モーション・グリーン

2018年、目標は読書300冊読破!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

【2013年読破本12】戦国時代の余談のよだん。

戦国時代の余談のよだん。
戦国時代の余談のよだん。 和田 竜

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 「のぼうの城」「忍びの国」などで知られる歴史作家・和田竜さん初のエッセイ。

 前半は小説作成のための史料収集や取材でのエピソード。とにかく当時の和田さんの(身辺も含めて)の状況が赤裸々に(というか生々しく)語られていて、非常に勤勉で硬派な方なんだな、と人となりが知れる。現場が想定していた雰囲気じゃなかった話や、現地の方の案内で思わぬ発見をしたことなど、歴史ルポとしてもためになる、おもしろい内容。

 そして後半は歴史人物こぼれ話。和田さんがこれまで調査・研究してきた歴史上の著名人について、思うところを(ポソッと)語っています。大仰な内容ではなく「~な人だったんじゃないかなあ」くらいのゆる~いノリです(それでいて、史料である程度証明されていないエピソードは認めない、という内容の発言もあります。やはり硬派です)

 歴史好き(というか歴史オタク)ならば、思わぬ目線からの斬り込み方で目が開かれること請け合い♪

 正直、エッセイとしての完成度は、他の歴史小説の著者さん(中村彰彦さんや、磯田道史さんなど)の円熟した文面には及ばない。しかし、だからこそ感じられる親近感が満載。これからの和田さんの活躍にも期待したくなる一冊である。

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