モーション・グリーン

読破本・特撮(仮面ライダー)・アニメを取り上げるブログです。

2011年9月読書のまとめ

9月の読書メーター 読んだ本の数:20冊 読んだページ数:5509ページ ナイス数:63ナイス 20冊超えがいよいよレギュラーペースになりつつある?順調です。 将の器・参謀の器―あなたはどちらの“才覚”を持っているか (青春文庫)将の器・参謀の器―あなたはどちらの“才覚”を持っているか (青春文庫) 童門氏が語る、己の持つべき力の方向性を、時代のリーダー達から学び分析した1冊。大きく将の能力・参謀の能力の2点に分けて解説しているが、実際はその両方が必要とされていることに行き着く。大事なのは、組織に呑まれないこと。そして内々の批判者になるのではなく、実行者であること知らず知らずの間に染まらないよう気をつけなければ・・・著名人のエピソードに対する分析は秀逸だが、単純に褒め称えるのではなく、きちんと批評しているところはさすが。 読了日:09月01日 著者:童門 冬二
新テニスの王子様 6 (ジャンプコミックス)新テニスの王子様 6 (ジャンプコミックス) 枕投げという、久々のレク話しが出てきて面白かった反面、お前ら、本当にテニスをしているのか?とツッコミたくなるほど吹っ飛んでいく一同(笑)テニスという名を冠した、ド級格闘技だこりゃ・・・ただでさえ強いと思われていた残留組トップの、さらに上の遠征組登場で、パワーインフレがますます加速(爆)人数が多すぎて、やや影が薄い(?)リョーマの活躍はいつ訪れるのか? 読了日:09月02日 著者:許斐 剛
銀魂―ぎんたま― 41 (ジャンプコミックス)銀魂―ぎんたま― 41 (ジャンプコミックス) 本巻ほぼまるごとエリザベスだらけ、というか着ぐるみ?祭り(そしてガ○ダムも)ネタはともかく、かなり熱い展開だったにもかかわらず、最後のオチが、あまりにも、な形でしばし呆然(というか当初意味が分かりませんでした)せっかくの辰馬&陸奥本編登場祝いが吹っ飛んだわ(怒)そしてエリーの謎はまたもやお預け・・・ 読了日:09月02日 著者:空知 英秋
小説 劇場版ハヤテのごとく! (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)小説 劇場版ハヤテのごとく! (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕) ゴメンナサイ、映画見られなかった(涙)でも、劇場で流れていただろう雰囲気を感じることができた、非常に再現率の高い(当社推測)作品だったのではないかと。それにしても原作の先の展開を先取りしている時系列、ってことは・・・意外と人間関係変化薄いな(笑) 読了日:09月05日 著者:加納 新太,畑 健二郎,小林 靖子
里見義堯(よしたか) 北条の野望を打ち砕いた房総の勇将 (PHP文庫)里見義堯(よしたか) 北条の野望を打ち砕いた房総の勇将 (PHP文庫) ちょっとマニアックな歴史小説。里見家と領民のために、北条家と戦い続けるその姿は、最後に万年君と崇められることで報われていく、非常に綺麗な展開。ままならぬ息子に、家臣の謀反、護り続けてきた領地をいっぺんに奪われる屈辱など、危機大き人生の中、何を信じ・何を糧に戦うのかを魅せてくれる、勇気あふれる1冊です。 読了日:09月06日 著者:小川 由秋
信之と幸村 (PHP文庫)信之と幸村 (PHP文庫) 大河ドラマでも少し登場した真田家。その兄弟を中心にした真田家の光芒を描いた歴史小説。幸村が美男子ではなく、史実通りの歯の抜けたおっさんとして描いているのは好感が持てたし、信之や幸村を変に持ち上げないのもgood。ただ、若干展開がかみ合わないなあ、と思うところがあり違和感が残った。特に信之の器(天下の政をとれると幸村は言った)や佐助のその後については、匂わせるだけではなく昇化してほしかったなあ。 読了日:09月07日 著者:嶋津 義忠
謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで 祝連ドラ☆ということでようやく読了。令嬢なのに刑事、刑事なのにボンボン、そして執事なのに毒舌、という一般イメージからのギャップがいいあんばいで違和感を感じさせない、イマドキ(?)の脱力系推理小説、おもしろかった。終盤になると、段々ワンパターンすぎてくるのが難点だが、あんまりネチネチすることなく読み進められるテンポの良さは、最後まで笑いながら読み進められた。続編も発売されるようで、続きが楽しみです。続編は変化球がほしいよねえ・・・ 読了日:09月08日 著者:東川 篤哉
最上義光 (人物文庫)最上義光 (人物文庫) 知る人ぞ知る、伊達政宗と並ぶ奥羽の勇将、最上義光を描いた歴史小説。が、その手腕領土拡大のためには謀略やら暗殺やらと、かなり暗いやり方が多い(苦笑)また、中央権力との外交手腕では貧乏くじを引き続け、愛娘は処刑され、次男を家康に人質出したことで長男との関係がこじれるなど、ままならない悲劇性がつきまとう(涙)政宗や兼続の身近なライバルにしては、ちょっと光り輝くものがなかったのかも・・・義光の家臣にして、最後は遠くから最上家の盛衰を見守る好感キャラ・小森田番内がいい味出してます。 読了日:09月10日 著者:永岡 慶之助
酔って候 (文春文庫)酔って候 (文春文庫) 久々の司馬本。この短編に登場する君主達は、おそらく幕末に生きた人物達の中では、非常に聡明な部類に入り、かつその能力を活かせる身分にいた方達。しかし、彼らが歴史上の主役となることはなかった、というか歴史の変転によって損をしたといっていい。その結果を淡々とつづる、相変わらずの司馬観は、深みを感じさせる。能力ある者が必ずしも歴史の先導者ではなかったのはなぜだったのか。それを一番知りたかったのは、本作の登場人物なのかもしれない。 読了日:09月13日 著者:司馬 遼太郎
無趣味のすすめ無趣味のすすめ 読んだ後、文庫本で「拡大決定版」が出ていることを知り、「しまった~」と後悔した(笑)ただ、本作だけでも、著者のシンプルで核心を突いた単文が胸を突いてくる。北方謙三がエッセイで書いていた「本質のみを残し、他をそぎ落とす」事を行って、残った文だからこそ、響いてくるのだろう。現状に心から満足せず、まだまだ飢えていたい方は必読です。さて、「拡大決定版」読もう(爆) 読了日:09月15日 著者:村上龍
楊令伝 4 雷霆の章 (集英社文庫)楊令伝 4 雷霆の章 (集英社文庫) 北と南で、一気に戦線が拡大していく、まさに怒濤の展開。静かに力を高める梁山泊に、花飛麟や張平ら新たな力が加わり、梁山泊の描写には心躍る(亡き王母を偲ぶシーンは泣けた・・・)一方、南は不気味で陰惨な?雰囲気が読み手にも伝わってくる、十万単位の度人が一気に死んで、禁軍がそれらを踏みつぶして進んでいくシーンは、実際に見たら人間保っていられるか自信がない・・・童貫の絶望が心に響く。そして北は北で、燕国へ絶頂から絶望への奈落落としが・・・ 読了日:09月16日 著者:北方 謙三
修羅の門 第弐門(3) (月刊マガジンコミックス)修羅の門 第弐門(3) (月刊マガジンコミックス) 一撃一撃の描写の勢いといい、最後の虎砲といい、まとめ方といい、非常に濃い毅波戦だった!!突き詰めるところ、人は自分以外の自分にはなれない、ってことなのだけど、でも技術進歩による格闘界の向上・修練を積むことでたどり着ける更なる高みなど、確実に世界は‘陸奥’に近づいているのだなあ、という実感も・・・そんな世界に九十九が再び舞い降りた意味は、果たしてどこに生まれてくるのか?少しずつ己のリミッターを外してくる九十九の、更なる技の披露も愉しみ(笑) 読了日:09月16日 著者:川原 正敏
名探偵コナン 73 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 73 (少年サンデーコミックス) 女性探偵、世良チャン登場で、停滞気味な話しが、多少なりとも動いてきたなあ。ただ、コナンは声を変えていることを、少年探偵団には隠すつもりがないのか(爆)まあ、いずれにせよそろそろ黒ずくめの組織との絡みが欲しいところ。世良チャンは関わるのだろうか? 読了日:09月16日 著者:青山 剛昌
関ヶ原銘々伝 天下分け目の戦いで馬鹿を見た人、笑った人 (ソフトバンク新書)関ヶ原銘々伝 天下分け目の戦いで馬鹿を見た人、笑った人 (ソフトバンク新書) 関ヶ原の概要本。ただ、三成の子供達が皆生き延びていたことや、相良家が関ヶ原前も含めて800年間同じ領地を統治していたことなど、知られていないエピソードが随所に散りばめられていて、飽きることなく読むことができる。また、紹介されている人物も、家康や三成といったおなじみの大物から、赤座・小川・朽木・脇坂など寝返り組、さらには宗薫や木食上人まで、と非常に幅広い。こうしてみると、「関ヶ原」は大名だけではなく商人や僧まで本当に様々な人々が揺れ動く一大決戦の場だったことを、今しみじみと感じる。 読了日:09月19日 著者:小松島 六合
戦国鎌倉悲譚 剋戦国鎌倉悲譚 剋 歴史小説の中でも、非常に異色の1冊。後北条家サラブレッドとしての責務・決められた歯車としての自分と、そこから抜け出したい自分。両者の中でネガポジを繰り返していく氏舜の姿は、まさに現代社会における人間のあり方に重なる。また、強い意志を貫いたように見えながらも、実は脆さとの背中合わせでせめぎ合いを繰り返したのであろう青蓮尼との、ひたむきに向き合おうとする二人の生き様がまぶしく見えた。物語は残酷な展開へとつながっていくが、大事なのは己の本心に沿う生き方であることを、本書は教えてくれている、そんな気がした。 読了日:09月20日 著者:伊東 潤
戦国誕生 中世日本が終焉するとき (講談社現代新書)戦国誕生 中世日本が終焉するとき (講談社現代新書) 非常に学術的な論調なので、やや堅苦しさあり。しかし内容はホンモノの歴史好きならば抑えておきたいものばかり。室町時代末期から戦国時代への移行期、その中で起きていた社会構造の変化が幕府(将軍)や朝廷(天皇・公家)そして守護(大名)、それぞれの視点に沿って分析されており、戦国時代への流れの必然性が明確に浮かび上がってくる。聞き慣れない武将名が多く読み慣れない部分もあるだろうが、結果から推し量るのではなく構造の変化から全体像を見ることこそ、本当の歴史の理解。そのきっかけに本書はいかがだろうか。 読了日:09月21日 著者:渡邊 大門
国民の知らない歴史 (ワニ文庫)国民の知らない歴史 (ワニ文庫) 歴史の有識者達が語る、正史へのへの疑問符を集めた1冊。元記事自体は10数年前のモノなので情報の古さは否めないのもの、論点自体は非常におもしろい。ただ、現在の歴史論から言えばトンデモ論ばかりなので、すんなり受け入れられないところも多々ある。分量はそれほど多くないので肩肘張らずに読めるのはgood 読了日:09月22日 著者:高橋 克彦,小林 惠子,中津 文彦,関 裕二,荒巻 義雄
跡を濁さず―家老列伝跡を濁さず―家老列伝 中村氏チョイスの‘家老’たちの生涯と幕の閉じ方をまとめた短編集。意外だったのは、いわゆる名家老ばかりが出てくるのかと思いきや、加藤家取りつぶしの原因を作った堀主水や、幕末の後藤象二郎などクセのあるメンバーも取り上げられていたこと。彼らは優れた能力と恵まれた環境で生きながらも、主家が無くなったり、力をもてあましたり、時代を見誤ったり、とそれぞれがそれぞれの危機に直面しながらも、それを乗り越え、己のけじめをつけていく。文字通り「跡を濁さず」消えていけるのも、責任者の為せる業なのかもしれない。 読了日:09月27日 著者:中村 彰彦
放課後はミステリーとともに放課後はミステリーとともに 『僕っこ』涼ちゃん(名前、「僕」の一人称。1話読んでズッコけたけど、女の子だった・・・)‘なんちゃって’探偵部として活躍するゆる~い推理小説。各登場人物の皆様が推理力たくましいので悲しいかな本書において実質涼ちゃんが解決する事件はほとんどないのだけれど(涙)だからこそ各キャラ同士の掛け合いが軽妙なので、飽きずに読むことができた。推理(恋の?)ライバル登場してくると、もっとおもしろくなったかも。 読了日:09月27日 著者:東川 篤哉
伊庭八郎(いばはちろう) 戊辰戦争に散った伝説の剣士 PHP文庫 (PHP文庫)伊庭八郎(いばはちろう) 戊辰戦争に散った伝説の剣士 PHP文庫 (PHP文庫)るろうに剣心」で錦絵として登場?していた隻腕の美剣士・伊庭八郎の生涯を描いた歴史小説。べらんべえ口調の八郎がすがすがしく思った以上の青春活劇でおもしろかった。ただ、(新撰組・榎本関連の)交友関係描写が薄めだったので、終盤の戦いと最期の時の感情移入がややしづらかったのが惜しい。 読了日:09月28日 著者:野村 敏雄
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