モーション・グリーン

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仮面ライダーカブト 第3話「総てを司る男」感想

 「ワームが人間に擬態するとは?」「天道&加賀美の関係は?」 という2つのテーマに切り込む(東映公式HPより)、カブト第3話。同時に天道=唯我独尊 加賀美=振り回され係 が定着した回でもありますが・・・  ○アバン  前回、バイク(カブトエクステンダー)に載ったまま姿を消したカブト。当然バイクに載っていった加賀美に責任が向けられます。  「すいません、バイトで貯めて返しますから」  おいおい、バイトの給料で返せる代物か、これは?当然、岬さんは激怒「ZECTのメンバーはつとまらない」とまで言われてしまいます。    ○ある事件   ワームが出現、人間を殺害、その人に擬態するというのがパターンでしたが、なんとその基になる人・ユキの殺害が未遂に終わり、しかもそのユキの姿で逃走するという事件が発生(その人は、ウメコこと菊池美香さんでした)。ZECTは、どちらが本物で、どちらがワームなのかを見極める調査に乗り出すことに。    ○さばみそ2  バイト中、へこむ加賀美。その様子を察してか、ひよりが念願のさばみそ定食を作ってくれます。喜ぶ加賀美。「最高のさばをごちそうする」とウキウキの加賀美の前に、バイクを奪った(誰の所有物なのか不透明ですが)天道が現れます。  天道は、さばの最高峰 松輪の丸特を推薦し、ひよりにさばみそを追加します。  「もう一度世界一のさばみそが食べたいんだ」  ひより殺し(笑)必殺のセリフが炸裂。(実際、すごいいい笑顔してるし)「むかつく」といいながら、さばみそを作ってくれるようです。その間、加賀美のさばみそをムシャムシャ。「後1つ来る」と加賀美をなだめますが、なんとさばがきれていたという話が。  お決まりながらも大爆笑。満足そうにお茶をすする天道もgood。    ○宇宙からの落とし物  外に出た2人。加賀美から、隕石とワームについての話を聞く天道。おそらく隕石についてはさすがに一般人も知っているのだと思うのですが、天道はどの程度知っていたのか、3話では推し量ることができませんが、1つのポイントになるように思います。  会話の中で加賀美の脳裏によぎる光景。炎と野球ボール、4話で明らかになる加賀美の戦う理由は、ここから始まっているのです。    ○調査開始  招集がかかり、事件の捜査に乗り出す加賀美。平手打ちした岬さんも同時調査。加賀美は汚名返上の機会と張り切ります。  すでに留置場に確保されているユキには岬が張り込みます。わざと捕まり様子をうかがう岬。ホステスみたいな格好が異常に似合ってて誰かと思った(笑)  一方、加賀美はもうひとりのユキを尾行しますが、途中で見失ってしまいます(知っている人を見かけて目がそれたようです)困った加賀美の前に、  「サバはまだか?!」と‘彼’が現れます。    ○天道捜査隊  樹花との会話で、樹花にもサバを食べさせる約束をした天道。  「可愛い妹のささやかな願いを叶えるのは、おまえ及び全人類の義務だ」  と、とんでもない(訳わからん)言葉で詰め寄ります。彼の基準は  樹花の願い>その他の総て のようです。加賀美でなくとも、知るか、となりますな。そんなやつに相談してしまうのが、加賀美の人の良さ。これって結構機密事項なんじゃあ・・・  今回においては、相談が吉と出たようです。ワームはオリジナルをコピーした存在。ならば、コピー(ワーム)はオリジナルと同じ行動をとるはず。そこに2人を立ち会わせて、正体を現した方をたたくという、間違いや証拠を掴むとしたZECTとは異なる、斬新な発想。一理あると感じた加賀美も行動を共にしますが、そこで加賀美はとんでもない後かたづけをするはめに・・・    ○そこが彼の天の道  警察署に入った2人。すんなり留置所まで行けてしまうとは、どういうセキュリティしてるんだ、ここは。  加賀美を足止めに使い、天道はユキを留置所から出してしまいます。そして進路をふさぐ警察官を次々となぎ倒し、悠然と去っていきました・・・  「ZECTの力を見せてみろ」と言い残し、あとのことは全て加賀美にお任せ。この後加賀美が後を追いかけますが、一体どうやって言い含めたのかちょっと興味があります。    ○狙い通り  そしてユキは待ち合わせの遊園地へ。待ち合わせの彼氏演じるのははなんと村上幸平氏(草加雅人=仮面ライダー913)。そこにはもうひとりのユキの姿が。天道の予定通りの展開に。そして、ワームだったのが  「なんだ、留置場の方だったのか」  これは衝撃でした。岬さえだます見事な演技、というより、コピーするということは、完璧にその人そのものになるということの実証。逆を言えば、見た目や口調・考えや感情で見分けることは不可能に近いと言うことです。どちらがワームでもいいという考えだった天道の読みと考えの勝利でした。  天道はカブトに変身。カブトMで戦いますが、クロックアップされると、さすがに対抗できないとあって、すぐさまキャストオフし、目に映らぬ戦いへ・・・    ○動くor動かない?  戦いはジェットコースター線路上からメリーゴーランドへと、迫力ある戦いが展開しつつ移動しますが、「クロックアップ時、移動しているものは止まるの?ちょっとずつ移動してるの?どっち??」という話が浮上。理屈上は少しずつ動いていないといけないのですが、そうすると2話の車内の人の救出や、今回の人の救出が少し変になります。つまり、少し動いている人を持ってカブトは移動しなければならないことになり(2話は省略していました、結果クレーンにつるしたところだけが描写されてましたが)、なんか描写としては気味の悪い(妙な)絵になると思われるので、今回はこれでいいのではないかと。。。  アクシデントはありながらも、カブトRがワームを圧倒。キックでワームは観覧車に激突、ずるずる~と落下していきます。クロックオーバー後の人々の反応もベタで良し(ジェットコースターの人たちの驚きは半端じゃないはず)  よろよろと立ち上がるワーム、カブトは再びクロックアップし、今度は広い場所でライダーキックをかまし勝利。彼に隙はありません。  ○俺が世界の中心  「ほんとお前は自分中心だな」と言い放つ加賀美に向かって放ったセリフがこれ。  「おばあちゃんは言ってた。世界は自分を中心に回っている。そう思った方が楽しい」  いや、そだけどさ・・・お前しか言えないし思えないよ、そんなこと。  へいへいと流す加賀美は、そういった意味であしらい方を覚えたようです。  しかし、事件はまだ終わっていなかった。というわけで再びの戦闘。襲いかかるワームにカブトは・・・というすげえ引きで3話は終わります。  コメディチックで、実は擬態について結構重要なことを含んだ回だったなあというのが感想。次回はもっとすごいことに・・・  仮面ライダーカブト VOL.1