モーション・グリーン

ブログ開設10年を突破!マイペースで読破本とか特撮(仮面ライダー)とかアニメとかドラマとか。

読書感想(小説)

読書感想『敵の名は、宮本武蔵』物語が動かされる、その鼓動が響いてくる傑作!

2017年に読んでいたら、間違いなくベスト20に入る1冊でした! 敵の名は、宮本武蔵 作者: 木下昌輝 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/02/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 実はこの本、Facebookで参加している歴史コミュ…

【読書感想】戦国24時 さいごの刻(とき)。着眼点に息を呑む新感覚の短編集

戦国24時 さいごの刻(とき) 作者: 木下昌輝 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2016/09/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 豊臣秀頼、今川義元など、有名な戦国武将の中には非業(?)の死をとげた者達がおり、その死に際は、生き様と合わせて、…

【読書感想】真実の航跡 第2回(小説すばる 2018年 2月号 [雑誌])。日本人の美徳が生んだ悲劇

伊東さん、耳が痛いです(笑) 小説すばる 2018年 02 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/01/17 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 現代(といっても戦後すぐではあるけれど)から過去を紐解く形式で進むこの作品。 ダートマス号事件が…

【読書感想】チンギス紀 第十回(小説すばる 2018年 2月号 [雑誌])。英雄折れず、テムジン疾風の大反撃!

その姿は、人の想いをつなげた。 その叫びは、人を動かした。 負けは終わりに非ず。負けは次への始まり。 一皮むけたテムジンの反撃が始まる。 小説すばる 2018年 02 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/01/17 メディア: 雑誌 この商品を含む…

【読書感想】さらば愛しき魔法使い。きっと次回は「帰ってきたドラ○もん」展開に違いない(笑)

さらば愛しき魔法使い 作者: 東川篤哉 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/04/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 魔法で事件を解決?してしまう、掟破り(というか反則)魔法使いと刑事のドタバタ事件簿第3弾。 難事件を魔法で解決…

【読書感想】決戦!賤ヶ岳 創られた英雄への鎮魂歌

決戦!賤ヶ岳天野 純希 矢野 隆 吉川 永青 乾 緑郎 土橋 章宏 木下 昌輝 簑輪 諒 講談社 2017-11-21by G-Tools 賤ヶ岳の戦いを題材にした決戦シリーズ。 今回は七本槍をきれいに七人の作家サンで一人ずつ描いている。基本この七人はその後不遇なので(笑)どう…

【読書感想】曹操残夢―魏の曹一族 (中公文庫) 夢の跡を任された者達の結末・・・

曹操残夢―魏の曹一族 (中公文庫) 作者: 陳舜臣 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2008/05/23 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (6件) を見る やっぱり孔明が死んだ後の三国志って、魅力が半減するよなあ、ということを再…

【読書感想】桶狭間の四人。それは願いの先に訪れた、奇跡のエピソード0

桶狭間の四人 光秀の逆転 作者: 鈴木輝一郎 出版社/メーカー: 毎日新聞出版 発売日: 2017/07/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る いやはや、このシリーズ、前作で“史実上”終わっていて、あとは本能寺やれるかどうか、なんて思っていたら、なん…

2017年読んだ本のまとめ

2018年初めの更新は、毎年恒例(?)の 昨年(2017年)読んだ本を一挙にお届けします。 まずは冊数などの、数字の結果から。 2017年の読書メーター読んだ本の数:239読んだページ数:53379ナイス数:1648 2016年よりは読めた、でもその前の数年より…

【読書感想】乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益。これは傑作だ!

2017年末。すごい作品とすごい著者に巡り会いました。 乱世をゆけ 織田の徒花、滝川一益 作者: 佐々木功 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2017/09/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 聞くところによると、この本がデ…

【読書感想】でれすけ (文芸書)。これは、きっとこの先の貴方の物語。

「残り時間は減っていく。しかしそれでも、過去のためではなく、将来のために生きている限り、人の時間が止まることはない。」 でれすけ (文芸書) 作者: 簑輪諒 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2017/08/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) …

【読書感想】真実の航跡 第1回(小説すばる 2018年 1月号 [雑誌])。伊東潤、“近くて遠い”時代に挑む!

小説すばる 2018年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/12/16 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る 小説すばる2018年、いよいよ伊東潤さんの新作が連載スタート! 今年様々な対談やコメント拝見して、非常に志の高い領域を…

【読書感想】チンギス紀 第九回(小説すばる 2018年 1月号 [雑誌])。テムジン激昂、勝ち目なき死闘へ

一時の幸せ 襲いかかる魔の手。 そして 予期された別れ。 怒れるテムジン、必至の戦場へ。 小説すばる 2018年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/12/16 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る ついに反テムジン陣営が結集、…

【読書感想】チンギス紀 第八回(小説すばる 2017年 12月号 [雑誌])、テムジンに訪れる試練の時

集まる星 高まる期待。 そして、まとまる凶星。 痛みを伴う刻が、迫る。 小説すばる 2017年 12 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/11/17 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る ただ勝つのではなく、勝ち方を見出し、勝つまでの形を作…

【伊東潤作品の新たな形】城をひとつ

「城をひとつ、お取りすればよろしいか」 城をひとつ 作者: 伊東潤 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/03/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 何度読んでも本当にシビれる一言から始まる、伊東さん会心(当社比)の1冊。 巨鯨の海で見せた世…

【テムジンの父親は、やはり・・・】チンギス紀 第七回(小説すばる 2017年 11月号 [雑誌])

駆け巡る、若き希望。 その脳裏に映るのは、目の前の、その先の風景。 そして、母の脳裏に宿る、まだ見ぬ“父”の秘密 小説すばる 2017年 11 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/10/17 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 民族として、…

【読書感想】信長嫌い

信長嫌い 作者: 天野純希 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/05/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 織田信長という男は、物語映えする男。 最近、ふとそんなフレーズが浮かんだ。 人物像としても、その人生としても、その頭の中、時代背景…

【読書感想】決戦!関ヶ原2

決戦!シリーズ、まだまだ続いてます。 そして舞台は再び関ヶ原!! 決戦!関ヶ原2 作者: 葉室麟,東郷隆,宮本昌孝,冲方丁,天野純希,吉川永青,簑輪諒 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/07/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見…

【読書感想】曹操のライバルは、やはり袁紹だった 「孟徳と本初 三國志官渡決戦録」

・・・・・・俺が勝てたのは、本初の下に郭図という裏切り者がいたからに過ぎん 孟徳と本初 三國志官渡決戦録 作者: 吉川永青 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/07/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 劇史三国志シリーズ、待望の…

【読書感想】チンギス紀 第六回(小説すばる 2017年 10月号 [雑誌])

一つになる。求められた声を掲げ、テムジンは動き出す。 小説すばる 2017年 10 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/09/16 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る テムジン戻ってきて何をするのか、と思ったら結構現実的な所から初めてき…

【読書感想】チンギス紀 第五回(小説すばる 2017年 09月号 [雑誌])

帰ってきた英雄。そのまなざしは、遙か先と確かな足元を見据えていた。 小説すばる 2017年 09 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/08/17 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る ようやくテムジンが戻ってきた。後のモンゴル最大の英雄・…

【読書感想】チンギス紀 第四回(小説すばる 2017年 08月号 [雑誌])

望まれた救世主、まもなく、故郷へ。 小説すばる 2017年 08 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/07/15 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 前回読んだ際には、あ、これで故郷戻るんだな、と思っていたけど、もうしばらく焦らされたテ…

【note更新】大水滸伝:チンギス紀 第三回

待たれる英傑、見聞を拡げる。 待つ者、その場所を、誇りを胸に立ちふさがる。 note.mu いまさらながら、この「チンギス紀」大水滸伝の連載時よりページ数(文字数)少ないんだな。 ということは、まだ単行本化へは遠い、かも。 連載時と同じ文字数まで進んで…

【記録・雑記】足音~starting over~ 2/17

◆本日の読破本 蒼き信長〈下〉 (新潮文庫)posted with ヨメレバ安部 龍太郎 新潮社 2012-11-28Amazonで調べる

【2015年読破本226】岳飛伝 第四十九回(小説すばる 2015年 12月号 [雑誌])

ついに、あと三話 小説すばる 2015年 12 月号 [雑誌] Amazonで詳しく見る by AZlink この壮大な物語も、この十六巻収録分で完結(御大が新潮コラムで発言) そう思うと、一つ一つが何か大きな、そしてその先へつながる意味を持ってくる気がする。 ◆史進帰還 …

【2015年読破本207】決戦!大坂城

前作と比べると、少し物足りないか・・・ 決戦!大坂城 葉室 麟,冲方 丁,伊東 潤,天野 純希,富樫 倫太郎,乾 緑郎,木下 昌輝講談社 売り上げランキング : 35026Amazonで詳しく見る by AZlink 一線で活躍する歴史小説家による「特定のテーマ」の元に執筆された…

【2015年読破本207】決戦!大坂城

前作と比べると、少し物足りないか・・・ 決戦!大坂城 葉室 麟,冲方 丁,伊東 潤,天野 純希,富樫 倫太郎,乾 緑郎,木下 昌輝講談社 売り上げランキング : 35026Amazonで詳しく見る by AZlink 一線で活躍する歴史小説家による「特定のテーマ」の元に執筆された…

【2015年読破本201】岳飛伝 第四十八回(小説すばる 2015年 11月号 [雑誌])

武人の時代が終わった。 小説すばる 2015年 11 月号 [雑誌] Amazonで詳しく見る by AZlink もしかしたら、あの無敵の楊令が死んだときから、岳飛が一度“死んだ”ときから、もう決まっていたのかもしれない。 水滸伝初期のような、一騎当千の戦士が戦況を一変…

【2015年読破本178】岳飛伝 第四十七回(小説すばる 2015年 10月号 [雑誌])

いきなり二人 戦死 暗澹となる(涙) 小説すばる 2015年 10 月号 [雑誌] Amazonで詳しく見る by AZlink まあ、承前だから、実際に単行本になれば印象変わるんだろうが・・・連載で読むと悪い意味で出鼻くじかれる(涙) しかも、なんだか爽やかだったし(苦…

【2015年読破本158】岳飛伝 第四十六回(小説すばる 2015年 09月号 [雑誌])

生きること、死せる場所と、友を見つけることと、見つけたり 小説すばる 2015年 09 月号 [雑誌] 集英社 2015-08-17 by G-Tools 水軍老将二人、いよいよラストバトル。 なんだかもう死ぬこと前提を自分で決め、文調もそれを後押ししているのが、切ないという…