 初回の感触と変わらない、やわらかな文調でストレスなく読み終えられた。 初回よりもかみ砕いてみる。 要はちょっとずつでいいから繰り返す。 過程を楽しむ。 小手先ではない自分の根っこを伸ばす。 などなど。より根本的なところにフォーカスするこ…

【2016年読破本54】愛さなくてはいけないふたつのこと あなたに贈る人生のくすり箱 (PHP文庫)

松浦さんの本は、文章なのに、どこか音のように感じる。 人間がどこかで持ち続けている不安とか孤独について、包み込みながらも、どこか激励の思いがこもった文章。 心の根っこに力を与えてくれる。 この方の本なら「愛してあげよう」と言われても、照れずに…

【2015年読破本173】言葉尻とらえ隊 (文春文庫)

言葉尻が気になる、という神経質?器の小さい?みね子さん。 本書は、時事ネタや気になったことの細かいところをツッコミ続けていくエッセイ(コラム)。 だが、悪気は無く(?)、そして重い内容ではない。 1つのネタを見開きサラッとつついて終わるケース…

【2013年読破本217】文・堺雅人 (文春文庫)

素直な文を書く人だ。 そして不思議な人だ。 よくよく読むと、アンテナが全て仕事に向けられているのに、始まった文章が、あれよあれよというまに不思議な方向へ進み、そしてどこか余韻を残して終わる。 きっとこの方・堺雅人の頭の中は、こうやって浮かんで…

【2013年読破本91】「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)

アニメファンなら知らぬ者のない巨匠・富野御大が語る、社会と家族の話。 「家族は修行する場所」 「家族といえども一つの社会。プレッシャーがあってしかるべき」 など、余人ではおめにかかることのないコミュニティのありかたが定義されている。 読みなが…

【2012年読破本120】若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

村上春樹の短編小説講義。 作品の中だけではなく、時代背景や傾向にも触れていきつつ、その作品の魅力や謎に迫っていく語り口は、リアル授業できいたら面白かっただろうなあ。 読者に伝わることが重要で、極端な話、伝えなくてもいい、という割り切った言い…

【2010年読破本170】ちょっとした勉強のコツ

連載のエッセイをまとめた1冊。 章ごとのスタートは別々なれど、指摘しているポイントはほぼ同じにたどり着くので、非常に一貫性がある。 普通なら「また同じこと言ってる」と軽視してしまうのに、ドンドン読めてしまうのは、繰り返し述べていることがとても…