モーション・グリーン

読破本・特撮(仮面ライダー)・アニメを取り上げるブログです。

2011年読んだ本のまとめ その6

 もうすでに2月ですが(汗)昨年に読んだ本を振り返るコーナーです。  毎度お世話になっている読書メーターより抜粋してます。  さあさあ、10月の読んだ本です。 ※2011年の読書メーター 読んだ本の数:226冊 読んだページ数:59972ページ ナイス:547ナイス 感想・レビュー:223件 月間平均冊数:18.8冊 月間平均ページ:4998ページ 上杉三代記 (PHP文庫 し 18-6 大きな字)上杉三代記 (PHP文庫 し 18-6 大きな字) 謙信の父・為景から続く上杉三代を描いた歴史小説。人物像の見えなかった為景の圧倒的な存在感と魅力に引き込まれる反面、三代目の景勝が薄っぺらく見えてしまう。展開も最後は尻つぼみになっていて、かつ紙面分量も兼続に喰われているのがさらに痛い・・・上下巻にしてボリューム増やすとか、三代を見続ける共通人物を出すなど、一環要素がないと世代モノは難しいのがよくわかる(涙) 読了日:10月02日 著者:嶋津 義忠
無趣味のすすめ 拡大決定版 (幻冬舎文庫)無趣味のすすめ 拡大決定版 (幻冬舎文庫) 拡大決定版とはいえ、追加要素は近年の時事ネタ。根幹の部分は単行本版と変わらないので、再確認のつもりで読むことができた。また、思い出したかのように読みたいなあ 読了日:10月02日 著者:村上 龍
BLEACH―ブリーチ― 52 (ジャンプコミックス)BLEACH―ブリーチ― 52 (ジャンプコミックス) いたんだね、藍染以上の怖い能力使い(涙)化けるならともかく、記憶をすり込むことで、一護を彼の空間から排除してしまうとは・・・どこいっても月島から逃れられない恐怖。。。もうちょっとこの展開続いてたら完全に鬱状態、オヤジよくぞ来てくれました(涙)そしてルキア待ってましたあ。ようやく死神出てきて、いっぺんにBLEACHらしい心躍る流れになりそうだ。 読了日:10月04日 著者:久保 帯人
ヒットメーカーの寿命―阿久悠に見る可能性と限界―ヒットメーカーの寿命―阿久悠に見る可能性と限界― 先日未発表の作品が公開された、戦後の名作詞家阿久悠さんの生涯を綴った評伝。失礼ながらこの本読むまで阿久さんのことを存じ上げず、また作詞家へのイメージも非常に曖昧なモノだったが、本書を読んで、阿久さんが積み上げてきた、言葉と時代のマッチングバランスに圧倒された。より人に届く言葉やセンテンスとは何か、ストイックに見つめ続けた1人のヒットメーカーの生涯は、「何かを磨き上げること」のすばらしさと過酷さを突きつけてくる。また、本書ではJーPOP主流の現代へ警鐘を鳴らしており、音楽の移り変わりを学ぶにもオススメです。 読了日:10月05日 著者:高澤 秀次
新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (12) (角川コミックス・エース 148-14)新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 (12) (角川コミックス・エース 148-14) この巻は久々に原作準拠?な展開。まあ、ゲンドウパンチという、とんでもない技が出てきたけれど(笑)他にも、シンジが男を魅せたり、1人(レイ)ではなく2人(レイ+アスカ)で攻撃を防ぐという、原作で見たかったシーンが出てきたりと、比較的見物多し。それでもシメをエロにするというのは変わらずかあ。そこ突かなくても割合落としどころはあると思うんだけどなあ・・・ 読了日:10月06日 著者:高橋 脩
機動戦士ガンダム 新ギレンの野望 コンプリートガイド (ファミ通の攻略本)機動戦士ガンダム 新ギレンの野望 コンプリートガイド (ファミ通の攻略本) そういえば、真三國無双6specialばっかりやってて、ほとんど手をつけてなかった(涙)・・・というわけで、本書をきっかけに、再ギレンの野望します(笑) 読了日:10月06日 著者:週刊ファミ通編集部
武田信繁 (PHP文庫)武田信繁 (PHP文庫) 読みながら、「豊臣秀長」(堺屋太一著)を思い出した。それくらい、本人よりも父信虎や兄信玄、甲斐国に関する描写がほとんどで信繁本人のエピソードが出てこない、でも信繁の人となりが柔らかく伝わってくる、という不思議な展開。果敢な兄信玄を支える姿は武や知謀よりも、和の人柄が窺い知れる内容となっている。終盤の家訓制作話しは、今の政治家に聞かせてやりたいくらいの名エピソード。大事なのは文字にして残すことではなく、人の心に宿り受け継がれていくこと。「伝える」ことの本質を学んだ気がした。 読了日:10月06日 著者:小川 由秋
朝倉義景―信長を窮地に追い詰めた越前の雄 (PHP文庫)朝倉義景―信長を窮地に追い詰めた越前の雄 (PHP文庫) 歴史小説というよりは、評伝?前半こそ義景前の朝倉家隆盛の話が出てくるモノの、朝倉義景が当主になって以降は(主人公のはずなのだけど)、信長や浅井長政、信玄など関わりのあった大名を描写しつつ、義景がなぜ朝倉家を滅ぼしてしまったのか、という分析になるという、描写視点が安定しない展開。しかも結局義景が凡愚であることを結論づけているので、全体的に歯切れの悪い内容。せっかく義景をメインに置いているのだからもうすこし盛り上げてあげても良いはずなのだけど・・・ 読了日:10月09日 著者:星 亮一
銭の弾もて秀吉を撃て ――海商 島井宗室銭の弾もて秀吉を撃て ――海商 島井宗室 非常に異色の歴史小説。戦国の荒波の中で奴隷にまで墜ちながらも、商人として大成していくサクセスストーリーなのかな?と思いきや、売られた先の朝鮮を、かけがえのない国として、大陸侵略を行う秀吉と対立しながら守っていくという、怒濤の反逆物語。「利休にたずねよ」を彷彿とさせる時系列を基準にした章立てや、主人公が奴隷という設定など、斬新な構成が先を読ませず、ドキドキしながら読んでしまった。惜しむらくは、朝鮮との関わりの話しが分量として多すぎて、政商時の話し(信長との絡みなど)が薄くなってしまったことかなあ。 読了日:10月11日 著者:指方恭一郎
自分探しと楽しさについて (集英社新書)自分探しと楽しさについて (集英社新書) 自分探しに、人生の目的等々誰もが一度は考えたはずの、人生への悩みについてのエッセイ?どちらかというと、つらつらと著者の思いを綴っているので、脈絡なかったり力業で結論向かっていったりと振り回される感あり。それでも、これほどシンプルに一つ一つ結論づけて言ってくれると非常に気分爽快である。「自分探し?自分は貴方でしょ」「・・・あ、そっか」こんな感じです(笑) 読了日:10月12日 著者:森 博嗣
偉人たちの脳  文明の星時間偉人たちの脳 文明の星時間 積読してたのがもったいないと思わせるほどの、すばらしき1冊。茂木氏の飽くなき世界への想いが歴史の偉人・建物・文化など様々な題材で現れる、奥深き旅。まるで茂木氏の頭の中を旅しているかのような短編の数々は、我々をあるべき原点に立ち戻らせてくれる。一つの思考(テーマ)で、自分の思考を無理なくあるがままに表現された、まさに思考の表現のお手本。読み終わって、閉塞と思える世界が無限に拡がった気がした。きっと僕はワクワクしています。 読了日:10月15日 著者:茂木 健一郎
大谷吉継と石田三成 (PHP文庫)大谷吉継と石田三成 (PHP文庫) 三成と吉継という、二人の武将に焦点を当てた歴史小説なのだけど、近年の研究や主説を取り入れた内容になっているので、細かいところにおっ、と思わせるポイントあり。割とコアな歴史ファンでも、意外に知られていない大谷吉継の半生は結構面白い。三成に関しても従来の「横柄な官僚」→「誠実で真面目」キャラで描かれていたのが好感持てる。三成は変に悪役のバイアスかけるよりも、人間味あふれる漢の方が、最近は違和感なく受け入れられるようになった気がするなあ。 読了日:10月16日 著者:工藤 章興
江と徳川三代 (アスキー新書)江と徳川三代 (アスキー新書) 大河ドラマもクライマックス、ということで今更読破(笑)小説家でも書こうとしないだろうってくらい数奇な運命をたどったお江の生涯を改めて確認したのだけれど、以前お江展行った時も思ったが、この方の史料がものすごく少ない、ということを改めて実感。特定方向からの史料やイメージによって印象が作られた人なのかもしれない。更なる研究が進むことを願う。 読了日:10月17日 著者:安藤 優一郎
ハヤテのごとく! 30 (少年サンデーコミックス)ハヤテのごとく! 30 (少年サンデーコミックス) 誤解によって成り立つ‘際どい’関係、という当初のハヤテ×ナギを彷彿とさせる展開は、懐かしさを感じたなあ。ルカが前巻あたりから活き活きと動いているので展開に違和感なく読めたし、ハヤテ×ヒナギク×ルカという黄金トリオには期待大。使命感に燃えるヒナギクが真面目すぎて笑える・・・あなた、またしてもライバル出現てことに気付いてないだろ(爆)ようやく次巻あたりから池袋の話しへ行くのかな?やや引っ張りすぎな風もあっただけに、一気に進んで欲しい。それにしても、ハヤテの働きぶりには脱帽、死ぬぞ、本当に・・・ 読了日:10月18日 著者:畑 健二郎
楊令伝 5 猩紅の章 (集英社文庫)楊令伝 5 猩紅の章 (集英社文庫) 方蝋の戦&燕国攻防戦完結。北では虚しさの残る結末ではあったけれど唐昇と簫珪材との会話に救いがあってよかった。南では数十万の屍を踏みにじる殺戮劇。後半になるにしたがって心が折れていく童貫の嘆きに、不覚にも涙が・・・段々戦の光景がイメージできなくなるほどのスケール感。本当に禁軍はよく戦ってられるよなあ(涙)連載や単行本で何度も読んでいるのだけれど、文庫という持ち運びできるサイズで改めて読むと、また違った発見があるなあ。そして、ついに小説すばる来月号から「岳飛伝」連載スタート(拍手)うわ~来月が待ち遠しい~ 読了日:10月20日 著者:北方 謙三
価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ タイトル長っ(笑)かつ最初から挑戦的な(?)タイトルではあるけれど内容は非常に明確で読みやすく、かつ実践できるよう(実践したくなるよう)な構成になっている。特筆すべきは事例が豊富なので、自分とのマッチングが図りやすいこと。短期間で成果が出るわけではないけれど、先を見据えたブランドづくりには必須の要素ばかり。中小企業主だけではなく、個人のブランディングにも応用可能な話しも盛り込まれている、オススメの1冊です。 読了日:10月21日 著者:川上 徹也
史記武帝紀 5史記武帝紀 5 李陵、司馬遷、蘇武。の三人にとって転機の第五巻。家族を虐殺され、己のあり方を再構築していく李陵。正論を述べたが故に取り返しのつかない喪失を味わった司馬遷。そしてサバイバル生活の中で「生きる」ことと切実に向かい合う蘇武。特に司馬遷と蘇武はこれまでの北方作品ではあまり見られなかった人物で非常に新鮮だった一方、「生きる」ことが彼らの生き様を通してどんどん迫ってきて、圧されっぱなしな自分に気付く。支配者の手を離れた三人の生と、己の生を制御しようとしてバランスを崩していく武帝の生。切なさが最後に残っていく・・・ 読了日:10月24日 著者:北方 謙三
新機動戦記ガンダムW フローズン・ティアドロップ (4)  連鎖の鎮魂曲 (下) (角川コミックス・エース)新機動戦記ガンダムW フローズン・ティアドロップ (4) 連鎖の鎮魂曲 (下) (角川コミックス・エース) 今巻のメインはデュオ&五飛。(ある意味デュオらしいけど)ここまで自堕落人間だったか?とやや唖然(笑)の回想。ヒルデとのハッピーエンドを期待した方は、見事に裏切られた展開だっただろうなあ(爆)その一方で、まだまだ現役バリバリの五飛&新エピオンVSエピオンとの燃える展開、ヒイロとリリーナとの再開、ヒイロでなければリリーナ殺害ができない理由が明らかになるなど、かなりめまぐるしく動いたのだけど、そろそろ新MS(ガンダム)の挿絵が見たい(願) 読了日:10月25日 著者:隅沢 克之
仮面ライダーオーズ / OOO 公式読本 ~OOO INFINITY~ (グライドメディアムック)仮面ライダーオーズ / OOO 公式読本 ~OOO INFINITY~ (グライドメディアムック) これはスゴいぞ。000のメインキャストインタビューはもちろん、スタッフの制作秘話や裏話、デザインメモなどとにかく000の全てが凝縮されている。この1冊で000がさらに楽しめる。というか000見てた人は絶対買いです。 読了日:10月25日 著者:公募
あの演説はなぜ人を動かしたのか (PHP新書)あの演説はなぜ人を動かしたのか (PHP新書) 名演説家達のスピーチ、その法則を実例を踏まえながら分析していく1冊。著者おなじみの「ストーリーの法則」を当てはめると、いかにアメリカの政治家達がスピーチを練りに練っているかがわかるし、逆に日本人の戦略下手が浮き彫りになってくる。そもそも日頃演説を全文読むこともないので、全体像が見えて非常に勉強になった(小泉さんの演説すら全文読んだこと無かっただけに)その場の雰囲気や時代背景・動画を見るともっと理解は深まりそうだなあ 読了日:10月26日 著者:川上 徹也
自分で奇跡を起こす方法~読むだけで人生が変わる真実の物語自分で奇跡を起こす方法~読むだけで人生が変わる真実の物語 前半の悲劇と、それに向かい合う姿勢には本当に頭が下がります。特に、「相手から見える」自分のことを意識して、笑顔でいようとする観点は、まさに目から鱗だった。中盤以降は自己啓発→宗教じみていてやや興ざめしたが、引き込まれるような構成は、勇気をもらい希望を宿してくれた1冊だった。 読了日:10月26日 著者:井上 裕之
江の生涯―徳川将軍家御台所の役割 (中公新書)江の生涯―徳川将軍家御台所の役割 (中公新書) 江に関する研究本。少ない史料と、時代背景・慣習・考え方に推測を交えて、江の定説を丹念に検証している。佐治一成との結婚に関する疑問や、江の実子に関する真説など結構大胆な展開と、(推測や状況証拠が多いが)根拠を示しての説明は引き込まれるおもしろさ。大河ドラマをきっかけにして登場人物の研究が進むのはあることなので、江に関してはさらなる研究が進んでくれることを期待☆ 読了日:10月29日 著者:福田 千鶴
望郷の道〈上〉望郷の道〈上〉 北方小説の中でも傑作と呼び声の高い小説は、熱い想いで結ばれた二人の二人三脚物語。義侠心にあふれ厳格だが几帳面な正太と、おおらかで面倒見がよいが浪費癖がなおらない瑠璃の夫婦が非常にバランスの良い関係で読んでいて惚れ惚れする。夫婦となってからも、お互いの知らない姿を知っていき、改めて惹かれていく様が丹念に丁寧に描かれていて、人と人との関係づくりの不明さとすばらしさを改めて感じさせてくれる。そのままの展開でも十分面白いのだが、とある大事件が起きるところから一気に胸が締め付けられる怒濤の展開へ・・・ 読了日:10月31日 著者:北方 謙三