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【2015年読破本23】歴史のくずかご とっておき百話 (文春文庫)

歴史のくずかご とっておき百話 (文春文庫)

 

 

半藤さんの歴史エッセイ。

つまらないわけがないと即買(笑)

 

ちなみに、御年調べてみたら80歳越え!

いやー、お元気だ!!

 

最初は、俳句や近代小説の話しなど、あっちこっちに飛ぶ話題に振り回されるけれど、とにかくどの項も知性と見識があるので、トーンは軽いのに深さがある。

見開きで1テーマという短い文章の中に、色々思いがこもっていて、それを史実や歌に内包している趣が、なんとも鮮やかで深い。

 

本来、半藤さんといえば近現代史を得意としているはずだが、万葉集、漢詩、小説など、ジャンルや歴史軸が太くて広いことを改めて実感。

教養がある人ってこういう方のことを言うのだろう。

この境地、いつになったらたどり着けるのやら(苦笑)

 

ちなみに実際に書かれていることや引用されているネタは相当マニアック。

だけどそれを感じさせず、むしろ頭に残るのは、知識だけではなくその情景まできちんと焼き付くからだろうなあ。

 

後半、戦争の話しが段々増えてくる。

やはり戦争の話になると、半藤さんの筆にも力が入るのか、小話の中にいろんな思いがにじんできているように見える。

 

戦争の生き証人から、感じ取らなきゃいけないことは大きい。

 

 

歴史のくずかご とっておき百話 (文春文庫)

歴史のくずかご とっておき百話 (文春文庫)

 

 

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