モーション・グリーン

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BLEACH 255話感想

 「間違えたら、またやり直したらいいじゃないか」    斬魄刀異聞伝も、これで最終回(アフターストーリーがあと数話あるみたいですが)  最後の最後までBLEACHらしい締め方で、本当にクオリティが高かった。  文句なしに、最高のオリジナル編だったと思います。 ◆つながり~相反する2面性  誰よりも主とのつながりを希求していたはずなのに、なぜ他者の斬魄刀と主とを引き裂こうとしたのか と、村正の行動の矛盾を叫んだ一護。  これが、村正の行動と内面の相反する2面性であり、これこそが、響河との歪んだ関係を象徴していた事。最後の最後で明確に指摘する辺り、村正を単なる敵役に終わらせない‘救済措置’が取られてて、嬉しい限り(笑)愛情が募れば募るほど、それは憎しみに変わる(ガンダム00でもありましたが)それは村正にこそ当てはまることだったと、今にして思えてきました。  これまで村正が洗脳?を施してきた斬魄刀達も、基をたどれば主との関係が主軸になっていましたね。  主と共に戦ってきたがために主と戦いたい    主と見たもの同士がために、敵対心が募っていた  等々・・・  裏を返せば、主とつながり続けていたがこそ、抱かれてきた感情。  一歩間違えれば、他の斬魄刀が‘村正’になっていたかもしれない、という危険性  村正が、ラスボスにしては余りにも切なく、憎むべき敵に見えてこなかったのは、わずかな掛け違いで生まれた‘敵’だからなのかもしれませんね・・・  ようやく、織姫の村正への救済の想いが理解できるようになりました(遅っ) ◆またいつか・・・  いつの話しだったか記憶にないのですが、確か死神は死ぬと輪廻して、転生する。だから死神は‘消える’ことがない、という話しがありました。つまり、また会える、ということ。  「間違えたら、またやり直したらいいじゃないか」 と語りかけた一護。  その言葉に応じるように消えていった村正  これって、村正も(おそらく響河も)これで終わりではなく、またどこかで巡り会えるという希望を残したのではないだろうか。つまり、斬魄刀も、輪廻して、転生できる。また、新たな魂として、新たな主を具現化して、再び歩み出せるのではないか。そう考えさせるシーンだった、と思いたい。  村正も、おそらく響河も、どこかですれ違ったけれど、完全な悪ではなかった。少なくても純粋な願いを持った部分は確かに存在していた。だからこそ、悪として終わるのではなく、始まりすら予感させるラストを用意した今回のシリーズは、本当にBLEACHらしい、と改めて実感。  最後の雨を受けて、斬魄刀達が、消えるように願うように、刀に収まっていったのは、具現化して2人で戦うのではなく、2人で1つ(1刀)として戦う方がつながっていられることを、村正が伝えたからなのかもしれませんね。  ※BLEACHと言えば、雨はマイナスイメージを想起させるシーンがこれまでは大きかっただけに、今回のように穏やかなシーンで雨が利用されていたのは新鮮でした。 ◆その他 ・やっぱり大人の都合で、破面編はもう少し先へお預け・・・らしい。蚊帳の外の一護が泣ける。。。 ・今更の話しなのだけど、雨竜はなぜ、服の色が村正と被っていることを指摘しなかったのだろうか? ・「卿に礼を言うのは2度目になるか。世話になった」の白哉のセリフが奥深くて感嘆。  単に礼を言ったのではないんです。  かつては掟(組織)> 誇り(ルキアの命)を選択し一護と戦ったことについて、誇り(ルキア)を護ってくれたことに礼を言った  今回はその逆である掟(組織)< 誇り(朽木家)を選択した自分を信じてくれて、戦ってくれた、そして誇りを護ることができたことに対する一護への礼  つまり、1度目の礼で自分が変われたことで、今回貫いた「誇り」への想い。それを(結果として)成就させることができた、それに対する礼なのです。何だかオリジナル編なのに、本編の重要な要素とリンクしてるのが(しかもかなり核の部分において)ニクイなあ。

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