モーション・グリーン

読破本・特撮(仮面ライダー)・アニメを取り上げるブログです。

2010年読んだ本のまとめ(9月~10月)


伊達政宗、最期の日々 (講談社現代新書)伊達政宗、最期の日々 (講談社現代新書) 伊達政宗という若々しいイメージが崩れるほどの、晩年の姿が思い浮かんでくる1冊。まあ、年老いているのだから当たり前だけど、それでも案じ、憂い、心配しながらも次世代のために全てをなげうつ姿は、人の一生の正しい閉じ方を教えてくれているような気がした。 読了日:09月01日 著者:小林 千草
機動戦士ガンダムUC (10)  虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12)機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12) 求め続けた‘箱’の余りにもあっけない(生々しい)正体と、神のごときスペックを発揮するユニコーン。このどちらもが人が生み出したモノかと思うと、“人違い”じゃないかと思うほどの次元のギャップをまざまざと見せつけられた。新たな存在へと昇りつけるのではなく、みんなで一緒に変わっていこうというラストは素直に共感する一方、もしバナージが【先駆者】となれたのなら、生命の新たなステップはもっと早く進んだのではないかという、淡い期待も感じさせてもらえたラストだったなあ。ともあれ全編通じてすばらしい作品だった。また再読しよ。 読了日:09月02日 著者:福井 晴敏
明智左馬助 (PHP文庫)明智左馬助 (PHP文庫) 割とシンプルに読める1冊。全体像が見えるが故に、若き感性を持つが故に、光秀と信長の間で苦悩する左馬助が、どういう流れで本能寺までいくのか注目です。あと、武術や馬術の達人にもかかわらず、戦闘シーンがほとんどないのが残念。本能寺後の光秀と左馬助の動きにもっと項を割いて欲しかったなあ。 読了日:09月03日 著者:羽生 道英
こちら葛飾区亀有公園前派出所 171 (ジャンプコミックス)こちら葛飾区亀有公園前派出所 171 (ジャンプコミックス) 地上デジタル化の話しやすれちがい通信の話しなど、時事ネタはやっぱりおもしろい。 読了日:09月04日 著者:秋本 治
検証・山内一豊伝説 「内助の功」と「大出世」の虚実 (講談社現代新書)検証・山内一豊伝説 「内助の功」と「大出世」の虚実 (講談社現代新書) 内助の功の実態や、土佐の石高水増し疑惑といった話しにも注目だが、数度の領地替えを経験した集団ならではの、経営の手際の良さが山内家の隠れた力だったのだな、と感心した。さすがは信長・秀吉・家康の戦国時代を生き抜いた家。たとえ派手さはなくても強かった。それが感じられる1冊です。 読了日:09月06日 著者:渡部 淳
心にしみる四字熟語 (光文社新書)心にしみる四字熟語 (光文社新書) 四字熟語の意味のみを追いかけるのではなく、前後の文脈や熟語本来の由来など、様々な角度から言葉の意味を探ることで、新たな世界の広がりを探求した1冊。解釈に「ん?」となったところもありますが、違った観点に気付かせてもらったことで、熟語に対する見方や使い方が広がること間違いなし。物事の捉え方のアプローチ法としても、非常に参考になります。何気なく使っていた熟語を見直すいい機会になりますよ♪ 読了日:09月08日 著者:円満字 二郎
信長の天下所司代 - 筆頭吏僚村井貞勝 (中公新書)信長の天下所司代 - 筆頭吏僚村井貞勝 (中公新書) 信長の老臣・村井貞勝の京都での活躍を調査・記録した1冊。貞勝というチョイスといい、仕事内容といい、非常にマニアックで味気ない?のだけど、小説では数行で処理されてしまう京都での職務がわかる貴重な要素があるのも大きな特徴。他の大名がなしえなかった天下の都・京都を抑え、安定させた知られざる名臣の日々を知る意義深い本。また、著者の信長の政治に対する研究内容も非常に秀逸だった。特に信長の思想は非常に斬新ながら、政治内容は中世的で不完全な近世政治だった、という結論は非常に興味深い。 読了日:09月10日 著者:谷口 克広
自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C) 自由とは何か、をテーマにした、評論と言うよりはエッセイに近い1冊。色々な角度から著者の考える自由がゆるやかにゆるやかに描かれているので、カフェでゆったりと飲むコーヒーのように、心に澄み渡っていく感触を覚えた。自由さの中にも方針や計画など、具体性のある人生設計を説きながらも「方針など、いつ変更しても良い。これもまた、自由なのである」という辺り、本当に自由な内容である。ある意味、読者に主張をしない本なだけに、受け取り方や活かし方はすべて読者に委ねられていると言ってもいい。その自由さこそ、欲しかった要素かも。 読了日:09月13日 著者:森 博嗣
江戸の生活ウラ事情―衣食住から格差社会の実像まで知られざる江戸の意外な素顔 (日文新書)江戸の生活ウラ事情―衣食住から格差社会の実像まで知られざる江戸の意外な素顔 (日文新書) イメージと実態は、やはり異なるのだなあということを改めて知る1冊。学力レベルが高かったと言われる江戸時代が(一部を除いて)誤りであったことや、奉行所などの江戸の取り締まり機関の人数が少なかったことの本当の理由など、見習うべきポイントがいくつもあり考えさせられる。 読了日:09月15日 著者:永井 義男
ダマされちゃいけない!?駆け引き上手の禁心理学ダマされちゃいけない!?駆け引き上手の禁心理学 カブる点もあったとはいえ、使ってみたいワンポイントテクが満載の1冊。ただ、技術優先ではなく中身が大切だという点だけは必ず大事にしようと、改めて意識させられた1冊でもあります。余談ですがこの本、エリエスの年始イベントでいただいた本でした・・・いまさら読破で大変申し訳ない(涙) 読了日:09月16日 著者:
新 仮面ライダーSPIRITS(3) (KCデラックス)新 仮面ライダーSPIRITS(3) (KCデラックス) アマゾン編がここまで熱い結末になるとは思わなかった(涙)アマゾンだけではなくZXにも燃える展開・・・表紙の一文字さんが本編に出てきていない矛盾を見事に忘れさせてくれました(爆)二人が、神の力を持ち神になれる身でありながら‘人’として在り続けようとするシーンが最近涙腺にくる(別作品ですが)フルメタガンダムUCで描かれてきた‘回帰・漸進’ルートと重なる(涙涙) 読了日:09月17日 著者:村枝 賢一
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫 読んで初めて、多くの方々がこの本を名著と評する理由がわかった。それは、普遍的な技術であり、心構えであり、そして何より愛情。特にお金に関する考えや心構えについては、正に今の自分に対して言われているような気がした。他にも思い当たるシーンがたくさんあり、自分に語りかけられているような気がして、うなづいたり、反省させられたり、涙を流したりと、想いがあふれる1冊だった。またきっと読みたいし、必ず読むだろう。そして何より誰かに手紙を書きたくなった。 読了日:09月18日 著者:G.キングスレイ ウォード,G.Kingsley Ward
化粧する脳 (集英社新書 486G)化粧する脳 (集英社新書 486G) 例によって難しい用語が出てくるが、人間は(脳は)他者との関係の中でこそ、自我を形成していけるのだ、ということを感じさせる1冊だった。人間中身も大切だけど、中身を磨くためにも己の‘化粧’の仕方を、改めて考えないとなあ。へつらうわけでも、こびるわけでもなく、他者とのより良い距離を創っていくために何ができるのか。他者への対応に、なかなか気を配れない方は是非ご一読を。 読了日:09月20日 著者:茂木 健一郎
とまどい関ヶ原とまどい関ヶ原 岩井氏ならではの、時の流れに右往左往する人々の状景が生き生きと描かれている1冊。特に最後の「十九歳のとまどい」はこれまでにない手法で描かれていておもしろかった。きっと私たちは、家康や三成たちのような、時の表舞台に立っている人たちより、表舞台の演出役にやってしまっている人たちにこそ、想いを巡らせなければならないのではないか、と思ってしまいます。。。 読了日:09月22日 著者:岩井 三四二
歴代総理の通信簿 間違いだらけの首相選び (PHP新書)歴代総理の通信簿 間違いだらけの首相選び (PHP新書) 小泉さんまでですが、歴代の首相をバッサリ判定した1冊。読み物としても十分楽しめますが、この本を鵜呑みにすることなく、自分で検証することで、更なる発見が期待できる気がします。「歴史を活かす」こととはそういうこと、なんだろうなあ。。。余談ですが次期首相候補として(当時の)麻生さん・阿倍さん、鳩山さん、管さんらが分析されていますが、その予想の鋭さと、的中率にビックリしました。人って本質はなかなか変わらないのですね。 読了日:09月23日 著者:八幡 和郎
哄う合戦屋哄う合戦屋 小気味よい展開と、ほどよい切なさでスイスイ読めた1冊。きっと一徹は、この戦国乱世だからこそ輝けた存在なんだと思うと、切なさが増しますね。。。その一方で、若菜の人間性を広げた一徹の底の広さが際立ったのは、若菜の人柄や器量の高さだとも思えた。なので、二人はお互いの幅を広げた最良の間柄なだけに、結末も違った道を選べたんじゃないかなあ、としんみり。 読了日:09月27日 著者:北沢 秋
機動戦士ガンダム00  -A wakening of the Trailblazer- (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- (角川スニーカー文庫) 劇場版00のノベライズ本。もちろん、劇場に足を運んでから読むのがオススメです。迫力あるバトルシーンや臨場感・ライブ感では、やはり劇場を見た方が断然楽しめるけど、要素をじっくり読み解くなら、ノベライズ版にかぎりますね。細かい補完があって、00の完結に華を添えてます。特にグラハムやアンドレイが好きな方は絶対に読むべし。フェルトも読めば読むほど泣けてきました、あとビリーも(爆)ちなみにこのノベライズ読んで初めて、ハルートにビットが装備されていることを知りました(泣) 読了日:09月29日 著者:木村 暢
維新風雲回顧録---最後の志士が語る (河出文庫)維新風雲回顧録—最後の志士が語る (河出文庫) 維新を生き抜いた数少ない土佐志士、田中光顕の回想録。誇張や全体感に欠ける描写はあるけど、それがかえって、幕末の切迫した状況を感じさせる1冊です。龍馬や西郷のような一級メンバーだけではなく、光顕のような名もなき(歴史の面額に名が残らない)志士達の活動こそ、私たちは光を当てる見方をしていかなければならないと、切実に感じます。なお、この本には書かれていなかったけれど、光顕は維新後、仲間の志士達の遺品や手紙などを片っ端から集めるほどの仲間想いの男だったとか。。。 読了日:09月30日 著者:田中 光顕
論理的に話す方法―説得力が倍増するワークブック論理的に話す方法―説得力が倍増するワークブック 一度じゃわからず、何度も読み返した1冊。言葉遊びのような印象がどうしてもある、論理的思考の身につけ方や、視点を置くポイントなどが凝縮されています。今の私たちがいかにハショりにハショッて話しをしているかがよくわかり、反省させられます(涙)相手の話を聞いて「おかしいな?」と思っても、どこがおかしいか言えない方や、なぜおかしいかを表現できない方は、是非この本を読んで、自分の言葉を出す練習をしましょう。 読了日:10月01日 著者:小野田 博一
峠 (上巻) (新潮文庫)峠 (上巻) (新潮文庫) いわずとしれた司馬遼太郎の小説。なぜか昔の文庫本が家にあり、思わず読んでいたら止まらなくなってしまった(笑)前半は継之助の女遊びのシーンばかりなのだけれど(爆)藩の舵取りをし始めてからは、怒濤のような改革を推し進め、藩のみならず読者すらも唖然とさせる痛快さが楽しくてしょうがなかった。その一方で藩政改革を行っている頃、既に京都では大政奉還が行われているなど、時勢から大きく遅れている実態も浮き彫りになっており、下巻の悲劇へとつながっていく・・・継之助の痛快改革を、もっと読みたいなあ。 読了日:10月04日 著者:司馬 遼太郎
BLEACH―ブリーチ― 47 (ジャンプコミックス)BLEACH―ブリーチ― 47 (ジャンプコミックス) 浦原さんがあんなにあっけなく破れる辺り、絶対裏があると思っている方は多数なはず(笑)ギンがついに怪しいスタンスを出し始めるなど、絶望的な状況の中でも、もう二転三転ありそう。‘精神と時の部屋’も出てきたことだし(爆)余談ですが、藍染との戦いでも全貌どころか、さらに技の幅を拡げる紅姫。卍解はいつ見られるのか・・・ 読了日:10月04日 著者:久保 帯人
銀魂―ぎんたま― 36 (ジャンプコミックス)銀魂―ぎんたま― 36 (ジャンプコミックス) 寿限無の話しは、これアニメ化したら、九兵衛(CV:折笠さん)はサルの名前を言うのだろうか・・・作者から出演者への‘期限無き’練習問題(ハードル高っ)なのか??最初の神威・高杉のラスボス候補組の話しで締まってきたと思ったら、その後はいつもの通り、というかいつも以上のウ○コとかチ○コネタばっかりとは(汗)。まあ、電車の中で読んで、思わず吹き出しながら読んでましたけどね(汗)これ、別の意味でアニメ化再開するのだろうか・・・ 読了日:10月04日 著者:空知 英秋
龍馬史龍馬史 簡明で、非常に読みやすい一冊。ページ数は少ないながら凝縮されたエッセンスは分厚い龍馬研究本に劣ることはありません。最近読んだ龍馬関連の本の中で一番読みやすく、わかりやすい本です。さすがは「武士の家計簿」の筆者だけあって、資料を丹念に丁寧に読み解いた上での文章構成だということが伝わってきます。龍馬暗殺については菊池氏の著書と非常に同じ観点での犯人推理ですが、会津や薩摩の人材登用法や、龍馬の性格分析など、様々なアプローチからの指摘は見事の一言。龍馬ファンなら絶対に読んでおきたい本です 読了日:10月05日 著者:磯田 道史
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) ネットによる目に見える変化と、目に見えない変化についての考察が光る1冊。数年前の本なので、今読むと楽観視(希望視)な観点はいくつもあるけれど、仕組みや論点、そして意識の変革を理論で理解しなければ、これからの世界に対する理解は曖昧になっていく、という点は正しくその通り。というか、半ば現実と化していることに、著者の着眼点の鋭さを感じる。技術の進歩が、本当に何をもたらすのか、それを、能動的に考えるきっかけになる、そんな本だと思います。 読了日:10月08日 著者:梅田 望夫
峠 下    新潮文庫 し 9-16峠 下  新潮文庫 し 9-16 この小説の神髄は、案外「あとがき」にあるかもしれない。「あとがき」を読んで初めて、河井継之助という人物の不可思議さと、この小説の根幹にある想いが伝わってくる。前巻で感じた継之助の痛快さや軽快さが、下巻が進むにつれて、硬面さが研ぎ澄まされていき、最後は魂が肉体を覆っているような・・・そんなイメージが広がっていった。優れた戦術司令官であり民政官でありながら、一方で『ひとり』であり続けてしまった一生は、個の力とは何か、己という存在の最後にのこるものは何かを問いかけ続けている。そんな気がしています。 読了日:10月12日 著者:司馬 遼太郎
宣伝部物語 ヒット広告を生み出す「宣伝部」力の秘密宣伝部物語 ヒット広告を生み出す「宣伝部」力の秘密 同業界の端くれとして、非常に勉強になった1冊。広告は勿論、製品作りを含めたディレクションやクリエイティブにおける各社の仕組みの紹介が大変貴重なので、大企業に所属する方は勿論、所属したい方は必ず読んでおくことをオススメします。ただ、不況やら国内産業の限界、海外への進出に予算カットと、寒々しい話題が多い昨今を思うと、この本で紹介されている黎明期の前向きな姿勢がまぶしく見えますね(笑) 読了日:10月13日 著者:せきかわとしいち
ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫) エッセイを1冊にまとめたということで、スタートは別々なれど、指摘しているポイントはほぼ同じ。普通なら「また同じこと言ってる」と軽視してしまうのに、ドンドン読めてしまうのは、繰り返し述べていることが、とても大事なことだと(この本で)気付かされるから。そして、繰り返し見て・読んで・書くことが「覚える」ことにつながるから(ちなみに反復練習や暗証など体に覚えさせることが書かれて、なるほどとうなった)短時間・限られた場所での勉強などキラーフレーズが多い1冊。ゆるゆると読めるのも魅力です。 読了日:10月14日 著者:外山 滋比古
小説すばる 2010年 11月号 [雑誌]小説すばる 2010年 11月号 [雑誌] 表紙にもある通り、楊令伝特集が掲載されてます。何と言っても楊令伝(北方水滸伝)続編の執筆正式発表でしょう!!北方謙三×北上次郎の対談では、楊令伝に関する北方氏の貴重なコメントが多数掲載。次回作「岳飛伝」の前におさらいしょっ 読了日:10月16日 著者:
マクロスF  フロンティア・メモリーズ (角川スニーカー文庫)マクロスF フロンティア・メモリーズ (角川スニーカー文庫) ようやく買った短編集。時系列を特に意識していない構成なので、状況を理解するのにしばらく時間がかかった(笑)冠こそマクロスFですが、イサム・ダイソンが出てくるなど、他シリーズとのコラボがあっておもしろかった。ただ、やはり一番面白かったのは最後の修学旅行話し。本編で語られていない学園ストーリーをもっと読みたいなあ。 読了日:10月16日 著者:小太刀 右京
楠木正成と足利尊氏 (PHP文庫)楠木正成と足利尊氏 (PHP文庫) 世の中の変革時に、変革の基軸にいた2人の武将の物語。南北朝という、難しい時代に何を持って武を振るい、何を持って政を行うか、正成と尊氏の切ない共振に魅せられました(もうすこし深く突っ込んで欲しかった気はします。北方南北朝のように)想いはありながら実現には手が届かなかった正成と、世を変える力を持ちながら方向性を見いだしきれなかった尊氏。果たしてどちらが人として、漢として意義ある生なのか、考えさせられます。 読了日:10月16日 著者:嶋津 義忠
名城と合戦の日本史 (新潮選書)名城と合戦の日本史 (新潮選書) 先日、直にお会いすることができた、小和田先生の一冊。合戦の一つ一つは4ページほどと、割合軽めの分量ですが、マニアックなものから著名なものまで攻城戦の概要が掴める内容になっています。最新の研究結果がさりげな~く織り交ざっており、スパイスのように効いてくるのも大きなポイントです。 読了日:10月18日 著者:小和田 哲男
世界一やさしい成功法則の本―今日にでも、別人になれる言葉 (知的生きかた文庫)世界一やさしい成功法則の本―今日にでも、別人になれる言葉 (知的生きかた文庫) 「ありがとうの反対はあたりまえだよ」など、胸を優しく包むようなフレーズが残る1冊。ボリュームはそれほど厚くはないので、すぐに読破できますし、文庫なので持ち歩きも便利。自己啓発の入門的要素が多いので、この手の本を読んでいる方には物足りないかもしれないけど、大事なことが詰まっています。再び読む時は、どんな自分に変わっているだろうか、ワクワクするなあ。 読了日:10月19日 著者:山崎 拓巳
仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト―あなたが逆転するための73のメニュー よりストイックに、より充実した時間を費やしたい方は必ず読んで欲しい1冊。ここまでやるの~な手法もあるけれど、非常に合理的で、かつ誰でもできるようなフォーマットでまとめられているので、まるで手の届かない手法がない、という印象が強いです。1つでも2つでも取り入れることで、自分が変わっていく感覚を楽しもう♪な気分で始めてみたいと思います。 読了日:10月20日 著者:奥野 宣之
周瑜―「赤壁の戦い」を勝利に導いた呉の知将 (PHP文庫)周瑜―「赤壁の戦い」を勝利に導いた呉の知将 (PHP文庫) 知将・深謀の名軍師として名高い周瑜ですが、今作品では孫策と競い合う若々しさや、孔明を警戒することで全体像を見失う場面など、熱さ(泥臭さ)が目立ってます。特に孔明との駆け引きは相当意識したのか、本人同士のからみは、あまり描かれていません。もう少し新しい周瑜像を提示してもよかったのになあ、とは思いますが、広くあさーく周瑜を知りたい方にはうってつけの1冊です。 読了日:10月21日 著者:菊池 道人
30歳までに誰もがぶつかる 仕事の壁を乗り越える方法30歳までに誰もがぶつかる 仕事の壁を乗り越える方法 懇切丁寧、まさにこれに尽きます。ここまで生々しい実体験をさいしょに暴露する本も珍しいと思いましたが(笑)そのあとの内容も、目の前の20代に手取り足取り教えるような展開でためになりました。ただ、やや基礎的すぎ・観念的すぎるのも事実。具体性だけでなく、より先を見据えた(というより、先に目を向けさせるような)内容があると、より深みのある1冊になったのではないだろうか。続編に期待です 読了日:10月25日 著者:津田 陽一
歴史読本 2010年 12月号 [雑誌]歴史読本 2010年 12月号 [雑誌] 本屋でたまたま目に入り、勢い購入♪こういう戦国モノの本、理屈抜きで大好きです(笑) 読了日:10月25日 著者:
楊令伝 13 青冥の章楊令伝 13 青冥の章 この巻に関しては、岳飛の活躍が目立ちました。岳飛軍ほど、国を創る難しさを体現した集団はいないんじゃないかと思わせる迷走ぶり(涙)ただ、そんな中でも己を問いつめ、己を深めていく姿勢は、素直に尊敬できるなあ。その一方で梁山泊の理想郷ぶりが語られ、そしてそれが故の危うさが少しずつ顔を覗かせる・・・うーん、おっかない(怖)ちなみに影の主役は完顔成、退役した後のシーンは、涙が出そうになるくらい穏やかだった。 読了日:10月26日 著者:北方 謙三
宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書)宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書) 文系の僕にとっては???な単語ばかり、なのですが、不思議とワクワクする内容です。未知への憧れや、彼方への探求心をかき立てられる展開で、科学(物理学)との距離が近づいた気がします。理論が先行し、実証が後で行われていたり、「強い力」「弱い力」そして終いには「暗黒エネルギー」といった、ん?な表現が使われていたり、とイメージで思っていた現場と、随分違うなあ(驚)夢のある世界を久々に堪能しました~ 読了日:10月28日 著者:村山 斉
「しぐさ」を見れば心の9割がわかる! (王様文庫)「しぐさ」を見れば心の9割がわかる! (王様文庫) 結構面白い。何気ない仕草から、ヒトの性格・特徴を読み取るためのポイントやパターン、対処法などが載っています。対処法については、もう少し深めて欲しかった感は否めないのですが・・・他者はもちろん、自分を振り返るにも使える要素は詰まっているので、ある意味自分の課題発見に使った方が有意義かも? 読了日:10月29日 著者:渋谷 昌三
だから人は本を読むだから人は本を読む 良くも悪くも一流の読書家の文章だなあ、と思う1冊。他文化に精通した書評や日本文化に対する視点、これからの価値観の変化、何より出版(書店)業界に対する提言は頷けるモノばかり。が、本筋である「本を読む」必要性や本の重要性については、それほど心を動かされなかった。活字文化の廃化や、本が読まれないことが課題、という設定は正直古い(中高年の方が活字から遠ざかっているというデータすらある)。必要性を実体験だけでなく(それこそ)今やこれからの日本の情勢を盛り込んでくれれば、もっと理解が深まったのに、と残念に思った。 読了日:10月29日 著者:福原 義春