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2018年、目標は読書300冊読破!のはずが、ここにきて400冊に変更?!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

【2015年読破本232】坂本龍馬を英雄にした男 大久保一翁 (講談社+α新書)

坂本龍馬を英雄にした男 大久保一翁 (講談社+α新書)

 

大久保一蔵(利通)と一字違いでありながら、薩摩藩士じゃないややこしさ(苦笑)

まあ、大久保、という名字自体は、徳川(松平)譜代の家臣・大久保氏の方がメジャーな気もするが・・・

 

幕府にも大久保

薩摩にも大久保

 

まぎらわしいことこの上ないが、偶然にも両大久保が、幕末の日本に大きな影響を及ぼす男を輩出したことになる。

 

大久保一蔵は言うに及ばずだが、本書の主人公・一翁とは?

 

実は、薩長同盟~大政奉還に至る政局のアイデアを早くから持っていた男、それが大久保一翁と言われている。もちろん坂本龍馬よりも早くからだ。

いや、むしろ幕末の英雄として名高い坂本龍馬を生み出した立役者、という方が正しいかもしれない。

 

巷では、坂本龍馬の実績の多くをオリジナル・戦形成の高さと定義しているものが多い。

だが、行動力の高さはともかく、アイデアマンかどうかは疑わしいのが最近の定説だ(信長の楽市楽座、既に行われていたというのと同じ)

実は龍馬の考えの多くは既に提唱されていた、しかもそれは敵方である幕閣の中にいた。

 

本書では、なかなか光が当たらない幕府方・大久保一翁を取り上げた1冊。

読むと、時代遅れと言われている幕府の中にも先見性の高い傑物がいたことがわかる。一翁もその一人だっったのだろう。

 

ちなみに、本書は幕末を丁寧に解説しすぎて、ダイジェストになってしまい、中身が薄いのが残念。

一翁にもっと焦点を絞って欲しかった。

坂本龍馬を英雄にした男 大久保一翁 (講談社+α新書)

坂本龍馬を英雄にした男 大久保一翁 (講談社+α新書)

 

 

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