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【2014年読破本147】岳飛伝 第三十四回(小説すばる 2014年 09月号 [雑誌])

 韓世忠、結局最期までかみ合わず

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◆韓世忠、その最期  岳飛伝に入って、水軍で立ち位置定めたかな、と思ったら落下に次ぐ落下(涙)結局最後まで残念な奴だったな。  

 

 水軍元締めやってたと思ったら、最後の最後にやってることは、ただの海賊。それぞれの国作りという時期にそぐわないことばかり、もはや個人主義、センスだけで闘う時代でも、武力だけで飯が食える時代でもないというのに  

 その一方で、韓世忠や(かつての)岳飛、亡き張俊など、理念無き存在はもはやいなくても(組織からすると)困らない時へと成熟していることを感じる。皮肉にも楊令が切り開いた自由市場が、国家間の戦いのあり方を変えて、人を変え、戦い方すら変えていっている。韓世忠はその流れの中で出していけるものがなかった、ということか。  

 それにしても李俊はまたしても死亡フラグ回避、史進といいまだまだ第一世代は元気で嬉しいなあ。   

 もっともこれで李俊は日本に行くか南方に戻るか、くらいしかやることない気が・・・

◆侯真、北へ  

 いよいよ胡土児への接触。胡土児の出生が明かされることも近いな。とはいえ今さら楊令の遺児とわかっても、梁山泊に来るとは思えないけど・・・

 

◆その他

・孫範逝く。岳飛陣営の中で最も貧乏くじを引き、最も岳飛陣営に貢献し、そして国という存在の中での己、という立ち位置を岳飛に見せ続けた男。出番こそ少なかったが、彼が岳飛に与えた影響は大きかったはずだ。韓世忠を見て改めて感じた。

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