モーション・グリーン

ブログ開設13年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。400冊読破を目指して今日も読んでます。

【2014年読破本195】うつろ屋軍師

 

うつろ屋軍師

 

 

これぞ、戦国時代ファンの心をくすぐる傑作!

 

・ちょっとマニアック ※相当でも可

・それでいて意外と知らない人物(事件)が題材

・「そうきたかーーー」な展開(もしくは結末)

 

これ3つ満たしてる作品、なかなかない。

久々に、これ満たした作品が登場。テンション上がった!

 

主人公は盤上をひっくり返せるほどの構想力を持ちながら、どこか抜けている男・江口正吉。

彼がその能力と想いを持って、主君・丹羽長秀と長重と共に理不尽な戦国の世を奔走する姿を描いた歴史小説。

 

一度墜ちたにも関わらず、関ヶ原合戦を通じて大名に復帰した怪しい存在・丹羽長重を取り上げたことも素晴らしいが、無名の江口を主人公に添えて、他の大名と相対していく、その壮大な化かし合いが胸躍るおもしろさ。

※本領・同じ石高での復帰ではない。それを成し遂げたのは立花宗茂のみ。

 

この発想力、構成力、目の付け所にして、なんと著者・箕輪さんはこれがデビュー作! 今後が楽しみすぎる。

 

ただ、江口の“うつろ屋”ぶりが中盤以降おとなしくなり、段々普通の軍師(というか長重の補佐役?)になったことが残念。

もうすこし“うつろ屋”らしく、じわじわとした変化をしてほしかったなあ。

 

 

うつろ屋軍師

うつろ屋軍師

 
うつろ屋軍師

うつろ屋軍師

 

 

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