モーション・グリーン

気がつけばブログ始めてから10年を突破!たぶんこれからも本の感想とか特撮(仮面ライダー)とか映画とかアニメとかドラマとか。

2010年9月読書のまとめ

 先月(9月)の読書のまとめをしますね。 9月の読書メーター 読んだ本の数:18冊 読んだページ数:4560ページ  読破数が多少伸びたことも大きかったですが、良本にたくさん出会えたことが本当にうれしいニコニコ  数だけではなく、中身も充実していたんじゃないかな。。。  今月もいい出会いがあるといいな。 伊達政宗、最期の日々 (講談社現代新書)伊達政宗、最期の日々 (講談社現代新書) 伊達政宗という若々しいイメージが崩れるほどの、晩年の姿が思い浮かんでくる1冊。まあ、年老いているのだから当たり前だけど、それでも案じ、憂い、心配しながらも次世代のために全てをなげうつ姿は、人の一生の正しい閉じ方を教えてくれているような気がした。 読了日:09月01日 著者:小林 千草
機動戦士ガンダムUC (10)  虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12)機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12) 求め続けた‘箱’の余りにもあっけない(生々しい)正体と、神のごときスペックを発揮するユニコーン。このどちらもが人が生み出したモノかと思うと、“人違い”じゃないかと思うほどの次元のギャップをまざまざと見せつけられた。新たな存在へと昇りつけるのではなく、みんなで一緒に変わっていこうというラストは素直に共感する一方、もしバナージが【先駆者】となれたのなら、生命の新たなステップはもっと早く進んだのではないかという、淡い期待も感じさせてもらえたラストだったなあ。ともあれ全編通じてすばらしい作品だった。また再読しよ。 読了日:09月02日 著者:福井 晴敏
明智左馬助 (PHP文庫)明智左馬助 (PHP文庫) 割とシンプルに読める1冊。全体像が見えるが故に、若き感性を持つが故に、光秀と信長の間で苦悩する左馬助が、どういう流れで本能寺までいくのか注目です。あと、武術や馬術の達人にもかかわらず、戦闘シーンがほとんどないのが残念。本能寺後の光秀と左馬助の動きにもっと項を割いて欲しかったなあ。 読了日:09月03日 著者:羽生 道英
こちら葛飾区亀有公園前派出所 171 (ジャンプコミックス)こちら葛飾区亀有公園前派出所 171 (ジャンプコミックス) 地上デジタル化の話しやすれちがい通信の話しなど、時事ネタはやっぱりおもしろい。 読了日:09月04日 著者:秋本 治
検証・山内一豊伝説 「内助の功」と「大出世」の虚実 (講談社現代新書)検証・山内一豊伝説 「内助の功」と「大出世」の虚実 (講談社現代新書) 内助の功の実態や、土佐の石高水増し疑惑といった話しにも注目だが、数度の領地替えを経験した集団ならではの、経営の手際の良さが山内家の隠れた力だったのだな、と感心した。さすがは信長・秀吉・家康の戦国時代を生き抜いた家。たとえ派手さはなくても強かった。それが感じられる1冊です。 読了日:09月06日 著者:渡部 淳
心にしみる四字熟語 (光文社新書)心にしみる四字熟語 (光文社新書) 四字熟語の意味のみを追いかけるのではなく、前後の文脈や熟語本来の由来など、様々な角度から言葉の意味を探ることで、新たな世界の広がりを探求した1冊。解釈に「ん?」となったところもありますが、違った観点に気付かせてもらったことで、熟語に対する見方や使い方が広がること間違いなし。物事の捉え方のアプローチ法としても、非常に参考になります。何気なく使っていた熟語を見直すいい機会になりますよ♪ 読了日:09月08日 著者:円満字 二郎
信長の天下所司代 - 筆頭吏僚村井貞勝 (中公新書)信長の天下所司代 - 筆頭吏僚村井貞勝 (中公新書) 信長の老臣・村井貞勝の京都での活躍を調査・記録した1冊。貞勝というチョイスといい、仕事内容といい、非常にマニアックで味気ない?のだけど、小説では数行で処理されてしまう京都での職務がわかる貴重な要素があるのも大きな特徴。他の大名がなしえなかった天下の都・京都を抑え、安定させた知られざる名臣の日々を知る意義深い本。また、著者の信長の政治に対する研究内容も非常に秀逸だった。特に信長の思想は非常に斬新ながら、政治内容は中世的で不完全な近世政治だった、という結論は非常に興味深い。 読了日:09月10日 著者:谷口 克広
自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C) 自由とは何か、をテーマにした、評論と言うよりはエッセイに近い1冊。色々な角度から著者の考える自由がゆるやかにゆるやかに描かれているので、カフェでゆったりと飲むコーヒーのように、心に澄み渡っていく感触を覚えた。自由さの中にも方針や計画など、具体性のある人生設計を説きながらも「方針など、いつ変更しても良い。これもまた、自由なのである」という辺り、本当に自由な内容である。ある意味、読者に主張をしない本なだけに、受け取り方や活かし方はすべて読者に委ねられていると言ってもいい。その自由さこそ、欲しかった要素かも。 読了日:09月13日 著者:森 博嗣
江戸の生活ウラ事情―衣食住から格差社会の実像まで知られざる江戸の意外な素顔 (日文新書)江戸の生活ウラ事情―衣食住から格差社会の実像まで知られざる江戸の意外な素顔 (日文新書) イメージと実態は、やはり異なるのだなあということを改めて知る1冊。学力レベルが高かったと言われる江戸時代が(一部を除いて)誤りであったことや、奉行所などの江戸の取り締まり機関の人数が少なかったことの本当の理由など、見習うべきポイントがいくつもあり考えさせられる。 読了日:09月15日 著者:永井 義男
ダマされちゃいけない!?駆け引き上手の禁心理学ダマされちゃいけない!?駆け引き上手の禁心理学 カブる点もあったとはいえ、使ってみたいワンポイントテクが満載の1冊。ただ、技術優先ではなく中身が大切だという点だけは必ず大事にしようと、改めて意識させられた1冊でもあります。余談ですがこの本、エリエスの年始イベントでいただいた本でした・・・いまさら読破で大変申し訳ない(涙) 読了日:09月16日 著者:
新 仮面ライダーSPIRITS(3) (KCデラックス)新 仮面ライダーSPIRITS(3) (KCデラックス) アマゾン編がここまで熱い結末になるとは思わなかった(涙)アマゾンだけではなくZXにも燃える展開・・・表紙の一文字さんが本編に出てきていない矛盾を見事に忘れさせてくれました(爆)二人が、神の力を持ち神になれる身でありながら‘人’として在り続けようとするシーンが最近涙腺にくる(別作品ですが)フルメタガンダムUCで描かれてきた‘回帰・漸進’ルートと重なる(涙涙) 読了日:09月17日 著者:村枝 賢一
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 読んで初めて、多くの方々がこの本を名著と評する理由がわかった。それは、普遍的な技術であり、心構えであり、そして何より愛情。特にお金に関する考えや心構えについては、正に今の自分に対して言われているような気がした。他にも思い当たるシーンがたくさんあり、自分に語りかけられているような気がして、うなづいたり、反省させられたり、涙を流したりと、想いがあふれる1冊だった。またきっと読みたいし、必ず読むだろう。そして何より誰かに手紙を書きたくなった。 読了日:09月18日 著者:G.キングスレイ ウォード,G.Kingsley Ward
化粧する脳 (集英社新書 486G)化粧する脳 (集英社新書 486G) 例によって難しい用語が出てくるが、人間は(脳は)他者との関係の中でこそ、自我を形成していけるのだ、ということを感じさせる1冊だった。人間中身も大切だけど、中身を磨くためにも己の‘化粧’の仕方を、改めて考えないとなあ。へつらうわけでも、こびるわけでもなく、他者とのより良い距離を創っていくために何ができるのか。他者への対応に、なかなか気を配れない方は是非ご一読を。 読了日:09月20日 著者:茂木 健一郎
とまどい関ヶ原とまどい関ヶ原 岩井氏ならではの、時の流れに右往左往する人々の状景が生き生きと描かれている1冊。特に最後の「十九歳のとまどい」はこれまでにない手法で描かれていておもしろかった。きっと私たちは、家康や三成たちのような、時の表舞台に立っている人たちより、表舞台の演出役にやってしまっている人たちにこそ、想いを巡らせなければならないのではないか、と思ってしまいます。。。 読了日:09月22日 著者:岩井 三四二
歴代総理の通信簿 間違いだらけの首相選び (PHP新書)歴代総理の通信簿 間違いだらけの首相選び (PHP新書) 小泉さんまでですが、歴代の首相をバッサリ判定した1冊。読み物としても十分楽しめますが、この本を鵜呑みにすることなく、自分で検証することで、更なる発見が期待できる気がします。「歴史を活かす」こととはそういうこと、なんだろうなあ。。。余談ですが次期首相候補として(当時の)麻生さん・阿倍さん、鳩山さん、管さんらが分析されていますが、その予想の鋭さと、的中率にビックリしました。人って本質はなかなか変わらないのですね。 読了日:09月23日 著者:八幡 和郎
哄う合戦屋哄う合戦屋 小気味よい展開と、ほどよい切なさでスイスイ読めた1冊。きっと一徹は、この戦国乱世だからこそ輝けた存在なんだと思うと、切なさが増しますね。。。その一方で、若菜の人間性を広げた一徹の底の広さが際立ったのは、若菜の人柄や器量の高さだとも思えた。なので、二人はお互いの幅を広げた最良の間柄なだけに、結末も違った道を選べたんじゃないかなあ、としんみり。 読了日:09月27日 著者:北沢 秋
機動戦士ガンダム00  -A wakening of the Trailblazer- (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- (角川スニーカー文庫) 劇場版00のノベライズ本。もちろん、劇場に足を運んでから読むのがオススメです。迫力あるバトルシーンや臨場感・ライブ感では、やはり劇場を見た方が断然楽しめるけど、要素をじっくり読み解くなら、ノベライズ版にかぎりますね。細かい補完があって、00の完結に華を添えてます。特にグラハムやアンドレイが好きな方は絶対に読むべし。フェルトも読めば読むほど泣けてきました、あとビリーも(爆)ちなみにこのノベライズ読んで初めて、ハルートにビットが装備されていることを知りました(泣) 読了日:09月29日 著者:木村 暢
維新風雲回顧録---最後の志士が語る (河出文庫)維新風雲回顧録---最後の志士が語る (河出文庫) 維新を生き抜いた数少ない土佐志士、田中光顕の回想録。誇張や全体感に欠ける描写はあるけど、それがかえって、幕末の切迫した状況を感じさせる1冊です。龍馬や西郷のような一級メンバーだけではなく、光顕のような名もなき(歴史の面額に名が残らない)志士達の活動こそ、私たちは光を当てる見方をしていかなければならないと、切実に感じます。なお、この本には書かれていなかったけれど、光顕は維新後、仲間の志士達の遺品や手紙などを片っ端から集めるほどの仲間想いの男だったとか。。。 読了日:09月30日 著者:田中 光顕
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