モーション・グリーン

2018年、目標は読書300冊読破!のはずが、ここにきて400冊に変更?!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

2012年読書のまとめ(1月~2月分)

2012年の読書メーター
読んだ本の数:269冊
読んだページ数:66552ページ
ナイス:2456ナイス
感想・レビュー:197件
月間平均冊数:22.4冊
月間平均ページ:5546ページ

新テニスの王子様 7 (ジャンプコミックス)新テニスの王子様 7 (ジャンプコミックス)感想
レベルが違いすぎるのか、真っ当なテニスしてるシーンを久しく見ていない(笑)テニスという名の格闘マンガ路線はそれで楽しいんだけど、そろそろテニスしてほしい(爆)その一方で革命軍団が戻ってきたのはいいのだけれど、残留(勝ち抜け)メンバー・ベスト20メンバーと三つどもえ状態になっていて、3者の位置づけが微妙で複雑。本当の選抜戦になったら誰が抜けるのか悩ましいところだよねえ。キャラが多すぎるのがここに来て足かせになってきてる感が否めない。。。
読了日:1月4日 著者:許斐 剛
放課後の王子様 2 (ジャンプコミックス)放課後の王子様 2 (ジャンプコミックス)感想
最近ではすっかりネタ化(笑)が進んでいる今のテニプリには、ぴったりの題材となった、4コマ版テニプリ第2巻。各校のネタはもちろん、最後の短編には新テニプリの高校生メンバーも参戦。笑わしてくれます(爆)
読了日:1月4日 著者:
消えた戦国武将 帰雲城と内ヶ嶋氏理 (メディアファクトリー新書)消えた戦国武将 帰雲城と内ヶ嶋氏理 (メディアファクトリー新書)感想
歴史上忽然と姿を消した帰雲城と、信長の野望でしか名前を見たことのない(笑)内ヶ嶋氏が果たした役割を、飛騨国の歴史と共に分析していく1冊。歴史に翻弄され、皮肉ともとれる因果に巻き込まれていく飛騨国の興亡は、一地域から見える新たな視点の発見として貴重、かつ政治・軍事・宗教など多ジャンルを交えた分析と構成については歴史解説に定評のある加来さんらしい、テンポの良さが目立つ。けれど、肝心の帰雲城(城を消滅した地震)に関する研究については、導入のみで触れられず残念。加来さんらしからぬ、歯切れの悪いラスト・・・
読了日:1月6日 著者:加来耕三
山本権兵衛―日本海軍を世界レベルに押し上げた男 (PHP文庫)山本権兵衛―日本海軍を世界レベルに押し上げた男 (PHP文庫)感想
う~ん、もっと直球で書いてほしかった一冊。コピーの通り大胆な組織変革と、適材適所・実力優先で幹部リストラを断行した、日本海軍の父、山本権兵衛を描いた歴史小説なのだが、西郷隆盛を霊声で登場させたり、会津藩の志士を登場させながら、あまり権兵衛と絡むことがなかったり、と本筋以外での文章が、かえって流れを削いでいる。組織をいかに時代に即した形に変えていけるかが問われる時代にうってつけの題材であるだけにもっと権兵衛のマネジメント術を深めてほしかった。
読了日:1月11日 著者:高野 澄
暴言で読む日本史 (メディアファクトリー新書)暴言で読む日本史 (メディアファクトリー新書)感想
今年最初のイチ押し本!特に歴史が苦手な方・縁遠い方にオススメしたい1冊。歴史上「暴言」(一部例外あり)をキーワードに、当時の歴史背景・定説・最近の研究結果などを、非常に分かりやすく(現代風への置き換え方が絶妙)、かつテンポ良く解説してくれてます。中には言った人がそもそも違っていたり、世間に広まっているものと真意が違っていたり、と思わず「えっ?そうなの」と目を引く内容も。一気に読めてしまい、ボリュームが足りないと思ってしまうほどの、程良い分量も魅力の一つ。是非続編出してほしい!!!
読了日:1月14日 著者:清水義範
小説すばる 2012年 02月号 [雑誌]小説すばる 2012年 02月号 [雑誌]感想
岳飛伝】王貴・張朔の若手コンビの熱意に胸が熱くなる。梁山泊が抱える課題を、自分たちが考えて解決しようとする姿勢も、実際に現地に赴く一途さも、能動的でワクワクしてくる。実際は見えるモノを解決することで往年の梁山泊が蘇るのではないのだけど(呉用・李俊たちはそのことを感じている)、それぞれがそれぞれで動いていくことでのプラス波及はアリだと思う。逆にそれぞれが動くことで違和感を感じる秦容ら将校メンバー、暗躍を続ける金・南宋。そしてついに現れた楊令の遺児が、出生を知らずに金軍へ・・・三回で早くも波乱の予感。。。
読了日:1月17日 著者:
獅子は死せず獅子は死せず感想
大阪の役、家康を後一歩のところまで追い詰めた、大阪方の隠れた名将・毛利勝永を描いた歴史小説。勝ち目なき戦いに身を投じるその背景には、土佐での家庭生活、飽くなき戦人の想い、「死士」への迷いなど、生きることへの苦悩があり、非戦と開戦、商人への道など道を迷うシーンが描かれている。何とも言えない雰囲気を感じながら、戦いのシーンを読み進めなければならない、この複雑さ(笑)ただ、希望を持たせるラストが憎い演出!また、暗い雰囲気の中、助左右衛門の間抜けぶりがいいアクセントになっているのもポイント。
読了日:1月18日 著者:中路 啓太
楊令伝 8 箭激の章 (集英社文庫)楊令伝 8 箭激の章 (集英社文庫)感想
激闘の一冊。立ちはだかる童貫が、随所で楊令らの上をゆくあたり、やはりこの漢の壁は高い・・・きっと評価が分かれる扈三娘や、名将張清、そして初の士午山卒業生の戦死者馬麟・・・切ない死が続いていく一方で、志を受け継いでいく呼延凌、反発する李英など若手がドンドン成長していく頼もしい展開(この巻通してみると、鮑旭や張清、馬麟など旧メンバーの方が押されているシーンが目立つ)当たり前のように颯爽と現れる遊撃隊の、知られざる苦労が班光視点で明かされるなど、斬新な場面も多々あり。
読了日:1月21日 著者:北方 謙三
天下の副将軍―水戸藩から見た江戸三百年 (新潮選書)天下の副将軍―水戸藩から見た江戸三百年 (新潮選書)感想
そもそも‘副将軍’という地位が正式にあるわけじゃないというジャブから始まる本書。御三家という次期将軍家候補でありながら、将軍の身近な補佐役の地位を選び、その地位を守り続けようとした水戸家の歴史が史料と丹念な分析によって明らかとなっていく。歴代藩主(もちろん黄門様こと光圀や、その前後代の悲しき交代劇など)の功績や幕末期の水戸藩の躍進、井伊大老暗殺や天狗党事件などの過激な行動の理由についても詳しく書かれている。また、一地方史としても非常に貴重で興味深い内容が多く、日本のより踏み込んだ歴史理解には欠かせない一冊
読了日:1月22日 著者:長山 靖生
明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法 (アスキー新書)明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法 (アスキー新書)
読了日:1月23日 著者:佐藤尚之
松平家の謎 (新人物往来社文庫)松平家の謎 (新人物往来社文庫)感想
実は家康の家系以外にもたくさんいた松平家一門。その一門の由来と、江戸時代・それ以降の歴史を網羅したマニアック本(笑)実は松平一門も他家の例に漏れず、(いわゆる)内輪もめでつぶし合ってきた歴史を持っていて、背景を探れば家康の生い立ちの悲劇は、一門の主導権争いが原因だったほど。その一門がいかにして家康の元、徳川本家と共に江戸時代を生き抜いたのかが書かれていて、歴史を感じさせる。ちなみに松平家は全国に散っているので、よくよく見てみると地元の殿様は松平だった、ということもあるかも。。。
読了日:1月24日 著者:
龍馬の謎―徹底検証 (講談社文庫)龍馬の謎―徹底検証 (講談社文庫)感想
加来さんの歴史「~の謎」シリーズ。やはりこの方は、「~の謎」シリーズが一番冴え渡っている気がする。坂本龍馬を取り上げた本シリーズも、従来の撃剣家龍馬イメージを、出典の欠如と他史料でバッサリ否定(笑)するなど、明快な分析で(きっと)実像に近い龍馬をドンドン形作っていく。ただ、たどり着いた‘実像’龍馬は、自身の思いと現実との乖離に苦しみ、それが周囲から理解されずに孤立していく切ない漢。暗殺される理由がそろいすぎていた英雄龍馬、この本を読んで、それでもなりたいと願える人はどれだけいるのだろうか・・・
読了日:1月27日 著者:加来 耕三
長崎聞役日記―幕末の情報戦争 (ちくま新書)長崎聞役日記―幕末の情報戦争 (ちくま新書)感想
江戸時代、長崎に在住した九州諸藩の‘外交官兼諜報部員’長崎聞役についての研究をまとめた一冊。仕事といっても、有事の時以外は飲み会やって遊び歩くダメ役人(爆)。しかし付き合いが悪いと仲間(他藩の長崎聞役や出入り商人)から村八分状態にされて情報が得られなくなるという、とんでもない業界(爆)。しかしその情報網、信頼関係が、海外の情報や、幕府と外国船との交渉状況といった極秘情報を入手し、藩になくてはならない役割になっていくのだから世の中わからない(笑)とはいえ、人脈と信用作りが最大の財産となるのはいつの世も同じ♪
読了日:1月28日 著者:山本 博文
日本史有名人の死の瞬間 (新人物文庫 し 1-1)日本史有名人の死の瞬間 (新人物文庫 し 1-1)感想
タイトルの通り、日本史の有名人、その死の前後に焦点を当てた一冊。前半は古代~近世の人物なだけに、諸説交えながらの解説となるが、明治以降となると(資料が増えてくるので)ドキュメンタリーのような臨場感あふれる最期が、思わず身を震えさせる。取り上げられている人物のほとんどが、往生できない、悲劇や無念の死を迎えている。しかし読み進めていくと、彼ら(彼女ら)は、壊れるほど己の力を使い、狂ったようにあがき、そして燃え尽きるように逝く。果たして私たちは彼ら(彼女ら)ほど生きているのだろうか?問いかけずにはいられない。
読了日:1月30日 著者:
苦境を乗り越えた者だけが生き残る―ビジネスや人生に役立つ戦国武将の知恵 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 グリーン お 6-1)苦境を乗り越えた者だけが生き残る―ビジネスや人生に役立つ戦国武将の知恵 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 グリーン お 6-1)感想
尊敬してやまない小和田先生の著書。より多くの人物を取り上げるためか、取り上げた一人一人に関するそれぞれの分量がやや少なめで物足りない。もう少し欲しかったところなのですが、今川寿桂尼結城晴朝など、かなりマニアックな人物も登場してくるのは貴重です。
読了日:1月31日 著者:小和田 哲男
オンリーワンは創意である (文春新書)オンリーワンは創意である (文春新書)感想
2012年2月時点では苦しい状態のシャープ(シャープにはリストラをしないという暗黙があることが書かれていたが、町田社長が退いて後に、リストラ?を行っている)だが、町田社長時には、色々な試行錯誤を重ねながらも飛躍していったことが覗える。縦割りで硬直していた当時のシャープを、双方の業務連携や、業務兼任などを通して開放化を進めるなど、先見性の高い取り組みは、見習わなければならないし、シャープ飛躍時のリアル世代には内実が見える貴重な証言もある。「二意専心」まさに今、日本の企業に求められている要素ではなかろうか。
読了日:2月1日 著者:町田 勝彦
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)感想
ようやく読めた(涙)読んでみると、ミステリー要素あり、探偵モノ要素ありで、結構内容が濃い。本の話になると人が変わる内気な栞子さんと、本が読めない主人公の取り合わせが絶妙(しかも主人公がイケメンじゃないのがさらにいい)☆ノンストップで読める秀逸作なのは間違いない。ただ、この物語の隠し味は、本=栞子さんに投影されている、本の奥深さへの罠。栞子さんへのあこがれや羨望は、次第に切れ味のよすぎるその力への不安や恐怖をも生んでいく。決してプラス要素とは限らない、それでも受け止められるかどうかが、この作品の醍醐味だ。
読了日:2月2日 著者:三上 延
銀魂―ぎんたま― 43 (ジャンプコミックス)銀魂―ぎんたま― 43 (ジャンプコミックス)感想
「・・・なんか、違くね?」な金魂編。全般通すとかなり力業な展開だけど、それでも、たまが語る絆の深さ、少しずつみんなが思い出すシーンには心が震え、涙があふれた。こんな展開じゃないと、銀さんVSツッキーとか、銀さんVS九兵衛なんて見られないよなあ、とも思いつつ(笑)絆の強さを感じさせてくれる銀さんファミリー最高です☆。余談ですが金さんって、最初沖田顔だと思ってたけど、巻頭の顔見ると、ブ○ーチの一護じゃね?
読了日:2月3日 著者:空知 英秋
病気が変えた日本の歴史 (生活人新書)病気が変えた日本の歴史 (生活人新書)感想
以前主要合戦と天気に関する本を読んで、気候の重要さを感じたことがあるが、健康こそ、今も昔も重要要素であることは間違いない。かつての日本人と病気との関わり、対処法、時期ごとのはやっていた病気についての解説本が本書。現代の治療法との比較対処が書かれているため、(うすぼんやりながらも)現代医学の発展ぶりと、過去の日本人がいかに非科学的に病気と向かい合っていたかを知ることができる。専門過ぎても困る(笑)のだが、もう少しボリュームが欲しかったなあ。
読了日:2月3日 著者:篠田 達明
こちら葛飾区亀有公園前派出所 178 (ジャンプコミックス)こちら葛飾区亀有公園前派出所 178 (ジャンプコミックス)感想
纏の巫女入門は秀逸。見た目だけでしきたりや立ち振る舞い、そもそも何してるの?といった基礎知識すら知らなかったワタシにとっては、目からウロコのトピックスばかりで驚きの連続(笑)纏という、巫女の印象と真逆のキャラクターが織りなす(いい意味での)ミスマッチが笑いを誘いました。
読了日:2月3日 著者:秋本 治
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
読了日:2月6日 著者:三上 延
機動戦士ガンダムAGE  (1)スタンド・アップ (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダムAGE (1)スタンド・アップ (角川スニーカー文庫)感想
アニメと比べると全体的に展開がスムーズに再構築されていて、非常に完成度の高い一冊になっている。その反面、各エピソード間の話が薄くまとまっているためか、ボリューム感不足(世界観の説明など)は残念。とはいえ、アニメで感じた違和感あるシーンが無理なく収まっており、物語の中で各キャラクターが‘動いている’のがわかる作りになっているので安心して読める。(フリットの復讐心描写がややくどいのが気になるものの)フリット・ウルフ・そしてディケの描写は、むしろアニメに反映して欲しいくらい魅力的(笑)
読了日:2月6日 著者:小太刀 右京
10大戦国大名の実力 「家」から読み解くその真価 (ソフトバンク新書)10大戦国大名の実力 「家」から読み解くその真価 (ソフトバンク新書)感想
戦国時代の数多ある大名家から10家をピックアップし、特定の人物ではなく、その家が培ってきた歴史や思想、決断や組織を分析・解説していく一冊。特定の人物(織田家であれば信長、伊達家ならば政宗)が注目されがちな戦国時代において、家(組織・集団)を取り上げる本は意外と珍しく貴重、かつ平易に書かれているので読みやすく興味がわく構成になっている。家という観点で行けば、豊臣家が取り上げられないのは頷けるが、せっかくだから徳川家も取り上げて欲しかったなあ。
読了日:2月7日 著者:榎本 秋
明日から「仕事ができる」と言われる新・目標達成法 (講談社BIZ)明日から「仕事ができる」と言われる新・目標達成法 (講談社BIZ)感想
小宮さんのこれまでの仕事シリーズのまとめ的一冊。テクニック論は既出のものがあるが、メンタル面への配慮法は、結構参考になります。そのときそのときの気分や体調だけでは、長いスパンで事を行うことが難しいだけに、事前の計画と、当日の気分作りは大切です。。。
読了日:2月8日 著者:小宮 一慶
若君御謀反 (角川文庫)若君御謀反 (角川文庫)感想
筆者曰く「奇人変人列伝」(笑)まあ、烈士もいるけれど、確かに「えっ?」と思わせる人たちばかりを描いた短編が収録されてます。もっとも、タイトルにもなっている短編「若君御謀反」に関しては、奇人とか変人とか、そんな基準で測っちゃいけない‘若君’への情けなさがつきまとう(涙)本当にこんな人いたの?と思わせるほどの愚童ぶり。そりゃお取りつぶしになるよ・・・
読了日:2月9日 著者:中村 彰彦
龍馬暗殺の謎 (PHP新書)龍馬暗殺の謎 (PHP新書)感想
龍馬暗殺についての一冊。ただ、その前(昨年)に読んだ同テーマの本の方が具体性が高かったなあ(この本の方が古いのだから無理もないけど)ちなみに最後の「藩論」史料紹介は、完全にマニア向け。ただ紹介するのではなく分析や解説が欲しかったところ。
読了日:2月10日 著者:木村 幸比古
47都道府県の関ヶ原――西軍が勝っていたら日本はどうなった (講談社+α新書 454-1C)47都道府県の関ヶ原――西軍が勝っていたら日本はどうなった (講談社+α新書 454-1C)感想
意外に(といったら失礼なのだけど)おもしろかった一冊。(現在の)都道府県別 関ヶ原前後の動きについて、かなり詳細に調べられている。驚きだったのが、西軍に付いて取りつぶし(徐封)になった大名のほとんどが、旗本や他家の家臣として存続していること。これは知らなかったなあ。。。また、秀吉と家康の城造り(首都づくり)に明確な傾向があることも意識していなかった。それが現在の県庁所在地の基になっていて、地方自治に大きな影響を及ぼしているとなれば、やはり歴史から学べることは多い、それを改めて実感させられる。
読了日:2月13日 著者:八幡 和郎
霧の城霧の城感想
城を奪い、城主の未亡人をも手に入れた武田家の知将・秋山善右衛門と、その未亡人おつやの物語。史実上では城攻略に伴う戦利品として妻にされたという伝えられ方をされているおつや(そもそも妻に迎えたこと事態がフィクションとの説も)、この物語では2人のラブストーリーとして、次第に想いあっていく二人の関係の変化がやわらかく描かれている。歴史小説ではあるがそれほど構えることなく読み進められるが、(史実どおりとはいえ)物語は残酷な結末を迎える。戦国の無常に引き離される救いなき幕引きに、しばし言葉を忘れました・・・
読了日:2月15日 著者:岩井 三四二
楊令伝 9 遥光の章 (集英社文庫)楊令伝 9 遥光の章 (集英社文庫)感想
ついに決着、梁山泊VS童貫。童貫の(前作の)あの非条理な強さと、楊令伝入ってからの悲しき胸の内を思うと、達成感よりも切なさを感じてしまうなあ。それにしてもこの巻始まってから終わるまでの戦闘描写のすさまじさは鳥肌モノだった。合掌・・・そしてここで終わりではなく、ここからが始まり。梁山泊、そして楊令が、未知なる領域へと踏み出していく。ここからメンバーそれぞれの思惑が大きく交差していき、複雑に乖離していく。果たして漢たちが願う未来は創ることができるのか・・・
読了日:2月20日 著者:北方 謙三
文章のみがき方 (岩波新書)文章のみがき方 (岩波新書)
読了日:2月20日 著者:辰濃 和男
小説すばる 2012年 03月号 [雑誌]小説すばる 2012年 03月号 [雑誌]感想
岳飛伝】岳飛義手きたーーーー。武松みたいに武器になることあるのだろうか?そして父の財産と共に歩みだす宣凱・放浪を経て、海へ思いをはせる張朔・そして英雄の最期を目の当たりにする王清。次世代の若々しい勢いが紙面から伝わってきて、読んでる側もうれしくなってくる(笑)が、ついに、ついに来てしまった、子午山の終焉(涙)公母が逝き、王進も・・・
読了日:2月20日 著者:
「同級生」で読む日本史・世界史 (光文社新書)「同級生」で読む日本史・世界史 (光文社新書)感想
日本史と世界史の中で、誰と誰が同級生(同年生まれ)なのか、を紹介する一冊「この年に誰と誰と誰が生まれました」という内容が続くため、「へ~」で終わってしまうのが残念な展開。紹介されている人物達の関係や、日本と世界の有名人物の時間軸が理解できている方には新しい発見があるかも(?)
読了日:2月25日 著者:楠木 誠一郎
新機動戦記ガンダムW フローズン・ティアドロップ (5)  悲嘆の夜想曲 (上) (カドカワコミックスAエース)新機動戦記ガンダムW フローズン・ティアドロップ (5) 悲嘆の夜想曲 (上) (カドカワコミックスAエース)感想
今回は若きヒイロ・ユイ(本人)とピースクラフト双子姉妹の話。ヒイロ・ユイヒイロの顔が酷似しているのはストーリー上関係があるのか、それともヒイロつながりなのか(笑)は脇に置きつつも、出会いによって運命を変えていく三人の数奇な運命は、ガンダムWという看板を脇に置いて楽しめたし、上質な人間ドラマ。ここのところ時代が前後しているので、どこのパートが昔で、どこのパートが未来の話なのかが、段々わからなくなってきた。ガンダム?の画も欲しいけど、年表も欲しくなってきた(笑)
読了日:2月27日 著者:隅沢 克之
ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫)ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫)
読了日:2月28日 著者:日垣 隆
太閤のレガリア太閤のレガリア感想
秀吉の父・そして信長の父信秀にスポットを当て、秀吉の出生の秘密に迫る歴史小説。なんですが、とにかく信秀時の鉄砲隊の活躍が非常にカッコイイ(笑)その時期本当に貴重だった鉄砲、その使用時の衝撃が伝わってくる~。また、当時の世界観、そして合戦の描写や状況分析は歴史小説の中でも一級品のすばらしさで、馴染みの薄い時代にも関わらず引き込まれるおもしろさ☆もったいぶった割に結末が安直(というか引っ張ったほどの衝撃はなかった)という残念さはあるものの、予想以上のおもしろさ、次回作に期待大です♪
読了日:2月29日 著者:川村 隆一朗