モーション・グリーン

読破本・特撮(仮面ライダー)・アニメを取り上げるブログです。

【2010年読破本18】三国志演義のウソとタブー

 本屋に行くと、予期せぬ本に出会うことがあります。  本によっては、出会う本屋によって印象が変わるものもあります。  普通に積まれている本と、「新刊コーナー」「特集コーナー」に積まれている本とでは、本当に印象が変わるのです(強調)  今回ご紹介する本は、「三国志特集」コーナーの中でひときわ印象に残る表紙を見て、勢いとノリで購入した1冊です。

三国志演義のウソとタブー (宝島SUGOI文庫)
別冊宝島編集部 宝島社 売り上げランキング: 179310

 タイトルの通り、意外に知られていない三国志のフィクションと史実との境界線を教えてくれる1冊私たちが知っている三国志の知識、実際はどうなの?というところを解説している本です。レッドクリフ Part I & II 上映後?に発売されたからか、レッドクリフ Part I & II 絡みの内容が組まれているのも特徴の1つです。  例えば  曹操は本当に女のために戦いを起こした愚か者なのか?  魯粛は、本当に映画のような温厚な人物だったのか? 等々、赤壁の戦いに関する質問から始まり、    青龍円月刀は実在するのか?  天下三分の計を最初に考えたのは、孔明ではない? などのマニアック質問を交えながら、三国志の実際の有り様に迫っていきます。三国志の知識にはちょっと自信があったワタクシも「えっ?」と思わせるような‘実は’な内容も入ってます。  実際は脚色された内容が多い三国志(私たちがよく知っている三国志は「正史」ではなく「演義」の方。「演義」とは、「正史」に説話本や雑劇から取り込まれた逸話や、作者自身による創作が含まれている)。劉備(蜀)寄りな描写により、劉備=正義 曹操=悪なイメージがついてしまうが、実際はどうだったのか。また、「正史」により正確な事実を知れば、私たちは三国志から遠ざかるのだろうか。  例えば、三国志演義のウソとタブー (宝島SUGOI文庫)にも書かれていましたが、劉備関羽張飛が交わした桃園の誓いは、脚色されたフィクションだと言われています。じゃあフィクションだったから、劉備達3兄弟の絆はなかったのか、と言えば、彼らが流浪の果てに、蜀という3国の1つを作り、戦い続けた事実に変わりはない。私たちが劉ら三国志の武将達に惹かれるのは、1つ1つのエピソードではなく、その生き様なのだから・・・  実際は、「現実はドラマのようにはいかない」展開であっただろう、その時代。でもその方が、親近感が沸くのはワタシだけ?脚色された三国志におなかいっぱいの方は、コチラの本でつかえを消化してみましょう。

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