マッハVシネマにつながるドライブ小説版にして、マッハスピンオフ。
物語の中で、きっちり完結させたドライブ(進ノ介)に対し
これからが本当の“仮面ライダー”というところで終わったマッハ(剛)
だから、正直スピンオフやるなら、マッハが観たかっただけに素直に嬉しい。
しかも、小説だけではなく映像にもつながるという、超優遇処置(笑)
肝心の本書だが、TVシリーズの登場人物ほぼ総登場で、かつて解決した事件や犯人をなぞったり、再現されたり、といった事件が続く中で、剛が中心となって事件を追う展開。
派手さはないけど安心して読める内容だ。
大森Pは作家じゃないけど、しっかり書ける題材で望んできた。
ここらへんは上手いなあ、と素直に感嘆。
ジェネシスもきっちり回収し、無理なく次へつなげたその構成力は見事。
この後に続くVシネマも楽しみだ。

小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ (講談社キャラクター文庫)
- 作者: 大森敬仁,東映,長谷川圭一,石ノ森章太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/04/21
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る

小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ (講談社キャラクター文庫)
- 作者: 大森敬仁,石ノ森章太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る