モーション・グリーン

読破本・特撮(仮面ライダー)・アニメを取り上げるブログです。

機動戦士ガンダム00 #24「終わりなき詩」感想

 死の果てに神はいない  ならば、なぜ俺たちは存在する?  それは  存在すること、それは生きること。亡くなった者達の想いを背負い、世界と向き合うため。  俺が、俺の意志で  ○結末は、人の手で  「破壊と再生」というテーマの中の「破壊」パート第2弾。もう、ここまで泣かせるかよってくらい泣かされました(。>0<。)でも、そんな「破壊」のなかに「再生」の種が垣間見えるのにはホッとしましたけど。  1つは「神からの脱却」  刹那のセリフに代表されるように  「存在すること、それは生きること。   亡くなった者達の想いを背負い。世界と向き合う。   俺が、俺の意志で」 と、トレミーチームが(語弊はありますが)純粋な変革者へと変転していくところは、いわば‘つきものが落ちた’ような快さを感じてしまいました。  前回  「よぉ、お前ら……   満足か?こんな世界で……      俺は・・・嫌だね」 とロックオンはつぶやいていましたが、この「俺は・・・嫌だね」と理屈じゃなくて、感覚(感性)で世界を否定していました。あの瞬間、ロックオンはロックオンの想いで世界に疑問を呈していった、見方を変えれば、きれいごとや予測された計画の中ではなく、「俺はいやなんだ」と大きな声で意思表示ができたと言うこと、なんでしょうね。  ある意味では、人間らしくなった、とも言えるのでしょうか。CBは当初、自分たちを「希代のテロリスト」と自分たちを揶揄し、外(世界)にも内(CB内)にもドライな対応が多かったと、今更にして思います。(テロリストというより職業軍人)だからチーム内も踏み入れない人間関係。クリスじゃないけど「連帯感0」だったわけで・・・  2つめの理由で触れていきますが、Aパートでのトレミーチームは、覚悟を決めながらもお互いのことを知ろうとしていました。それはロックオンの影響がもちろんありますけど「世界を変える」という行為を、それぞれが受けとめることができたから。  「死」という最後の刻が身に迫ってくる中で、CBの目的→自分たちのここ(CB)にいる理由を再確認→「世界を変える」決意 という流れは、自分の意志での新たなスタートのようで気持ちが良かったですよね。    2つめは人と人とのつながり  ロックオンのMIA化で変わり始めたトレミーチーム。身の上話しをして、想いを語って・・・  最終話直前で、ようやくトレミーサポートチームのことを知った気がします。    フェルトが死んだ両親やロックオンに手紙を送る一幕は、純粋に笑ってしまいました。アナログな手法ながらも、フェルトが一番、人と人とのつながりを大事にしてきたのですね。  個人的には、デュナメスの新たなマイスターが、フェルトの手紙によって、前マイスターの事を知り、想いを知って戦いに赴く、「受け継がれる魂」な展開を第2期で期待してます。  デュナメス(&ハロ)をトレミーに戻したロックオンの真意も、太陽炉(ガンダム)はCBの象徴であると同時に、人の想いを具現化できるものであることを、意識したんじゃないかな。  ○悲劇  でも、現実はそう甘くはなかった。ジンクスだけならともかく、巨大MAの登場によって、事態は最悪の方向へ。  キュリオスに関しては、損傷はひどいながらも、まだ戦闘不能になってはいなさそうですが、ナドレは・・・どうなるんだろう。  ティエリアに関しては、かつてないほど個人的感情で戦っていたのが印象的。これまで、すきあらば自分以外のガンダム(マイスター)に関して『監視者』のポジションを崩そうとしなかったティエリアが、ロックオンがそうであったように、計画の遂行=復讐にまで変遷させているところは、彼の心情の変化であると同時に、ティエリアが(現時点では)かつての刹那同様、精神的柱となるべき存在を必要としている、脆い存在であるということを示していました。  ヴェーダからの脱却に苦しむ自分を励ましてくれたロックオンに対する思い。その思いで戦った結果が、トライアルシステムの使えない=特性を活かせないナドレでの戦い、という寂しい状況へ。硬い衣を脱ぎ捨てても、耐えられるものを持ちきれない、まさに今のティエリアを象徴しているようで、「ナドレ、撤退しろ」と叫んでしまいました。  かろうじて撃破は免れたようですが、この先、ティエリアがどう自分を変えていくのか、第2部での彼の課題になるのでしょうね。    そして、    リヒティ、クリス、ドクターしょぼん  Aパートからの流れを受けた結果なだけに、もうなんて無常なんだろうと、、、  これも「世界の答え」であり、「破壊」なんでしょうけど、やっぱりヘビーだな・・・  でも、ロックオン同様「再生」の種はフェルトに託された。  ある意味、今のトレミーチームが大事にしようとしている「生きる意志」「人とのつながり」をはじめから具現化していたのは、実はフェルト、だった。CBにつながる血筋だからかもしれませんが、まさに彼女こそCBの=世界への思いを引き継ぐもの。だからこそクリスはフェルトを逃がしたのかもしれません。そのフェルトから「生きる意志」を教えられたのだから。  この流れで行けば、フェルトは2期で大化けする、と思います。  不安なのはスメラギさん、2期初期は呑んだくれになってそうで怖い下  おそらく1期最終回はエクシア&GNアームズVSアレハンドロのMAというところになるのでしょう。ジンクス部隊は壊滅、CBも壊滅。行方が知れない面々がいますが、一旦これで全てが消えるのだろうな、と。  でも、未だ全貌を見せないリボンズに、行方が知れないニーナ。雌伏の刻はいつまで続くのかグラハム。そしてマリナや沙慈、ルイスは何を思っているのか。  さらには世界首脳の動向や、帰趨を見守る王留美。ここらへんの動向は第2部までお預けかな・・・  

機動戦士ガンダム00 4 [DVD]
高河ゆん(デザイン)矢立肇(原著)富野由悠季(原著)黒田洋介(その他)
発売日:2008-04-25
おすすめ度:3.5
 ↑4巻のジャケットが公開。今、このジャケットが綺麗すぎて見とれています。それくらい魅せるデザインですラブラブ!    

ブログランキング・にほんブログ村へ

images