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【2012年読破本170】岳飛伝 第十回(小説すばる 2012年 09月号 [雑誌])

 岳飛とウジュ、ついに、激突

小説すばる 2012年 09月号 [雑誌]
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◆武人 頂上決戦  

 岳飛VSウジュ。

 楊令亡き後、間違いなく当代きっての武人が、戦いを始めた。  

 楊令によって体と心に深い傷を残された二人が、それを確かめるように、命を奪い合う。 北方御大は、楊令が何であったか、それをこの2人を通じて描いていきたい、と語っていた。

↓ 

誌上採録! 梁山泊の会|大水滸シリーズ|集英社
  それは、この戦いの先に出て来るのだろうか。

 史実でいうと岳飛の命は残りわずか、ウジュはまだもう少し先まで生きる。岳飛を巡る謀略の伏線も細めに張られているだけに、どう着地させるのかが(目の前の戦いよりも)気になってきた。

 ウジュと胡土児の関係が、かつての童貫と岳飛の関係に被るのは、おそらくオマージュなのだろうが、胡土児が楊令の遺児ということを踏まえれば、案外、VS楊令のエキシビジョンマッチとみることもできるのか(苦笑)

◆その他

・南の秦容の所では、原住民の少年が加わったり、韓成が指揮した旧方臘軍の生き残りメンバーが名前付きでついに登場するなど、人員に少しずつ厚みが出てきているなあ。ここに、梁山泊からさらに将校が合流する見込み。なんだかこっちの方がフロンティアしていて、読むのが楽しみになってきた。

・李俊、友の妻に心を傾ける。そしてその息子の視線。そういう生き方もあっていいのだと思うのだけど、どうなるのやら。

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