モーション・グリーン

2018年、目標は読書300冊読破!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

【2015年読破本40】北条早雲 - 悪人覚醒篇

北条早雲 - 悪人覚醒篇

 

最新の研究を反映させてきた、富樫版北条早雲。

 

前作は世の中に対する疑問や怒りに対する、己の答えの章。

そして今回は、じゃあ実際にどうするの?ということと、とるべき方法に対する自分の理想との矛盾の章。

理想が高潔だったら、民のためなら、“悪人”は許されるのか。

そもそも自分はそれを許すのか?

 

まるで少年漫画のような光景だが、それも新九郎の心情を丹念に描いていくからこそ。

 

その一方で、京都という魔物が住む権力構造を上手く利用しつつ伊豆へ身を置いていくセンスの良さと、善良な想いとのギャップがこれまでの通説を飛び越えた新九郎の魅力を引き出している。

 

新九郎を持ち上げすぎかな、という場面も散見されるけど(苦笑)

「何もしない主こそ悪人」はグッときたなあ。

 

自身に降りかかる不幸を流しきったかと思ったけど、理想のためには、まだまだ重い荷物を背負わなければならない。まだまさ先は長い(涙)

北条早雲 - 悪人覚醒篇

北条早雲 - 悪人覚醒篇

 

 

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