モーション・グリーン

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仮面ライダーカブト 第22話「これが俺なんだ」感想

 擬態するということ、人の心につけいるということ、  力を持つということ、己の信念を貫くということ、  そして、信じること。  1話から、カブトと共に戦い、天道と日々を過ごし、数々の試練を味わった男、加賀美新。彼の真価が、今問われる。

 ○ぼっちゃまの誕生日  予告通りサルで誕生会。貸し切られ、メイド服着させられ(なんだかんだ言いながらちゃんと着ているところが義理堅い・・・)おまけに店を「ウサギ小屋」扱いされればさすがにひよりも怒ります。が、何も気にしていないところが神代の妙な気高さ。とはいえ、天道もあきれかえるほどの浮世離れさと、何も知らない無知さはなんとかならないものか・・・  まあ、どうやら高級料理しか食べたことのない神代にとって、(いわゆる)一般料理は知らなくて当然なのかも(余談ですが、前回よりも料理の質、落ちているのは気のせいか?肉じゃが出してるし。このお店、確かフランス料理店じゃあ・・・)  ○じいやVS天道  て、てんどうが、敬意払っている・・・  と思わずぶっ飛んでしまった天道×じいやの会合。じいやの料理を見抜いたようで、敬意を払うべき相手と見たようです。  ちなみに天道君、君は昨夜ワームと戦っていたはず(逃げられたけど、サナギは多数撃破。しかもRフォームでガンモード初使用、クナイモードへの変換がべらぼうにかっこよかった)。てことは、この味の謎をいつ解明したのか?(さらに突っ込むと、樹花への夕飯、作ったのでしょうか?あらかじめ作っておいたのかな?)なんかそう考えると時間ぎりぎりまで謎を解明すべく(徹夜して?)悩み、探求する天道を想像するのも、なんか楽しいかも・・・  余談ですが、天道→じいや、じいや→神代、「じゃあ、お前は俺にでも敬意を払っておけ」これで三角関係成立(笑)「何でそうなる?!」  じいやはくせ者のようで、今回の代金は純銀製のフォーク。さすがにひよりも嬉しそうに(珍しそうに)眺めますが、もしかして、このフォーク、19話で落としたフォークなんじゃあ・・・   ちなみに(なんか多いな、今日)わたくしの御用達のサイト、カブト@ によると、「宮内庁御用達」のフォークは1本15000円するそうで英国御用達(あればですが)フォークならば、それなりの値段するのかも・・・(とはいえ、貸し切り料金にフルコースと考えると、案外足りない??)  ○かなしきかな、中間管理職  一方、作戦のためにサソード(神代)を引き入れろと命令される影山。文句を言いながらも甘い言葉に踊らされる当たり、もはや、組織の駒にしかされていませんねえ。それに気付いていない影山が、なんとも哀れ・・・  神代を探して訪れたサルには、かつての隊長が  「お前は、天道寺総司郎!!」生きていたのか、この設定・・・  一見すると、やばそうなこの再会。でも影山にとっては、もはやZECTを去った彼に用はないのだから、ばれる心配もないということか(ZECTがなぜ把握していないのか?情報部がザルなのか、そこまで手が回らないのか、やはり、全て知ってて泳がせているのか・・・)  とはいえ、やはり苦手意識はあるようで、ひるむあたりは、権威があっても対抗できない実力差を感じます(皿洗いなどのしごきの記憶が甦ったのか?)ちなみにひよりは、自分を気絶させ、ゴンをさらった相手だとは気付かなかったようです。。。  さらにかわいそうなことに、なぜか神代への祝いの歌を歌うことに。ここは、影山が完全にギャクキャラに・・・「中間管理職は辛いな・・・」子ども誘拐といい。加賀美切り捨てといい、本当に損な役回りを一手に引き受ける影山。シャドウとザビー無くしたら、彼に何が残るのか真剣に考えてしまったよ、その怒りと笑いとやるせなさの顔見ると(審査員の神代とじいやがドンドン引くのが見えておもしろかった。じいやに至っては、なにげに態度が大きくなってきているし)  なにはともあれ、神代も参加しての突入作戦。もっともこの経緯知ったら、きっとシャドウ解散だな、今度こそ(爆)    ○それぞれの突入  突入作戦開始。でもまたしても段取りをぶち壊す加賀美。ある意味彼も組織戦には向かないタイプだな(笑)そのせいかザビー・サソード&シャドウVSワーム軍団との壮絶な集団戦。ライダー史上例を見ない、多人数同士の戦いは見応えたっぷり!!(余談ですが、シャドウは今回人数多かったですね、さすがに総員出動かな?)  潜入した加賀美、少年と再会するものの、またしてもワームに阻まれる。そこに現れた天道。このワームの巣窟を平然と歩いてくる君は、一体何者だ?(変身した気配もないような・・・)カブトは、いつものようにワームを圧倒。しかし、そこにこれまでと違うワームが・・・  ○散る想い  またしてもワームに変貌してしまう神代。どうやらライダースラッシュ放つと、スイッチが入ってしまうようです。驚異のアロー型スラッシュを放って万能型を見せつけたところだったのに・・・  そしてなんと格闘戦でカブトを圧倒。カブトのカウンターをものともせず、悪寒を感じさせるような物々しさ。あのまま続けていたら、カブトは形勢を覆せていたのだろうか・・・いつかは来ると思っていた強敵ワーム。永いおつきあいにならないと良いのですが(そのあと現れたクモワームこそ哀れ。まるで鬱憤晴らしかレベルの差を見せつけられたのか、あっさりカブトに撃退・・・)  一方、衝撃的事実が加賀美を襲う・・・  やはり、マコト少年はワームだった。信じて疑わなかった加賀美の想いはまたしても裏切られ、串刺しにされて彼は墜ちた。  加賀美は死んだ。  ・・・はずだった  ○ガダック誕生  加賀美は甦った(個人予想としては、甦ったのではなく、死ぬ前の状態に戻ったのではないかと考えているのですが)ベルトを身につけ、舞い降りたゼクターを手に、ガダックとなって・・・  最強の名目は伊達ではなく、Mフォームでワームを圧倒。肩のキャノン砲(ガドリンク?)でクモワームを撃破してしまうという、とんでもない実力を見せます(Mフォームで脱皮ワーム倒すなんて、1話のカブト以来の快挙)  あとはマコトに擬態したワームだけですが  「助けて、僕を消さないで」  またしても人の心につけいる罠にはまりかける加賀美。かつての弟のように、再び彼は拳をおろしかける。  あのときは、力が欲しかった。強くなりたかった。天道を超えたかった・・・  とどめを刺そうとするカブトを制し、キャストオフ。さらにエコーが入ったボイスがいい味出してます。  ダブルカリバーで凄まじい斬撃を繰り出し、ワームを追いつめると、あの夢の虹を見せる加賀美「君に見せたかった」人の心を、人そのものを信じた加賀美、最後の最後まで信じ続けた。それが裏切られ、ライダーキックを繰り出すことになったとしても・・・皮肉にもその優しさが、最後の最後にマコト少年として、ガダックをかばって散っていく元となったのですが・・・  ○甘いな、相変わらず  爆破される工場の中で、カブトは言った。確かにワームとして、一息に倒していれば、こんな結末は生まなかっただろう。でも加賀美の優しさは、ワームが擬態しても人としての意識が、ワームの意識をも超越できる可能性を見せてくれたとも言える。彼の甘さは、かすかながら、この戦いのもう一つの道を見いだすことになるかもしれない。  加賀美はやっぱり加賀美だった。天道からすればどこまでも甘い男。でも、加賀美も、己の信念とスタイルを貫くことで、力を得た。天道とは違う道を選んだ仮面ライダー、ガダックとしての、彼の戦いは、いま幕を上げた・・・