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【2013年読破本159】山本覚馬(かくま) 知られざる幕末維新の先覚者 (PHP文庫)

山本覚馬(かくま) 知られざる幕末維新の先覚者 (PHP文庫)
山本覚馬(かくま)  知られざる幕末維新の先覚者 (PHP文庫) 安藤 優一郎

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 会津戦争という、前半の大山場をを経て、いよいよ京都へ舞台を移した大河ドラマ「八重の桜」。ローカル題材、マニアックな主要人物と、大河ドラマの題材としてはどうよ?という前評判だったけれど、ここにきて自分の中で盛り上がり始めている(苦笑)会津の誇りと、敗戦国というレッテルを背負いながらも、新たな時代の中で会津の人々がどう生きていくのか、楽しみだ。

 ただ、ここまでの展開で、主人公である八重よりもはるかに‘主人公’していたのは、‘あんつぁま’こと山本覚馬ではなかろうか(そもそも八重に鉄砲を教えたのも、武家の娘としての心構えを教えたのも覚馬ですし)牢獄から提出した意見書で新政府を動かした漢、改めて追いかけてみたい~

 ということで遅まきながら覚馬の生涯を紹介した1冊読破。大河ドラマでも描かれていたけれど、会津という‘どちらかというと’閉鎖的な雰囲気の中で、よくぞここまで開明的な考えと視野を持てたもんだ、と改めてその才覚に感じ入る。覚馬が会津藩幹部に昇進するその日まで、会津が京都を守れていれば・・・と思わずにいられないその可能性。組織になじめないその直情的な性格も、意見を曲げない強情さも、活かせたかもしれないのに・・・

 幕末をかろうじて生き延びた覚馬。視力を失いながらも色あせないその才が京都にとっても欠かすことのできない業績を残していくことになる。もちろんそれは八重にも大きな影響を与えていく。大河ドラマのこの後の展開をいち早く予習したい方にもオススメの一冊。但し、覚馬の私生活はかなり墜ちていきますので、その点も覚悟してお読みください(涙)

山本覚馬(かくま) 知られざる幕末維新の先覚者 (PHP文庫)
山本覚馬(かくま)  知られざる幕末維新の先覚者 (PHP文庫) 安藤 優一郎

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