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【2013年読破本190】不屈の人 黒田官兵衛 (メディアファクトリー新書)

不屈の人 黒田官兵衛 (メディアファクトリー新書)
不屈の人 黒田官兵衛 (メディアファクトリー新書) 安藤 優一郎

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 いよいよ放送も迫ってきた来年の大河ドラマ 黒田官兵衛 ※正式名称は『軍師官兵衛』 その先取りとして手に取ってみた一冊。戦国時代好きな方であれば知らない、ということはないはずだけど、意外に詳細が知られておらず、人物像も決していいイメージではないだけに、ちゃんと列伝追いかけてみなければ・・・

 この本は官兵衛の生涯をダイジェストにまとめ、小寺家時代や秀吉家臣時代、関ヶ原時期での九州での動きや、晩年の息子・長政への指導などなど、官兵衛の生涯と周辺事情が大枠で頭に入ってくるので事前勉強としてはオススメの一冊。また、従来の説を追いかけるのではなく近年の研究資料をきちんと取り上げているところには好感が持てます。

 ただ、官兵衛を「仁愛」と評するのはいかがであろうか。確かに官兵衛はその生涯で、力攻めよりも味方の損害を極力減らすやり方を取っていたし、黒田家臣は戦国随一の高い能力と結束力をほこっていたのは特筆すべき事だけど、喰うか喰われるかの生き残り闘争を繰り広げていた戦国時代、そこに生きていた官兵衛の生き方は「仁愛」という言葉から連想される姿とは、やはり異なる気がする。天下太平を夢見て、領民や家臣を大事にしていたという点は、符合するけれど・・・

不屈の人 黒田官兵衛 (メディアファクトリー新書)
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