モーション・グリーン

2018年、目標は読書300冊読破!のはずが、ここにきて400冊に変更?!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

2012年読書のまとめ(3月~5月分)

2012年の読書メーター
読んだ本の数:269冊
読んだページ数:66552ページ
ナイス:2456ナイス
感想・レビュー:197件
月間平均冊数:22.4冊
月間平均ページ:5546ページ


城を噛ませた男城を噛ませた男感想
戦国時代、大大名に挟まれた豪族や国人衆、大名家臣らの奮闘とその末路を描いた短編集。短編の1つに真田昌幸の物語が収録されているがそれ以外は、歴史コアファンでも知らないかもしれないマニアック題材。報われない結末がほとんどではあるが、結末よりその課程に心動かされるシーン多し。それにしても、本書の魅力はこの短編の題材だろう。よくぞこれほど意外性にあふれたネタを発見したものだと、本当に驚かされる。また、題材を巧みに使った構成はこれまでの歴史小説では飽き足らない方でもうなること請け合い。是非読んで欲しい一冊である。
読了日:3月2日 著者:伊東潤
BLEACH―ブリーチ― 54 (ジャンプコミックス)BLEACH―ブリーチ― 54 (ジャンプコミックス)感想
(最終章が始まっているからか)代行証消失編は最終章のための一つの‘前座’だった、と思ってしまうほど、盛り上がりに欠けた感は否めない(死神だけでなく、現世メンバーもほとんどが役立たないまま終わってしまってる 涙)。が、フルブリングメンバーが、自分たちの力を嫌いながら、その力で結びついていたことを感じ取るまでの、切ない展開はBLEACHらしくて非常に好感触☆番外編でもいいから、月島と銀城、すし河原クン(笑)の関係は掘り下げて欲しいなあ(実は伏線らしきもの残ってるし)
読了日:3月2日 著者:久保 帯人
To LOVEる -とらぶる- ダークネス (4) (ジャンプコミックス)To LOVEる -とらぶる- ダークネス (4) (ジャンプコミックス)感想
またしても黒猫キャラ登場で、ますます懐かし雰囲気になってきたなあ。やっぱりアニメ化したら福園さん二役なのだろうか・・・という話はともかく、今回はエロあり(毎回そうだけど)、ドキッとするシーンあり、とヤミファンにはたまらない要素満載の巻。あまりにヤミ&モモが露出しすぎで、そろそろ他キャラにも出番を(笑)
読了日:3月2日 著者:矢吹 健太朗
機動戦士ガンダムSEED SEED Club 4コマえーす (カドカワコミックスAエース)機動戦士ガンダムSEED SEED Club 4コマえーす (カドカワコミックスAエース)感想
なんだかリマスターとはまた違う‘驚くべき’SEEDの魅力が種割れですね(爆)単なる天然○カのキラに、世話症のアスラン、割と正統派のシンと、この作品においてはバランスのよい主人公設定だな(笑)
読了日:3月2日 著者:As’まりあ
史記 武帝紀〈6〉史記 武帝紀〈6〉感想
「国」とは何か。ただ生きることに、「国」は必要ではないことを悟り解き放たれる蘇武( 「国がどうあろうと、寒さを凌げるわけではない。言えば、それだけのことになってしまう。」蘇武の言葉が重い)そして「国」と自分という関わりの鎖を外すことができず、自分の存在を模索する李陵。「国」も個人からも達観した視点から、史書を記し続ける司馬遷。そして、迫る死と向かい合いきれない武帝。着実に結末へ向けて破滅が近づいてくるのを感じる展開に。次巻で完結。武帝の最期はもちろん、三人の結末も見届けたい
読了日:3月5日 著者:北方 謙三
人生を変える 朝1分の習慣人生を変える 朝1分の習慣感想
柔らかいデザインと、クスッと笑ってしまうかわいいイラストが特徴的な一冊。内容はセルフコンディション作りとあって(失敗や、叱責の恐怖でバランスを崩してしまうことの多い)私には、非常に参考になる要素が多かった。「1分」がキーワードになってはいるが、要は事前に一呼吸置いて自分を整理することが大事ということなんだろうなあ。時には計画を立てて自分をコーディネイトし、時には深呼吸してにじみ出る負のオーラを解消して、常に前向きな自分で過ごすこと。まずは明日、自分自身が気持ちよく玄関を出ることから始めてみよう☆
読了日:3月6日 著者:後藤 勇人
“知りたい情報”がサクサク集まる!ネット速読の達人ワザ“知りたい情報”がサクサク集まる!ネット速読の達人ワザ感想
ブログ「ネタフル」でおなじみのコグレさんが1日数回の更新は当たり前という、ハンパない情報網の秘密を披露してくれるお得な内容です(笑)様々なツールやアプリの紹介に目が行きがちですが、この本のキモは、情報を積極的に見に行こうとする姿勢と収集だけで満足しない活かし方、そして時には切り捨てる決断力などの、ネットを有効活用するための心構え。さすがに「情報の目利きになるためには」という核心までは教えてくれませんでしたが(笑)読めば読むほど実践したくなる要素が多い。情報との向き合い方が変わる一冊です。
読了日:3月7日 著者:コグレ マサト
百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)感想
ハガレン作者、荒川先生が綴る、まさかの(爆)農業コラムマンガ。北海道から見る‘食’や‘飲’への(たぶん強い)アンチテーゼ要素が入っているのですが、それを押しつけず苦しまず、あるがまま強く生きようとする姿勢に、笑って笑って元気になることまちがいなし!!結構ためになるうんちく(豆知識)もあり、最後までノンストップによめる逸品。荒川マンガにはおなじみのカバー裏マンガもあるよ~
読了日:3月8日 著者:荒川 弘
百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)百姓貴族 (2) (ウィングス・コミックス)感想
前作から一気読み(笑)前作からさらに突っ込んで、十勝の歴史や動物たちの付き合い方にも細かい点で話を広げてます。その一方で、好評だった荒川ファミリー、ついに総出演で、さりげなく?ダンナさんやお子さんまで出てきたよ(驚)牛キャラ荒川先生、実は生粋の道産子(しかも女性)というのは一部では有名な話だったけど晴れてカミングアウト~(爆)それにしても親父殿すごすぎ、本当にこのマンガを実写化して、はちゃめちゃぶりを十勝のPRに活用すべきだと思うよ、ホント(笑)
読了日:3月8日 著者:荒川 弘
本当は謎がない「古代史」 (ソフトバンク新書)本当は謎がない「古代史」 (ソフトバンク新書)
読了日:3月10日 著者:八幡 和郎
考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術感想
おそらく私には永遠の課題であろう(涙)「なぜあのときできなかったのか?」という後悔の数を減らすヒントの一冊。すぐやるための行動変化に必要な項目が、例示を交えて解説されているので、1つでも当てはまっていればそれだけを実践してみても大分変わるのではないかと・・・ちなみに私は「心と体を軽くし、フッと動けるようにする」「やろうとしていることを事前にイメージし、心の助走を終わらせておく」を意識しようと思います。
読了日:3月12日 著者:久米 信行
どんな本でも大量に読める「速読」の本どんな本でも大量に読める「速読」の本感想
いわば‘特殊テクニック’としての速読を求めないのであれば、本書に書かれていることが一番わかりやすく、納得できる内容だと思う。自分に当てはめれば、歴史関連の本ばかり読んでいるから、歴史の本を読むスピードは他の本より速いし、冊数も増えていってる、その蓄積と経験値こそ【速読の力】ということなのだと。本書ではそれを応用して、目次や概要をパラパラ読んで印象に残すことや、一度で覚えようとせず何度も読むことなどを推奨している。地道だが、効果を実感できる良法。是非お試しあれ♪
読了日:3月13日 著者:宇都出 雅巳
シャアに学ぶ“逆境”に克つ仕事術シャアに学ぶ“逆境”に克つ仕事術
読了日:3月15日 著者:鈴木 博毅
非常識な読書のすすめ ―人生がガラッと変わる「本の読み方」30非常識な読書のすすめ ―人生がガラッと変わる「本の読み方」30
読了日:3月15日 著者:清水 克衛
修羅の門 第弐門(5) (講談社コミックス月刊マガジン)修羅の門 第弐門(5) (講談社コミックス月刊マガジン)感想
・・・当初からそうだったけど、呂布さんがものすごい強敵に感じられずに読み進めてる(涙)なぜかと考えたけど、要するに‘不気味さ’が薄いから、だと思う。その前の毅波戦や前作の不破戦(宮本戦ですら)見えない‘不気味さ’が感じられた。(今は九十九の方が‘不気味さ’を感じる)呂布さんは、発勁という謎こそあるモノの、どちらかというと名前押しな印象があって、それほど‘怖く’ない。なので(変な話)安心して読んでます(笑)九十九がいつも以上に不敵な表情なのも、呂布さんへの‘怖さ’を感じない理由かもしれないなあ。
読了日:3月16日 著者:川原 正敏
小説すばる 2012年 04月号 [雑誌]小説すばる 2012年 04月号 [雑誌]感想
岳飛伝】次回(次回文量多い回だ~)に向けての溜め&整理の回。大きな動きはなかったけれど、悲しみをこらえきれずに走り続ける秦容とか、墜ちていく劉光世、着実に楊令クラスの大物感を醸し出すようになってきた岳飛など、布石は打たれてきている気はする。残念なのは韓成・・・郤妁の母親化もすごいショックなのだけど(楊令伝の女性キャラで一番好きだったのに)、韓成の行き場を失った姿も切ない。。。しかももう五十歳だと(驚)もう一度花開いて魅せろよ~
読了日:3月17日 著者:
楊令伝 10 坡陀の章 (集英社文庫)楊令伝 10 坡陀の章 (集英社文庫)感想
楚の成立→崩壊など、史実展開が含まれてきたことで混迷さが一層顕著になってきた十巻。「国」って簡単に言うけどどうやって成立するの?どうしたら認知されるの?成立させるには何が必要なの?という疑問に、走りながら答えを得ようとする各陣営。利用前提で動く張俊。迷い、探し、そしてまた迷う岳飛。長年の構想を不気味に始める李富。そして遙かな挑戦に挑む楊令と、戸惑いながら目の前の課題に挑むメンバー。視点が多方面に動く分、少し落ち着かないけど、産みの苦しみが、未来への一歩がそれぞれに見えてドキドキします。
読了日:3月17日 著者:北方 謙三
フルメタル・パニック! アナザー3 (富士見ファンタジア文庫)フルメタル・パニック! アナザー3 (富士見ファンタジア文庫)
読了日:3月18日 著者:大黒 尚人
追悼「広告」の時代 (新書y)追悼「広告」の時代 (新書y)感想
鋭い視点と、自説の世界が、ものすごい密度で同居しているカオスな一冊。同業界人の端くれとして、頷く点は多々あるのだけれど、広告の変化を美化(時に劣化)表現ふるいすぎて、読者を置いてけぼりにしている所もあり。たどりつく方向が見えそうで見えないので、なかなか集中して読み切れなかった(汗)
読了日:3月19日 著者:佐野山 寛太
読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング (Nanaブックス)読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング (Nanaブックス)感想
読書に必要なのは、インプットの仕方であり、読書後のアウトプットである。この基本理念は非常に理解できるのだけれど、本書の手法は意見が分かれるところだろう。フレーズをノートに記録するのはアリだが、検索できるようにPCと連動させて、索引・インデックスまで作るのは、時間のかけ過ぎではなかろうか。このサイト(読書メーター)をはじめとした記録サイトでの管理の方が(少なくても検索・記録に関しては)現実的。むしろアウトプットの手法こそがこれからの課題であり差が付くところじゃなかろうか・・・
読了日:3月21日 著者:奥野 宣之
大名屋敷の謎 (集英社新書)大名屋敷の謎 (集英社新書)感想
あまり、巷で注目されていないのかもしれないが、インパクト度なら、あの「武士の家計簿」に匹敵する逸作。江戸の大名屋敷の実態を、リアルな実態と共に浮かび上がらせていて、江戸時代のイメージがガラッと変わること間違いなし☆意外にも大名屋敷内の人数がわかっていないこと(軍事機密だったそうな)や、屋敷内の普段の生活ぶり、大名家臣の、江戸でのはしゃぎぶり(笑)など、吹き出してしまう事実には目から鱗です。そして出入りする豪農達の利権闘争まで起きていたとは(驚)価格競争サービス合戦・・・ビジネスぶりも今と変わりません(涙)
読了日:3月22日 著者:安藤 優一郎
必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意
読了日:3月23日 著者:コグレマサト,するぷ
数奇(すき)の織部(おりべ) (PHP文芸文庫)数奇(すき)の織部(おりべ) (PHP文芸文庫)感想
古田織部の生涯を描いた歴史小説。武将としての織部・文化人としての織部という、両面の活躍をほどよい距離で描いているので、織部の足跡を知るには最適の一冊。利休と異なる茶の道を歩み、その道を大成した一方で、利休の最期を見ていながら、大坂の陣にて利休と同じ轍を踏んでしまう歴史の悲劇(涙)例え茶の道に自らを置いていたとしても(俗世では)政を行う大名であり政治人。文化人として大成した慢心と油断が招いた最期を静かに見守りたい・・・
読了日:3月26日 著者:永岡 慶之助
知れば知るほど面白い 徳川将軍十五代 (じっぴコンパクト新書)知れば知るほど面白い 徳川将軍十五代 (じっぴコンパクト新書)感想
徳川幕府十五代を、広く浅く理解するのにはちょうどよい一冊。特におもしろいのは、将軍と大奥との関係や、将軍と幕閣との関係が代ごとに明記されていて、周辺各所の変遷をも網羅できること。血縁関係や跡継ぎ問題、社会情勢は意外と大奥を追ってみると理解が進むから不思議(笑)
読了日:3月28日 著者:
謎解き 関ヶ原合戦 戦国最大の戦い、20の謎 (アスキー新書)謎解き 関ヶ原合戦 戦国最大の戦い、20の謎 (アスキー新書)感想
日本でおそらく最も著名な戦いであろう、関ヶ原合戦。その「謎」に迫る一冊。様々な小説で取り上げられているだけに、史実上(そして研究上)関ヶ原ってどうだったのよ?がコンパクトにまとめられていて、わかりやすい内容。三成と家康の戦略違いと、双方の間違い(汚点?)にも触れられているし、全国各地で繰り広げられていた‘それぞれの’関ヶ原についても取り上げられています。特に北陸戦線はあまり注目されていない(結構重要な地点ではあるにも関わらず)だけに貴重。
読了日:3月29日 著者:桐野作人
徳川幕府対御三家・野望と陰謀の三百年 (講談社プラスアルファ文庫)徳川幕府対御三家・野望と陰謀の三百年 (講談社プラスアルファ文庫)感想
御家のために一致団結!なんてのは後生に結果として残った話。実は本家越えを狙っていた徳川御三家と本家との暗闘についての解説本。事前知識として知っていたものから、知らなかったマニアック話まで、かなりの「へ~」話が載ってます(そもそも当初は御三家ではなく、御三家という枠組みは結果として生まれたもの)水戸家のように他家に配慮して、自分の息子を排斥したり、尾張紀伊のように野心丸出しの行動に出ていたりと、江戸初期は結構落ち着かない時代だったことが覗える。
読了日:3月30日 著者:河合 敦
誰かに話したくなる日本史こぼれ話200―楽しみながら日本史に強くなる (パンドラ新書)誰かに話したくなる日本史こぼれ話200―楽しみながら日本史に強くなる (パンドラ新書)感想
この手の本、何冊も読んでるはずなのだけど、なぜか手を出してしまう(爆)ちなみにマニアックエピソードもあるけれど、全体的にはそれほど初出しネタはなかった。まあ、全時代網羅となると、ある程度厳選しなけりゃならないからなあ。隠れエピソードを紹介するならば、ある程度じだいを区切って、その中で時代背景の説明をしつつ、細かいネタを紹介した方が理解も深まるし、因果関係も見えてくるから長持ちもする気がするのだけれど・・・
読了日:4月3日 著者:二木 謙一
プロフェッショナルの情報術 なぜ、ネットだけではダメなのか?プロフェッショナルの情報術 なぜ、ネットだけではダメなのか?
読了日:4月3日 著者:喜多あおい
銀魂―ぎんたま― 44 (ジャンプコミックス)銀魂―ぎんたま― 44 (ジャンプコミックス)感想
まさかの表紙そよ姫キターーーーー。最近の読者はもちろん、古株読者も忘れていたであろう序盤のエピソードが、こんなところで回収されるとは(驚)その一方でやっぱり表紙にはこられないザキ(涙)この巻で、出番あったのにねえ。。。中身はアニメで先行オンエアーされた正月ネタに加えて、ザキお見合い話。そして久々のシリアス長編へ・・・エリート佐々木に、人斬りのぶめサンがきっちり銀魂世界に溶け込んでて笑えた
読了日:4月4日 著者:空知 英秋
こちら葛飾区亀有公園前派出所 179 (ジャンプコミックス)こちら葛飾区亀有公園前派出所 179 (ジャンプコミックス)感想
通天閣署の面々がついに隣に引っ越して来ちゃって、かなり騒がしいことになってます(笑)お久しぶりにニュー特殊刑事も登場したり、着ぐるみかぶったり、と結構両さん達が翻弄される展開が多い巻
読了日:4月4日 著者:秋本 治
銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)感想
連載読んでおきながら、イマイチ印象に残らなかったから買わずじまいだったのだけど、コミックスで通して読んでみると、ジワジワ想いがこみ上げてくる(涙)当たり前だったこと、知識として知ってはいても実感が伴っていないこと・・・八軒と立場は違えども、もう一度目の前のものと向き合って生きたいなあ。きっと実際は殺伐としていて派手さはない、色気もないんだろうけど、さすが荒川先生♪随所にネタ仕込んであるので楽しそうな雰囲気は伝わってくる。。。ちなみに映像化の話があるらしいけど、コレのまえに「百姓貴族」を映像化してください(
読了日:4月4日 著者:荒川 弘
銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)感想
荒川先生の飽きさせない描写力が、ギャグパートの中でもシリアスさを浮かび上がらせる。一見するとデフォルメされた、愉快な日々に見えるけど、現実味を感じさせるシビアでリアルすぎるエピソードが、少しずつ胸を突いてくる。派手さはないけど、八軒が迷い続ける道を、一緒に歩んでいきたいと思わせる家族感が、このマンガの魅力かもしれない。みんなでビザとか、学校対抗の騎馬戦とか、イベントネタがやけに力入っているのは、先生の実体験?だからだろうか・・・
読了日:4月4日 著者:荒川 弘
機動戦士ガンダムAGE  (2)アウェイクン (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダムAGE (2)アウェイクン (角川スニーカー文庫)感想
前巻に引き続き、アニメ以上のすばらしい出来映え。特にディケとエミリーの切なくも力強い描写が非常にいい味を出していて、それが終盤のフリットが二人に思いを預けるシーンにつながり、思わずウルッとくる展開へ・・・エミリーがフリットに告白したり、ユリンがなぜデシルに付いていったかを理由づけたり、そしてアニメでは単なる異能力扱いのXラウンダーが、人と人とが感じあえる可能性を持っていることを見せてくれたり、ラストバトルがめちゃくちゃ燃える展開だったり、と。。。アニメの展開じゃ納得できない全ての方に読んでもらいたい一冊。
読了日:4月5日 著者:小太刀 右京
金ヶ崎の四人 信長、秀吉、光秀、家康金ヶ崎の四人 信長、秀吉、光秀、家康感想
この本のタイトル見たときに、絶対読みたいと思わせてくれた一冊。歴史上の超有名人物四人が一同に介していた、数少ない合戦という盲点にスポットをあてた、そのチョイスとコンセプトがすばらしい!!。やや奇を狙った結末に賛否はあるでしょうが、四人の人物描写(光秀が野心に燃えた博打的発想の持ち主、秀吉が典型的な官僚武将で現場経験希薄、など)が斬新でありながら非常に説得力があり、全く違和感なく世界に入り込めました。この人物像での続き(姉川~本能寺以降)までを読んでみたいなあ。続編熱望(笑)
読了日:4月9日 著者:鈴木 輝一郎
冬姫冬姫感想
初の葉室さん本。信長の姫にして、麒麟児・蒲生氏郷の妻である冬姫の生涯を描いた歴史小説なのですが、信長の側室の呪いとか秀吉の多重人格といったファンタジー要素が多く、それを冬姫が解決していくという、重厚な展開を期待していると何か外された感の構成(苦笑)元々1話完結形式で連載されていた作品なのでサクサク読めるテンポの良さ、そして最終話の怒濤の展開とオールキャストを絡ませる華々しさは、流石の一言。
読了日:4月12日 著者:葉室 麟
あるじは秀吉あるじは秀吉感想
「部下に優しい」「明るく陽気」そんな秀吉の性格通説があるけれど、じゃあそんな主君に使えた部下達は、彼のことをどう思っていたんだろう?という視点から描く歴史小説。強引に家臣にされた姉の旦那さんといったマニアック話から、酷薄な指示に付き合った茂助、主君の気分に合わせたおかげで破滅を招きかねた小西といった、あまり著名ではない家臣たちが中心の、秀吉仕えの過酷さが覗えるエピソードが満載。まあ、考えてみれば今も昔も縦社会。秀吉だって無理難題引き受ければ部下にぶん投げる(怒)、そして部下が泣く・・・今も変わらない(涙)
読了日:4月15日 著者:岩井 三四二
新 仮面ライダーSPIRITS(6) (KCデラックス)新 仮面ライダーSPIRITS(6) (KCデラックス)感想
スーパー1編も佳境に入ってきた。生身で怪人とやり合う赤心使いの手の二人、このまま変身しなくてもいけるんじゃないか、と思わせるほどの戦いだったなあ(まあ、一也は厳密に言えば生身ではないのだけれど)一也が変身できるようになる課程が見せ場なのだけれども、Xやスカイライダー、ZXにも見せ場があるのが嬉しいところ。特にZXが言葉だけではなく行動・態度で一也を好リード(荒っぽいけど)昭和のにおい全開だけど、ライダー同士の絆を感じる名シーンです。
読了日:4月17日 著者:村枝 賢一
名探偵コナン 75 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 75 (少年サンデーコミックス)感想
高木クンに続き千葉サンにまで恋の嵐が(笑)長寿マンガの拡がりはとどまることを知りません・・・そしておそらく多くの読者は本巻よりも次巻予告に心を動かされたはず(爆)そろそろ始まって欲しい黒の組織とのファイナルバトル、次巻からは怒濤の展開か?
読了日:4月17日 著者:青山 剛昌
小説すばる 2012年 05月号 [雑誌]小説すばる 2012年 05月号 [雑誌]感想
岳飛伝】文量多めの月、それにも増して内容も盛りだくさん。「志」とか「梁山泊」とか、今まで暗黙の絆、みたいなもので頷いていた、梁山泊の根幹について、ようやく話し合い、確認し合う場面が出てきた。それだけメンバーが変わったからか、価値観が変化したからか、はたまた向き合うものがないからか。話してみると、心のありようがはっきりしてくる不思議さ・・・楊令伝でそれをやってくれていたら・・・張朔商人伝、王清の旅と恋、そして燃え尽きようとする呉用の命、その一方で、迫り来る岳飛への謀略劇。おもしろくなってきた。
読了日:4月17日 著者:
日本史有名人 [おやじの背中] (新人物文庫)日本史有名人 [おやじの背中] (新人物文庫)感想
歴史の著名人物がタイトルに来ているが、内容は彼らの父がメイン、という変わったテイストの一冊。この親にしてこの子あり、とはよく言ったもので、歴史の著名人たちのルーツを彼らの父から見ることができる。反面教師、理想の父、トラウマの存在など、それぞれの位置は千差万別なれど、家族の大事さを改めて感じさせてくれた。余談だが本著の人物チョイスは非常にユニークだ(笑)どちらかというと、文化人や芸術家が多く、教科書のメインに登場する人物たちは意外と少なめだ。ヘタすると題材の著名人物すら知らない場合も(涙)
読了日:4月18日 著者:新人物往来社
脳を創る読書脳を創る読書感想
前半は脳科学と読書(というか読書という要素で起こる作業や行動)との関連について、後半は紙の本を読むことのメリット(電子図書のデメリット)を挙げていく、かなり専門的かつストイックな内容(笑)前半はかなり専門要素が多い反面、つなげて読めば活きてくる要素が多く、頷ける内容も出てくるが、そこまで読むのが結構大変(笑)後半は、かなり細かいところまで紙VS電子の比較をしていてやややりすぎ感が目立つ。そんなに突っ込みすぎず、もう少し大局的な観点で書いて欲しかった・・・
読了日:4月19日 著者:酒井 邦嘉
鋼殻のレギオス20  デザイア・リポート (富士見ファンタジア文庫)鋼殻のレギオス20 デザイア・リポート (富士見ファンタジア文庫)感想
番外編その2。ハーレイやナルキ、フォーメッドなどサブキャラメインの話は、ここのところ出番がほとんどないだけに嬉しい限りなのだけど、それ以上にヴァティ短編がものすごいことに(爆)前巻のフェリ祭りに続き、今回はヴァティファンにはたまらない一冊でしょう。次巻はようやく本編に戻るようなのでこちらも楽しみ♪
読了日:4月20日 著者:雨木 シュウスケ
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)感想
八軒の兄さん登場、お祭り、豚丼、と今巻も内容盛りだくさん。お金の尊さ、命の重さ、そして無明の苦しさ、と前巻以上に重く難しいテーマが続くけれど、そんな若者達を優しく、大きく見守るオトナの皆さんが非常にいい味出してます。ハガレンもそうだったけど、荒川先生はイイオトナを描くのが本当にウマい。「価値観の違う物が混ざれば群れは進化する」周囲と違うこと・異なる意見・そして何よりまじめでまっすぐであること。それが、何かを変える波を作れることを、改めて教えられた。冴えない八軒がいつの間にか台風の目になってきたーーー
読了日:4月21日 著者:荒川 弘
楊令伝 11 傾暉の章 (集英社文庫)楊令伝 11 傾暉の章 (集英社文庫)感想
梁山泊VS岳飛軍!、なのだけど発端がちょっとなあ。一将校でしかなかった岳飛が国を担うにあたり、別の要素を求められ苦悩していく様は、思わず食い入ってしまうほど共感してしまうのだけど、何も馬泥棒しなくても(涙)1つの共同体として目標を持ち、皆と共有していないと、こうやって身の丈に合わないしっぺ返しが待っているわけかあ(苦笑)南宋がついに立ち上がったり、梁山泊の交易が始まったり、楊令の口から(本来の)宋打倒プランが語られたり、と今巻も盛りだくさん。大きなトピックスは最後の大物、秦容のハンパない強さでしょう(爆)
読了日:4月22日 著者:北方 謙三
仕事で疲れたら1分間だけ読む本―手遅れにしない96の「自分ケア」 (成美文庫)仕事で疲れたら1分間だけ読む本―手遅れにしない96の「自分ケア」 (成美文庫)感想
ちょうどこの本を読んでいる頃、日々言いようのない疲れと悩みを抱えていたなあ。タイミングよすぎだろ(笑)と自分にツッコミながら読んでたことを思い出します。内容は疲れや怒り、悩みなど自分の異常状態から立ち直るための技(ネタ?)が満載。特色は理念や考え方だけではなく、イライラした際の‘足の親指に力を入れる’など、実際に体を使っての行動解消法が書かれていること。試してみると、結構使えるので、是非お試しあれ☆
読了日:4月23日 著者:松本 幸夫
幕末志士の「政治力」-国家救済のヒントを探る (祥伝社新書143)幕末志士の「政治力」-国家救済のヒントを探る (祥伝社新書143)感想
幕末の歴史人物の「政治力」に焦点を当てた、現代政治への提言の一冊。テーマ目線を非常に大事に(頑なともいえるが)しながらの論調のため、政治とリーダーシップのあり方に関する内容がどうしても増えてしまっており、具体性よりは観念性の強い内容になってはいる。そこがどことなく説教っぽくなっているのは否めないが、幕末の歴史人物たちの分析はフムフム頷けるモノばかり。小説やイメージで人物評を決めてしまうのではなく、こういった特定の観点から分析していく重要さと新鮮さを改めて感じた。
読了日:4月25日 著者:瀧澤 中
本願寺と天下人の50年戦争 (学研新書)本願寺と天下人の50年戦争 (学研新書)感想
知る人は知っている。信長の天下布武最大の障害は、信玄でも謙信でも毛利でもなかったことを・・・中世から近世への転換期の中で生まれた、権力と宗教との激突を描いた一冊。信長を最も長く苦しめた石山本願寺、その背景と経緯、そして秀吉・家康と権力者が移る中で、本願寺はどのように変わり、どのように近世を迎えたのかが解説されている。特に家康時、本願寺内のことが、権力者にお伺いを立てなければ決められなくなったという展開は、権力と宗教が結びついてしまったという、時代の移り変わりを感じさせる。
読了日:4月27日 著者:武田鏡村
独裁者の最強スピーチ術 (星海社新書)独裁者の最強スピーチ術 (星海社新書)
読了日:4月28日 著者:川上 徹也
軽くなる生き方軽くなる生き方感想
初めての松浦さん本。ご自身の経験談もさることながら、仕事のこと・人生のこと・人との関係性のこと、とにかく幅広い観点について触れているにも関わらず、まるでブレない真摯さと、それでいて柔らかくて染み渡る雰囲気を感じさせる内容。短いボリュームで、小一時間もあれば読破できますし、読み終わったら、きっと今ここからの風景がシンプルになること請け合い。フッとまた読みたくなりそうだなあ。。。
読了日:4月30日 著者:松浦 弥太郎
うつけの采配うつけの采配
読了日:5月2日 著者:中路 啓太
西郷の貌西郷の貌感想
加冶さんの歴史ミステリーシリーズ最新刊。上斜めから袈裟懸けに斬りつけるが如くの論調・新説・そして解答へ至る展開は健在。ですが、説の重要性&危険性をにじみ出すためにミステリー小説風に構成する必要、あるのかなあ(前々巻あたりからそうですけど)ただ、歴史の教科書や定説をなぞり、補強する目線でしか、日本の歴史を見ていては、より大きな全体像を捉えることはできないことを、このシリーズは唱い続けている。例え枝葉であろうとも、興味や疑問を持ち続けることを忘れないようにしたい
読了日:5月4日 著者:加治 将一
地球連邦軍大事典 ガンダム&一般兵器編 (宝島SUGOI文庫)地球連邦軍大事典 ガンダム&一般兵器編 (宝島SUGOI文庫)感想
歴代ガンダムの能力・装備・エピソードを網羅した一冊(それ以外の機体も含まれていますが)。宇宙世紀ガンダムについては最新のUCも含めて概ね網羅してはいるものの、Vや08小隊が入っていないのはなぜ?(ロケット砲などの相当マニアック兵器まで掲載されているのに)また、個々の兵器についてはもう一息のマニアックさが欲しかったところ。。。
読了日:5月6日 著者:僕たちの好きなガンダム編集部
無双の花無双の花感想
立花宗茂の生涯を描いた歴史小説にして、関ヶ原以降の宗茂に焦点を当てた異色作(これまでの宗茂を題材にした小説は、関ヶ原以前で終わることが多かった)元々、宗茂は西軍に属し所領没収になりながら、最終的に元の領地に返り咲くという、数奇にして希有の生涯を歴史に残した戦国武将。敵からも味方からも頼られる誠実さと信念の強さ、そして運命を切り開くその気高さとを基軸に描いたまぶしい一冊である。また、‘悪役’として描かれることの多い誾千代が、陰ながらも夫を支える賢女として描かれており、物語を鮮やかに彩っている。
読了日:5月7日 著者:葉室 麟
平家武人伝 (PHP文芸文庫)平家武人伝 (PHP文芸文庫)感想
平家といっても、大人物は清盛だけではなかった。本書は長男重盛をはじめとした清盛以外の英傑達を描いた歴史小説であり、時代の移り変わりの犠牲者たちに想いを馳せる一冊。ちょうど保元の乱から物語が始まっているので、早めに読んでおけば大河ドラマの予習にもなりますよ(笑)清盛以外の平家武将は敗者としてあまり語られることのないだけに貴重な内容。個々が優れていても組織戦で勝てなかった平家の没落。それは、単なる敗北以上のことを、今も、私たちに語りかけてくる。
読了日:5月8日 著者:嶋津 義忠
地球連邦軍大事典 ジム&量産MS編 (宝島SUGOI文庫)地球連邦軍大事典 ジム&量産MS編 (宝島SUGOI文庫)感想
ガンダム編と同時発売のジム&量産型MSの一冊。ジム系だけではなく08小隊Vガンダム系、ガンキャノンガンタンク系(ガンダムくくりでガンキャノンガンタンクガンダム編に収録・・・ややこしい)さらにはサラミスやマゼランなどの戦艦にハイザックマラサイなど、かなり幅広く掲載。要はガンダム直系以外の連邦軍所属(もしくは使用されていた)兵器は残らず載っているらしい。UCまで収録されている徹底さはガンダム編同様。意外にマニアックなエピソード拾っているのがあなどれません(笑)
読了日:5月9日 著者:僕たちの好きなガンダム編集部
戦国の群像 (学研新書)戦国の群像 (学研新書)感想
ご存じ戦国歴史研究の第一人者、小和田先生の一冊。といっても内容は戦国大名の国の治め方、当時の経済事情、百姓・商人・職人といった武士以外の人々の暮らし、さらには女性(妻など)の社会的地位の考察など、まさに戦国時代の‘時代’考証総決算。これ一冊で、当時の時代全体像が掴めた気になってしまう(笑)それほどのボリュームにも関わらず、各テーマごとに細かく分類して、わかりやすくまとめられている。戦国時代語るなら読んで欲しい一冊である。
読了日:5月10日 著者:小和田 哲男
龍馬が望まなかった戊辰戦争 (ベスト新書)龍馬が望まなかった戊辰戦争 (ベスト新書)感想
戊辰戦争の悲惨さを改めて感じる一冊。戦争後の官軍側の非人道的な扱いには、本当に同じ日本人の所業なのかと、絶望してしまう悲しさ。また、会津ら東軍側の無知無策ぶりも、泥沼の抗争に一役買ってしまったことも忘れてはいけない現実。双方の観点を偏らず、程よく折り合わせた展開には好感が持てる。が、さすがにタイトルと内容との齟齬はいただけない。龍馬暗殺前後や戊辰戦争、柴・山川を追いかけすぎて、中盤以降は単なる会津史に留まっている。龍馬と戊辰戦争との関わりや、「龍馬が望まなかった」観点は薄れて、読後の読み応えは今ひとつ。
読了日:5月11日 著者:星 亮一
日曜日の歴史学日曜日の歴史学感想
「日本史の1級史料」などでおなじみの山本氏の一冊。私たちに馴染みの深い時代や人物を題材にしながら、専門家としての例証を踏まえた解説は、うなりながら読んでしまうものばかり。創作ではない、実際の時代が見えてくることは、こんなにも私たちの認識を変え、ワクワクさせてくれるのか、と歴史がもっと好きになること請け合いです♪
読了日:5月14日 著者:山本 博文
戦国大名の婚姻戦略 角川SSC新書戦国大名の婚姻戦略 角川SSC新書感想
あまりクローズアップされることのない、戦国時代の婚姻戦略。それを様々な分類の中で解説していく一冊。事例自体はそれほどマニアックなものでもなく、広く浅くな内容なので、サクッと読める(お江の結婚については、本著の解説はオーソドックスすぎる、など)その反面、目を見張る内容が少ないので、それほどそそらなかった、というのが正直な感想。
読了日:5月15日 著者:渡邊 大門
世界の「スパイ」秘密ファイル (PHP文庫)世界の「スパイ」秘密ファイル (PHP文庫)感想
スパイといっても色々種類があるらしい。007みたいなスパイばっかりとは限らない。というわけで、そのイメージしかない私にオススメな(涙)スパイ解説本。スパイの歴史から、世界のスパイ組織解説、スパイの特性や有名なスパイの紹介など、かなり盛りだくさんな内容。特に史上に挙がるスパイ事件は歴史を知る上でも重要な観点があり、地味に勉強になる(笑)意外にスパイの活動が公式に残っている事件って結構あるんだなあ。
読了日:5月16日 著者:グループSKIT
ハヤテのごとく!  32巻+0巻サービスパック (特品)ハヤテのごとく! 32巻+0巻サービスパック (特品)感想
【32巻】1話1話単品では、完成度は高い。特に前半数話+カユラ話は読み終えて、グッと心が引き締まる。どの年代でも忘れちゃいけない‘覚悟’を思い出させてくれた。ただ全体で見ると、いつもの日常が戻ってきてやや展開が遅くなってしまった。謎の敵・アテネの今後・そして暗示されるナギとお金との運命、などそろそろ決着への道が見たいところ。 【0巻】文字通りの0巻ではなく、おまけパックな内容と思った方がよいです(笑)ま、正直かなりおもしろかったですし、プロトタイプも今読むと結構できあがってるなあ(爆)
読了日:5月16日 著者:畑 健二郎
小説すばる 2012年 06月号 [雑誌]小説すばる 2012年 06月号 [雑誌]感想
岳飛伝】今月から単行本第三巻の内容へ。「俺はそんな男を乗せているのではない」心が折れそうになる史進を、言葉ではなく行動で叱咤する乱雲。死に近づきすぎて散った蘇琪と、馬と共に生きた史進、それぞれの命運が、時代の変化を感じさせます。しかし、敬愛する楊令の遺児に斬られた蘇琪(涙)「血涙」を思い出すなあ・・・その他にも己の道を行き始めた秦容や、余命わずかな体を振り絞る呉用、そして梁山泊を背負って因縁の地で対峙する宣凱、と梁山泊が新たなステージへ向かってきたぞ~
読了日:5月17日 著者:
楊令伝 12 九天の章 (集英社文庫)楊令伝 12 九天の章 (集英社文庫)感想
金の商隊襲撃に、傀儡政権再び、張俊の野望、と、梁山泊周辺がやたらと動き回る巻でもあったけど、古株さんが次々と散っていく寂しい巻でもあった。楊令をはじめとした現メンバーの悩み具合と、爽やかに、雄々しく逝くメンバーを想うと、生と死の輝きの差を考えてしまう。瀬戸際だった燕青はどちらに傾くのだろうか。まだ達観するには若いよ(といいつつ、美少年だったイメージは変換しなければ)
読了日:5月18日 著者:北方 謙三
知らなかった! 衝撃のアニメ雑学 (宝島SUGOI文庫)知らなかった! 衝撃のアニメ雑学 (宝島SUGOI文庫)感想
知っている人は知ってるのだろうけど、不朽の名作から最近の作品まで、アニメに関するマニアック雑学を紹介する一冊。特にジブリ関連に関しては、元々詳しくなかっただけに「へ~」な雑学多し。が、とにもかくにもこの本、誤字脱字が多すぎ。フレーズを二回繰り返したり、俳優さんの名前間違えていたり、と、明らかに校正作業がおろそかのまま出版されているのは、いくらなんでもマズイだろう・・・
読了日:5月19日 著者:日本博識研究所
榊原式スピード思考力榊原式スピード思考力感想
自己啓発 兼 物事の取り組み方・考え方を解説する一冊。日本と世界との違いを活かしたコミュニケーションの重要性や、世界に出るなら日本をより詳しく知ること、わからないことを前提にすること、など、仕事に関する様々な心構えは我が身を振り返るきっかけになるものばかり。その反面、各項目の内容は全体的に浅め。特にディベートについては、何度か大切さを説きながら、利用法や実践法まで踏み込んでいないために、実際どうすればいいのか、どんなメリットがあるのかが掴みきれない。もっと突っ込んだ話も読みたかったなあ。
読了日:5月21日 著者:榊原 英資
真田三代 上真田三代 上感想
幸隆・昌幸・幸村。戦国武将の中でも人気の高い真田一族を描いた歴史小説は、謀略あり、忍びあり、巫女あり、美女あり(笑)と火坂ワールド全開(爆)全体的にそれほど目新しい展開はなかったけれど、支配者に迎合しない独立不羈の幸隆と、組織の中での生き方を選ぶ兄たち、そして熱き反骨心と、自在の心の昌幸。それぞれの目線の違いが非常に明確だったのが印象的。それぞれの漢たちに注ぐ火坂氏の想いが、そのまま私たちへの問いかけとなって、紙面上で活き活きと動く。後編も期待大☆
読了日:5月22日 著者:火坂 雅志
サムライ千年やりましたサムライ千年やりました感想
非常に珍しい構成で進む歴史?小説。最初が現代の話でどう進むのかさっぱりわからなかったけど、段々と遡っていく展開は新鮮で興奮しながら読んでました。一応、現代編での登場人物の祖先らしき人物が過去でも登場するけれど、それほど大きな関わりがあるわけではなく、むしろ現代において美化されている「サムライ」も、組織に揉まれたり、裏切られたり、上にご機嫌とったり、と、現代にも通じる要素で、短編同士がつながっている。昔も今も人間の本質は変わらないのです。悲しいことだけど(涙)
読了日:5月23日 著者:岩井 三四二
日本の城・封印されたミステリー ガイドブックが書かない「秘められた歴史」 (PHP文庫)日本の城・封印されたミステリー ガイドブックが書かない「秘められた歴史」 (PHP文庫)感想
歴史好きならちょっとかじっておいてもいいかもしれない、城にまつわるミステリーエピソードをまとめた一冊。といっても、ものすごく怖い話というわけでもなく、地元の方なら知っているであろう伝承がほとんど。なかには埋蔵金話も収録されていたけど、これって結局実在するのだろうか?
読了日:5月24日 著者:平川 陽一
空白 (Switch library)空白 (Switch library)感想
バガボンド休載から再会までの、空白の期間に行われていた取材をまとめた一冊。正直、この本は休載していた井上氏への救済措置であり、バガボンド連載を心待ちにしていた我々読者の批評をいくらかやわらげるための内容(および説明責任)であることを差し引いて読まねばならない。が、一人の人間としてここまで赤裸々に己の内面と向き合い、作品と向かい合う井上氏の姿は、読んでいて人としての甘さを痛感させられる。この方だからこそ、自分はリアルもバガボンドも読み続け、心揺さぶられているんだなあ。
読了日:5月28日 著者:井上雄彦
朝の霧朝の霧感想
山本一力さんの時代物って、よくよく考えると久々(読メ登録前かな?)。町人や職人モノが多い印象がするけれど、本作は四国に舞台にした、ちょっとマニアックな設定。複数の人物を若干複雑に活躍させるため、内容に入り込むのが難しい反面、随所で風景描写をいろとりどり差し込んでいるので、物語が殺伐としないのは流石。長宗我部元親旗下で名将とうたわれた浪川玄蕃の盛衰は、名声ありすぎることが、本人達の幸せにつながらないことをひしひしと感じさせられた。ラストの引き離した描写は切なすぎる(涙)
読了日:5月29日 著者:山本 一力
「誤解」の日本史 (PHP文庫)「誤解」の日本史 (PHP文庫)感想
日本の歴史を知るならば、井沢氏の著書読まぬなんてモグリだ~、なんて声が聞こえそうで読了(笑)読んでみると、なるほど理にかなってる内容が多く、いかにこれまで教わってきた歴史知識が、曖昧さと思い込みの産物だったことを思い知らされる。本書の内容だけでも、ワクワクがとまらないのは私だけだろうか(笑)他の著書も読んでみたい、そう思わせる一冊です。
読了日:5月30日 著者:井沢 元彦
じゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~じゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~感想
ゲーム理論」と銘打っているものの、中身に関しては分析と確率論に基づいた、物事に取り組む際の戦略論についての一冊。ただ漠然と全てをやり過ごすのではなく、トライ&エラーを積み重ねていくことが大事なんだよねえ。ジャンケンの確率論は参考になったし、その他の事例も世の中の事項をきちんと考えるきっかけにしたい。
読了日:5月31日 著者:若菜 力人