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【2013年読破本204】「会津の悲劇」に異議あり【日本一のサムライたちはなぜ自滅したのか】 (晋遊舎新書 S12)

「会津の悲劇」に異議あり【日本一のサムライたちはなぜ自滅したのか】 (晋遊舎新書 S12)

 

 

会津が悲劇の主人公になりすぎていることに一石を投じた1冊。

確かにきちんと史料読み解けば、事実が通説と違うところはあるし、日本人の好きなストーリーに会津の歴史がリメイクされている、というところがあるのは、結構新鮮だった。

 

実際、徳川幕府の忠実な家臣として幕末を戦い抜いたという事実についても、会津藩内では反対の声が多かったという史料が残っている。

 

上手く立ち回れなかったことは、領民の安全を守る者として、責められても仕方がない。会津は、(忠義という要素はあったにしろ)思考停止状態で自ら苦境に身を置いたという評価を忘れてはいけない。

 

また、降伏後の経緯にも通説とは違うところがあるようだ。

言われているイメージより明治政府が穏便な処置をしたことも、おさえなきゃいけないところ。

 

改めて、史実を前提とした、バランスの取れた分析が必要、ということだろう。

 

だが、それでも、本書の論調は自業自得な言い回しが引っかかる。

 

それは事実として正しいのかもしれないけど、多数の犠牲があったのだ。

素直に受け入れがたい。

 

「会津の悲劇」に異議あり【日本一のサムライたちはなぜ自滅したのか】 (晋遊舎新書 S12)

「会津の悲劇」に異議あり【日本一のサムライたちはなぜ自滅したのか】 (晋遊舎新書 S12)

 

 

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