モーション・グリーン

読破本・特撮(仮面ライダー)・アニメを取り上げるブログです。

2012年5月読書のまとめ

5月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:6111ページ
ナイス数:196ナイス

うつけの采配うつけの采配
読了日:05月02日 著者:中路 啓太
西郷の貌西郷の貌
加冶さんの歴史ミステリーシリーズ最新刊。上斜めから袈裟懸けに斬りつけるが如くの論調・新説・そして解答へ至る展開は健在。ですが、説の重要性&危険性をにじみ出すためにミステリー小説風に構成する必要、あるのかなあ(前々巻あたりからそうですけど)ただ、歴史の教科書や定説をなぞり、補強する目線でしか、日本の歴史を見ていては、より大きな全体像を捉えることはできないことを、このシリーズは唱い続けている。例え枝葉であろうとも、興味や疑問を持ち続けることを忘れないようにしたい
読了日:05月04日 著者:加治 将一
地球連邦軍大事典 ガンダム&一般兵器編 (宝島SUGOI文庫)地球連邦軍大事典 ガンダム&一般兵器編 (宝島SUGOI文庫)
歴代ガンダムの能力・装備・エピソードを網羅した一冊(それ以外の機体も含まれていますが)。宇宙世紀ガンダムについては最新のUCも含めて概ね網羅してはいるものの、Vや08小隊が入っていないのはなぜ?(ロケット砲などの相当マニアック兵器まで掲載されているのに)また、個々の兵器についてはもう一息のマニアックさが欲しかったところ。。。
読了日:05月06日 著者:僕たちの好きなガンダム編集部
無双の花無双の花
立花宗茂の生涯を描いた歴史小説にして、関ヶ原以降の宗茂に焦点を当てた異色作(これまでの宗茂を題材にした小説は、関ヶ原以前で終わることが多かった)元々、宗茂は西軍に属し所領没収になりながら、最終的に元の領地に返り咲くという、数奇にして希有の生涯を歴史に残した戦国武将。敵からも味方からも頼られる誠実さと信念の強さ、そして運命を切り開くその気高さとを基軸に描いたまぶしい一冊である。また、‘悪役’として描かれることの多い誾千代が、陰ながらも夫を支える賢女として描かれており、物語を鮮やかに彩っている。
読了日:05月07日 著者:葉室 麟
平家武人伝 (PHP文芸文庫)平家武人伝 (PHP文芸文庫)
平家といっても、大人物は清盛だけではなかった。本書は長男重盛をはじめとした清盛以外の英傑達を描いた歴史小説であり、時代の移り変わりの犠牲者たちに想いを馳せる一冊。ちょうど保元の乱から物語が始まっているので、早めに読んでおけば大河ドラマの予習にもなりますよ(笑)清盛以外の平家武将は敗者としてあまり語られることのないだけに貴重な内容。個々が優れていても組織戦で勝てなかった平家の没落。それは、単なる敗北以上のことを、今も、私たちに語りかけてくる。
読了日:05月08日 著者:嶋津 義忠
地球連邦軍大事典 ジム&量産MS編 (宝島SUGOI文庫)地球連邦軍大事典 ジム&量産MS編 (宝島SUGOI文庫)
ガンダム編と同時発売のジム&量産型MSの一冊。ジム系だけではなく08小隊Vガンダム系、ガンキャノンガンタンク系(ガンダムくくりでガンキャノンガンタンクガンダム編に収録・・・ややこしい)さらにはサラミスやマゼランなどの戦艦にハイザックマラサイなど、かなり幅広く掲載。要はガンダム直系以外の連邦軍所属(もしくは使用されていた)兵器は残らず載っているらしい。UCまで収録されている徹底さはガンダム編同様。意外にマニアックなエピソード拾っているのがあなどれません(笑)
読了日:05月09日 著者:僕たちの好きなガンダム編集部
戦国の群像 (学研新書)戦国の群像 (学研新書)
ご存じ戦国歴史研究の第一人者、小和田先生の一冊。といっても内容は戦国大名の国の治め方、当時の経済事情、百姓・商人・職人といった武士以外の人々の暮らし、さらには女性(妻など)の社会的地位の考察など、まさに戦国時代の‘時代’考証総決算。これ一冊で、当時の時代全体像が掴めた気になってしまう(笑)それほどのボリュームにも関わらず、各テーマごとに細かく分類して、わかりやすくまとめられている。戦国時代語るなら読んで欲しい一冊である。
読了日:05月10日 著者:小和田 哲男
龍馬が望まなかった戊辰戦争 (ベスト新書)龍馬が望まなかった戊辰戦争 (ベスト新書)
戊辰戦争の悲惨さを改めて感じる一冊。戦争後の官軍側の非人道的な扱いには、本当に同じ日本人の所業なのかと、絶望してしまう悲しさ。また、会津ら東軍側の無知無策ぶりも、泥沼の抗争に一役買ってしまったことも忘れてはいけない現実。双方の観点を偏らず、程よく折り合わせた展開には好感が持てる。が、さすがにタイトルと内容との齟齬はいただけない。龍馬暗殺前後や戊辰戦争、柴・山川を追いかけすぎて、中盤以降は単なる会津史に留まっている。龍馬と戊辰戦争との関わりや、「龍馬が望まなかった」観点は薄れて、読後の読み応えは今ひとつ。
読了日:05月11日 著者:星 亮一
日曜日の歴史学日曜日の歴史学
「日本史の1級史料」などでおなじみの山本氏の一冊。私たちに馴染みの深い時代や人物を題材にしながら、専門家としての例証を踏まえた解説は、うなりながら読んでしまうものばかり。創作ではない、実際の時代が見えてくることは、こんなにも私たちの認識を変え、ワクワクさせてくれるのか、と歴史がもっと好きになること請け合いです♪
読了日:05月14日 著者:山本 博文
戦国大名の婚姻戦略 角川SSC新書戦国大名の婚姻戦略 角川SSC新書
あまりクローズアップされることのない、戦国時代の婚姻戦略。それを様々な分類の中で解説していく一冊。事例自体はそれほどマニアックなものでもなく、広く浅くな内容なので、サクッと読める(お江の結婚については、本著の解説はオーソドックスすぎる、など)その反面、目を見張る内容が少ないので、それほどそそらなかった、というのが正直な感想。
読了日:05月15日 著者:渡邊 大門
世界の「スパイ」秘密ファイル (PHP文庫)世界の「スパイ」秘密ファイル (PHP文庫)
スパイといっても色々種類があるらしい。007みたいなスパイばっかりとは限らない。というわけで、そのイメージしかない私にオススメな(涙)スパイ解説本。スパイの歴史から、世界のスパイ組織解説、スパイの特性や有名なスパイの紹介など、かなり盛りだくさんな内容。特に史上に挙がるスパイ事件は歴史を知る上でも重要な観点があり、地味に勉強になる(笑)意外にスパイの活動が公式に残っている事件って結構あるんだなあ。
読了日:05月16日 著者:グループSKIT
ハヤテのごとく!  32巻+0巻サービスパック (特品)ハヤテのごとく! 32巻+0巻サービスパック (特品)
【32巻】1話1話単品では、完成度は高い。特に前半数話+カユラ話は読み終えて、グッと心が引き締まる。どの年代でも忘れちゃいけない‘覚悟’を思い出させてくれた。ただ全体で見ると、いつもの日常が戻ってきてやや展開が遅くなってしまった。謎の敵・アテネの今後・そして暗示されるナギとお金との運命、などそろそろ決着への道が見たいところ。 【0巻】文字通りの0巻ではなく、おまけパックな内容と思った方がよいです(笑)ま、正直かなりおもしろかったですし、プロトタイプも今読むと結構できあがってるなあ(爆)
読了日:05月16日 著者:畑 健二郎
小説すばる 2012年 06月号 [雑誌]小説すばる 2012年 06月号 [雑誌]
岳飛伝】今月から単行本第三巻の内容へ。「俺はそんな男を乗せているのではない」心が折れそうになる史進を、言葉ではなく行動で叱咤する乱雲。死に近づきすぎて散った蘇琪と、馬と共に生きた史進、それぞれの命運が、時代の変化を感じさせます。しかし、敬愛する楊令の遺児に斬られた蘇琪(涙)「血涙」を思い出すなあ・・・その他にも己の道を行き始めた秦容や、余命わずかな体を振り絞る呉用、そして梁山泊を背負って因縁の地で対峙する宣凱、と梁山泊が新たなステージへ向かってきたぞ~
読了日:05月17日 著者:
楊令伝 12 九天の章 (集英社文庫)楊令伝 12 九天の章 (集英社文庫)
金の商隊襲撃に、傀儡政権再び、張俊の野望、と、梁山泊周辺がやたらと動き回る巻でもあったけど、古株さんが次々と散っていく寂しい巻でもあった。楊令をはじめとした現メンバーの悩み具合と、爽やかに、雄々しく逝くメンバーを想うと、生と死の輝きの差を考えてしまう。瀬戸際だった燕青はどちらに傾くのだろうか。まだ達観するには若いよ(といいつつ、美少年だったイメージは変換しなければ)
読了日:05月18日 著者:北方 謙三
知らなかった! 衝撃のアニメ雑学 (宝島SUGOI文庫)知らなかった! 衝撃のアニメ雑学 (宝島SUGOI文庫)
知っている人は知ってるのだろうけど、不朽の名作から最近の作品まで、アニメに関するマニアック雑学を紹介する一冊。特にジブリ関連に関しては、元々詳しくなかっただけに「へ~」な雑学多し。が、とにもかくにもこの本、誤字脱字が多すぎ。フレーズを二回繰り返したり、俳優さんの名前間違えていたり、と、明らかに校正作業がおろそかのまま出版されているのは、いくらなんでもマズイだろう・・・
読了日:05月19日 著者:日本博識研究所
榊原式スピード思考力榊原式スピード思考力
自己啓発 兼 物事の取り組み方・考え方を解説する一冊。日本と世界との違いを活かしたコミュニケーションの重要性や、世界に出るなら日本をより詳しく知ること、わからないことを前提にすること、など、仕事に関する様々な心構えは我が身を振り返るきっかけになるものばかり。その反面、各項目の内容は全体的に浅め。特にディベートについては、何度か大切さを説きながら、利用法や実践法まで踏み込んでいないために、実際どうすればいいのか、どんなメリットがあるのかが掴みきれない。もっと突っ込んだ話も読みたかったなあ。
読了日:05月21日 著者:榊原 英資
真田三代 上真田三代 上
幸隆・昌幸・幸村。戦国武将の中でも人気の高い真田一族を描いた歴史小説は、謀略あり、忍びあり、巫女あり、美女あり(笑)と火坂ワールド全開(爆)全体的にそれほど目新しい展開はなかったけれど、支配者に迎合しない独立不羈の幸隆と、組織の中での生き方を選ぶ兄たち、そして熱き反骨心と、自在の心の昌幸。それぞれの目線の違いが非常に明確だったのが印象的。それぞれの漢たちに注ぐ火坂氏の想いが、そのまま私たちへの問いかけとなって、紙面上で活き活きと動く。後編も期待大☆
読了日:05月22日 著者:火坂 雅志
サムライ千年やりましたサムライ千年やりました
非常に珍しい構成で進む歴史?小説。最初が現代の話でどう進むのかさっぱりわからなかったけど、段々と遡っていく展開は新鮮で興奮しながら読んでました。一応、現代編での登場人物の祖先らしき人物が過去でも登場するけれど、それほど大きな関わりがあるわけではなく、むしろ現代において美化されている「サムライ」も、組織に揉まれたり、裏切られたり、上にご機嫌とったり、と、現代にも通じる要素で、短編同士がつながっている。昔も今も人間の本質は変わらないのです。悲しいことだけど(涙)
読了日:05月23日 著者:岩井 三四二
日本の城・封印されたミステリー ガイドブックが書かない「秘められた歴史」 (PHP文庫)日本の城・封印されたミステリー ガイドブックが書かない「秘められた歴史」 (PHP文庫)
歴史好きならちょっとかじっておいてもいいかもしれない、城にまつわるミステリーエピソードをまとめた一冊。といっても、ものすごく怖い話というわけでもなく、地元の方なら知っているであろう伝承がほとんど。なかには埋蔵金話も収録されていたけど、これって結局実在するのだろうか?
読了日:05月24日 著者:平川 陽一
空白 (Switch library)空白 (Switch library)
読了日:05月28日 著者:井上雄彦
朝の霧朝の霧
山本一力さんの時代物って、よくよく考えると久々(読メ登録前かな?)。町人や職人モノが多い印象がするけれど、本作は四国に舞台にした、ちょっとマニアックな設定。複数の人物を若干複雑に活躍させるため、内容に入り込むのが難しい反面、随所で風景描写をいろとりどり差し込んでいるので、物語が殺伐としないのは流石。長宗我部元親旗下で名将とうたわれた浪川玄蕃の盛衰は、名声ありすぎることが、本人達の幸せにつながらないことをひしひしと感じさせられた。ラストの引き離した描写は切なすぎる(涙)
読了日:05月29日 著者:山本 一力
「誤解」の日本史 (PHP文庫)「誤解」の日本史 (PHP文庫)
読了日:05月30日 著者:井沢 元彦
じゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~じゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~
ゲーム理論」と銘打っているものの、中身に関しては分析と確率論に基づいた、物事に取り組む際の戦略論についての一冊。ただ漠然と全てをやり過ごすのではなく、トライ&エラーを積み重ねていくことが大事なんだよねえ。ジャンケンの確率論は参考になったし、その他の事例も世の中の事項をきちんと考えるきっかけにしたい。
読了日:05月31日 著者:若菜 力人

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