モーション・グリーン

読破本・特撮(仮面ライダー)・アニメを取り上げるブログです。

2014年6月読んだ本のまとめ

2014年6月の読書メーター 読んだ本の数:18冊 読んだページ数:3716ページ ナイス数:285ナイス

・・・やべ、先月分更新していなかった(涙)5月分はまたいずれ~

牢人たちの戦国時代 (平凡社新書)牢人たちの戦国時代 (平凡社新書)感想 黒田官兵衛本で注目が集まっている渡邊さん本。タイトル通り「牢人」の実態について、時代の変化に沿った紹介をしているので、我々が抱いている「牢人」はいつから生まれてきていたのか、を知る非常におもしろい内容。まあ、どの時代もその土地の者ではない存在は、良い扱いをされなかったんだなあ(涙)ちなみに「浪人」と「牢人」の違いは意識していなかったせいか、目から鱗!また、滅ぼされた赤松牢人衆がお家復興する話や、宮本武蔵が実は関ヶ原東軍に参戦してたのでは、という説は非常に興味深い。日本史玄人な方には特にオススメの本です。 読了日:6月2日 著者:渡邊大門
一〇年代文化論 (星海社新書)一〇年代文化論 (星海社新書)感想 流行ってすぐに廃れる、最近の流行(文化)。私たちの‘何か’をそこから読み取っていくことは可能なのか。その鍵を「残念」という言葉をスタートに、音楽やゲーム、アニメなど広範囲のジャンルをバランス良く分析していき、10年(2010年代)に内在しているものを紐解いていく一冊。「僕たちのゲーム史」が今でも印象に残る著者が、豊富な情報と知識を元に新たな挑戦をしているのが印象的。ただ、気のせいか一歩以上退いたかのような視点と文章の冷静さが気になってしまう。前作のような、のめりこんだ作品を期待してしまうのだけど・・・ 読了日:6月3日 著者:さやわか
こちら葛飾区亀有公園前派出所 190 (ジャンプコミックス)こちら葛飾区亀有公園前派出所 190 (ジャンプコミックス) 読了日:6月4日 著者:秋本治
第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 パーフェクトバイブル (ファミ通の攻略本)第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 パーフェクトバイブル (ファミ通の攻略本)感想 さあ、コレ読んで天獄編に備えておきましょう!隠し機体や隠しルート、隠しパイロット情報がきっちり入っているので、取り逃した方は二週目以降で入手しておきましょ♪ちなみに、この攻略本ではユニコーンベタボメなのだけど、とてもそうとは感じられなかった・・・ま、バナージは結構使えるのだけど(苦笑) 読了日:6月4日 著者:
戦国時代の組織戦略戦国時代の組織戦略感想 堺屋歴史著書の総決算とも言うべき一冊。信長という偉人のすごさや「秀吉」欄で弟・秀長の功績をこれでもか、と語るなど、堺屋著書読者ならニヤリとさせるところが随所にあり。今年の大河ドラマの主役・官兵衛についても言及するサービスもあります(ちょっと辛口)。難しいポイントを突いているにも関わらず非常にわかりやすく、それでいてページ数少なめ。日本の飛躍時期に焦点を当てている分、家康にはほとんど触れていないところに、堺屋さんの意思を感じるなあ。日本史ファンなら必ず理解して損無し内容ばかり。続編希望! 読了日:6月5日 著者:堺屋太一
「戦国大名」失敗の研究 (PHP文庫)「戦国大名」失敗の研究 (PHP文庫)感想 日本の戦国時代、なぜ‘彼ら’は滅びの道を進んでしまったのか?よくあるリーダーの能力に理由を求めるのではなく、配下(スタッフ)や組織に焦点を当て、本当の滅んだ原因を探っていく一冊。武田・足利(義昭)・柴田勝家関ヶ原での西軍・そして豊臣家を取り上げており、状況の分析はもちろん、歴史研究ではタブーとされている「if」にも挑み、滅亡につながった事項での他選択肢を検討していく箇所もある。著者の思いも色々込められており、ただの読み物としてだけではなく、リアルな教訓としても読み進められる、厚みのある内容だ。 読了日:6月6日 著者:瀧澤中
自分ブランドの教科書自分ブランドの教科書感想 会社の名前や、肩書きに囚われない、自分自身の力が求められる現代。そう言われながらも、なんとなく生きている方に、ちょっとした冒険を進める一冊。右にイラスト(図面入り)、左に解説と、わかりやすく見やすい構成の本だけど、あくまで入門本なので、マニュアル本ではなく、心構えを学ぶ意識で読むと○。ささいな仕事の中にも創意工夫を盛り込み、自分で判断し決断して実行。その結果を分析し、次に活かす。これを繰り返せば、ただ場当たり的に仕事をしている人よりも、間違いなく伸びる。これは自分の経験からも当たってると思う。 読了日:6月9日 著者:藤巻幸夫
新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)感想 司馬作品は概ね全部読んだつもりだったけれど、まさかの大河主人公小説を読んでいないとは(汗)というわけで黒田官兵衛を題材にした司馬遼太郎歴史小説。御本人の話の通り、最初はまるで短編エッセイの如く、姫路の黒田家発祥までをゆらりと語るところから始まり、官兵衛はしばらく出てこない(苦笑)それでいて、黒田家はそれまでの武家とは異なる雰囲気を、気がつくと受け入れながら読んでいる自分に気づく、この司馬節の不思議さは何なのだろうか・・・大河ドラマとは異なる、才覚はあるが熱さのない官兵衛も、結構面白い存在だ。 読了日:6月11日 著者:司馬遼太郎
新装版 播磨灘物語(2) (講談社文庫)新装版 播磨灘物語(2) (講談社文庫)感想 足利将軍やその武将達との出会い、そして揺れ動く時勢の中で、官兵衛はついに播磨を織田色に染めるべく、信長・秀吉の元へと向かいます。この巻ではとにかく播磨という、決して辺境の地ではないにも関わらずまとまりのない田舎精神の地に降り懸かる、織田or毛利の揺れ動きが、言葉を変え表現を変え、視点を変えて描かれている、正に司馬節が全開。司馬ファンにはたまらない文章がガンガン登場します。1巻で消化不良の方は、今巻で一気に引き込まれること請け合いです。 読了日:6月12日 著者:司馬遼太郎
新装版 播磨灘物語(3) (講談社文庫)新装版 播磨灘物語(3) (講談社文庫)感想 官兵衛最大の危機・有岡城幽閉。彼の痛ましい1年もさることながら、彼を取り巻く勢力の決断に、組織の興亡が映し出されていて、何だか他人事ではない(苦笑)きちんと‘何のために’を明確にして決断した黒田家と、理念無き決断をした村重。彼と彼の一族の末路を読むと、なぜこうなった、と哀れみすら感じてしまう・・・やはり1人では何事も成せないということですねえ(皮肉なことに、官兵衛は幽閉されたことで、今まで以上に己を俯瞰していく)そして織田の覇権が進み、時代は覇道から王道へ。 読了日:6月14日 著者:司馬遼太郎
新装版 播磨灘物語(4) (講談社文庫)新装版 播磨灘物語(4) (講談社文庫)感想 司馬官兵衛、完結編。これまでの司馬作品での主人公(例えば坂本龍馬高杉晋作など)が‘史実’として定着するほど強烈な影響力を持っていたのに、この作品での官兵衛が‘史実’になっていないのが理解できるような気がする幕引きだった。知恵も才覚もあるのに、無欲でお人好し、それでいて不意に現れる野心と向上心。そしてそんな主人を無類の結束力で支える家臣団。どこかちぐはぐなのに、人として充実した終わり方を描いた司馬さんにとって、官兵衛と黒田家の生涯は理想の人の生き様であり、理想のカタチだったのかもしれないなあ、とふと思う。 読了日:6月17日 著者:司馬遼太郎
小説すばる 2014年 07月号 [雑誌]小説すばる 2014年 07月号 [雑誌]感想岳飛伝】ほぼまるまる梁山泊VS金軍大決戦!呼延稜と史進はまたしても死亡フラグ回避(というか、むしろ史進無双ショー)とはいえ、山士奇(涙)死を覚悟していた呼延稜よりも、ある意味衝撃が大きかったかも。最期のセリフ・・・そんなこと言ってくれるなよ(涙)彼の死が秦容陣営を揺さぶることになりそうだなあ。一部メンバーの現役復帰フラグたった気が・・・そして秦容は呼延稜を理由に色々リミッターかけている気がしてきてやや腹立ち(苦笑)将校が小粒の梁山泊に対し、体制ができあがってきた秦容&岳飛軍の方が楽しみになってきた♪ 読了日:6月17日 著者:
乱読のセレンディピティ乱読のセレンディピティ感想 類書ばかり読むな、読んで満足してはいけない、丁寧な読み方は逆効果等々、まさに「人生のための読書」のあり方を説くエッセイ(随所で脱線しているけれど、根っこは同じ、と御自身が自覚しているので、同じところへ戻っていく)。そして極めつけは「セレンディピティを起こすための乱読」と、まるで茂木さんのようなお話へ(笑)でも、本を読む事って、ただ読んでフンフン頷くだけで終わりにいけない偉大な指南書。取り入れること、活かすこと、それ以前に読むことですら、エネルギーを使うこと、と再認識。読むことも冒険できる人間であれ! 読了日:6月19日 著者:外山滋比古
ハヤテのごとく! 41 (少年サンデーコミックス)ハヤテのごとく! 41 (少年サンデーコミックス) 読了日:6月20日 著者:畑健二郎
甘城ブリリアントパーク (4) (富士見ファンタジア文庫)甘城ブリリアントパーク (4) (富士見ファンタジア文庫)感想 とっちらかってたこのシリーズもようやく前巻あたりで安定してきた気がする。今巻も中編+短編の中溜め展開だったけど、キャラの掘り下げがきっちりされてておもしろかった。賀東さんノッてきたぞ(笑)まあ、いろんなところ敵に廻しそうな発言とか(苦笑)呪い排除の儀式でクイズとか、残念エピソードあれで修正済なのか(爆)とか無秩序な攻めの姿勢はハラハラするけれども(涙)そしてアニメ放映が近づいているけれど、エピソード足りない気がするのだが・・・(まあ御自身がアニメの原案出せばいいのだろうけど) 読了日:6月22日 著者:賀東招二
5分で「やる気」が出る賢者の言葉 (小学館101新書)5分で「やる気」が出る賢者の言葉 (小学館101新書)感想 斎藤先生の新刊、サブタイトルに『技術』とあるけれど、確かに大きな人生の哲学というより、日々の決断を、‘前のめり’に決めて進んでいくための、【決める】後押し要素が満載(むしろ、人によっては食い足りないかもしれない)。後世に名を残した人たちも、苦しい日々(とダメっぷり)を、想いとプロセスを持って乗り切って、(長いスパンの中で)結果を残したのだから、私たちも結果のみを見ずに、プロセスを見据えて日々を作り上げていこう。そこに必要なのは信念とそれを形にできる技術、それを持っているか、読み直しながら探していきたい。 読了日:6月23日 著者:齋藤孝
超バカの壁 (新潮新書 (149))超バカの壁 (新潮新書 (149))感想 前著と変わって、様々なテーマに自分の考えを述べていくコメントまとめ、のような体裁。とはいえ、読めば根底にあるのは『バカの壁』で示した、無意識に存在させた‘壁’への警告。前著が観念・概論だと思われた方は読んでみると色々解消するかもしれない。特に「職業論理」話は胸に期するものがあった。自分の仕事に対する論理(方向性)は自社(自分)が決めるべきもので、外野に委ねるから歪む、正にその通りだ。ビジネスに関わる方々は仕事の軽重に関わらず読んで欲しい。現実できるかどうかはあるけれど、持っておきたい要素ばかりの一冊です。 読了日:6月24日 著者:養老孟司
「自分」の壁 (新潮新書)「自分」の壁 (新潮新書)感想 これは大作にして、忘れていた自分(人間)に対する誠実な問いかけだ。養老さんの論調が好きになれないという方も是非読んで欲しい。それだけはっきりさせておくべきだったことが詰まっている。自分、体、絆、仕事、そして自信・・・テクニックで埋まらない自分への不安や迷い、聞いて答えをもらっても晴れない疑問や衝動、その答えがこの本にあると言っても過言じゃない。根本を言葉にしていただいたおかげで、この本を読んで自分の芯が少し強く柔らかくなった気がする。文句なしのオススメの一冊! 読了日:6月26日 著者:養老孟司
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