モーション・グリーン

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【2015年読破本50】岳飛伝 第四十一回(小説すばる 2015年 04月号 [雑誌])

  女傑に挟まれる男。

 

 ニヤニヤしたのは、自分だけではないはず。

小説すばる 2015年 04 月号 [雑誌]

小説すばる 2015年 04 月号 [雑誌]

 

 

 懐かしの構図。いつの時代も女は強い(笑)

 水滸伝のオマージュ。李立が哀れでならなかったのを思い出したなあ。

 

 物語も終盤。戦いが続いている一方で、営みは続いている。ましてや小梁山は、狙われている場所でもあるので、行政・軍事いろいろ留守居役にも仕事は多いのだろう。きちんとその場所で生きている人たちの姿は、読むとホッとするなあ。

 

 そして、機会をうかがう岳飛と、その姿を見せてこない程雲。目立たない存在だった程雲がここに来て、岳飛に立ちふさがる強力な壁になってきた。総大将としてのあるべき姿をかたぐり捨てた程雲、手強いな・・・

 

 その岳飛は、胡土児北へ行ったことを知る。胡土児の出生を知り、楊令との戦いを思い出し、楊令の死の先に自分がいることを感じた岳飛。文面からも感じ取れるくらい、輝いていた。

 

 これで岳飛と胡土児との絡みは終わりかな、胡土児は北で、生まれも父も遠い場所で生きていく、楊令に対する敬意であり、武人としての心意気みたいなものを感じた。

 

 

小説すばる 2015年 04 月号 [雑誌]

小説すばる 2015年 04 月号 [雑誌]