モーション・グリーン

2018年、目標は読書300冊読破!のはずが、ここにきて400冊に変更?!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

【2013年読破本30】岳飛伝 第十六回(小説すばる 2013年 03月号 [雑誌])

岳飛、向き合うその先に、賭けるべき場所は見えるのか

そして、岳飛救出へ、梁山泊が動く

小説すばる 2013年 03月号 [雑誌]
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 なんだか、読んでいてピリピリした。久しぶりの感覚(というより緊張感)だ。感じたのは、いつ以来だろうか。

 それだけ、事態は動いている。何をするのか、どうするのか。

 呉用の遺言から始まった(いや、岳飛を招くことが出来なかった、あの時から)岳飛救出の緊急ミッション。綱渡りのようでいて(おそらく)計算された段取りが始まる。動き出した燕青、かつてないほどの死亡フラグたってるんですけど(汗)

・久々の燕青視点、物語初期からのメンバーなだけに重みが違う。彼と侯真が話す場面は(本人が自覚している通り)楊令伝スタート時を彷彿させる。人は変わる、酒漬け侯真を、それも生き方だ、と受け止める燕青、それだけで救われる思いがする(苦笑)

・一方、岳飛が出頭し、秦檜との対談が始まった。おそらく次回、両者は破談するだろう。そして、(史実では)岳飛は処刑される。

 今のところ、岳飛と秦檜とを隔てる要素は大きくは見当たらない。というより岳飛には大きな思想、あるのだろうか(爆)まあ、確かに替天行道と通じる、民への想いが念頭にはあるけれど、それは金国(異民族)によって苦しめられている民(漢民族)がありながら、それより自国(現在の南宋領土)を優先する秦檜への反発、以上を感じ取れないんだよなあ。

 乱暴な言い方をすれば「あいつとは気が合わない」くらいの感覚じゃなかろうか。今回読んでいて改めて感じる。だから、思った以上に浅いかみ合いの悪さ(笑)

 主張はありながらも、具体性とすると悩み中でほぼ無策のままやってきた岳飛と、岳飛を探りすぎている秦檜。思想の違いではなく、順番や方法論の違いくらいしか表面化していないので、(個人の感情を除けば)話し合ってどうにかなりそうな気も・・・

 が、周辺はどうもきな臭い。その秦檜の構想に立ちふさがりそうな予兆を秘める青蓮寺、そしてこれまでと違い、どうも落ち着かない許礼。もしかして、コイツが・・・

小説すばる 2013年 03月号 [雑誌]
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