モーション・グリーン

2018年、目標は読書300冊読破!のはずが、ここにきて400冊に変更?!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

【2013年読破本7】岳飛伝 第十五回(小説すばる 2013年 02月号)

さよなら、呉用・・・

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◆託された想い 呉用

最初は好きになれなかった貴方を、こんな気持ちで送ることになるとは。

読み終えた今でも戸惑ってるよ。

でも、ここまで貴方が生き続けてくれて、嬉しかった。

そして、託した想いが「心」。あの方蝋戦以降、どこかおおらかで、どこか人を根幹にして策を講じるようになってたけど、貴方からその言葉を聞くことになるとは・・・

「旗を、抱かせてくれ」で、貴方の誇りと悲しみと維持を感じたよ。でも、今の貴方なら、旗を抱く資格はある。古く熱き時代を「替天行道」の旗と共に幕引きするふさわしさを持ってるよ。

そして「岳飛を救え」はシビれた。何か大きなことが動く、震えがそう予感させるよ。。。

◆韓成再輝 待ちに待った、楊令伝の時から本当に待っていたよ♪ここに来て、思わぬところで独自の光を放ったな。

楊令が開いた、国家をも動かす自由市場の渦。もはや殺し尽くしても、そこから新しい国を生み出していかなければならない(初期の金国がそうだった)殺すより活かす時代へと動き始めているのかもしれない。

戦いが前提ではなく、失うことを当たり前にするのではなく、それまでの営みと、これから先の未来のために

涙ながらに生を語る韓成。おそらく実際に見たらかっこわるいだろうなあ(笑)でも、なりたい(求められた)姿ではない、自分の姿を出せたのは、きっと幸せ。このままでいけば(今回の覚醒を踏まえればなおのこと)梁山泊に戻ることはないだろうけど、ここで輝け!

その前の劉光世の想いとリンクさせる構成の妙、これまたシビれたぜ☆

岳飛、カウントダウン まさに前夜。 劉光世に(なんとなく)否定をされながら、ついに秦檜と対面。史実ではここで処刑されるのだが、当然この物語の岳飛は生還するのだろう(北方御大もそれを宣言している)。今回の呉用発言で大きな布石は出てきたが、さてどうやって救出するのか・・・

◆その他 ・張朔が平泉を訪れ、藤原秀衡と会う。ここまで拡がるとなんだか感慨深い(笑) ・秦容が甘藷糖の製造に成功する。着々と住める場所になってきている。

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