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【2015年読破本57】「もしも」日本史がこうだったら (知的生きかた文庫)

 

「もしも」日本史がこうだったら (知的生きかた文庫)

「もしも」日本史がこうだったら (知的生きかた文庫)

 

「歴史にifはタブーである」を言われながらも、「もし~だったら」と思わずにはいられないのが歴史ファンの本音(当社分析)。当然、事実は変えられないから言っても詮無きこと、なのだけど、仮定や仮説は浮かんでは消えてくる。その想像こそが日本史をより身近にしてくれる、と自分は思うのだが・・・

 

 そんな微妙なラインに挑んだのが本書。

 コンセプトやタブーにあえて挑む企画意図はおもしろい、と思うのだが、前半の古代史はともかく、中世あたりからは「もし~だったら」を想定した仮想短編小説ばかりが並んでくる。ここまでくると玉石混同すぎて、深みが出てこない。

 

 『if』が起きた場合の変化や未来を描いた小説(ノベルス)と本書は違うはずだ。『if』を考える上での“歴史のかけら”を見つけ、来たかもしれないifを想定していく、そんな構成の方が良かったんだけどなあ。

 

 最終的に、タイトルから感じたワクワク感が残らずに終えてしまった。もったいない1冊だ。

 

 

「もしも」日本史がこうだったら (知的生きかた文庫)

「もしも」日本史がこうだったら (知的生きかた文庫)

 

 

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