モーション・グリーン

ブログ開設13年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。400冊読破を目指して今日も読んでます。

【2016年読破本101】天下人の茶

天下人の茶

 

 

千利休を描いた作品と言えば思い浮かぶのは 利休にたずねよ だった。

けど、この作品は、間違いなく千利休を描いた作品として、みんなの記憶に残る作品になると確信した。

それだけ、革新的で野心的な1冊だ。

 

利休の内面をあえて掘り下げず、利休に関わった者たちそれぞれの視点から、少しずつ利休の内面に迫っていくという、ドキドキする構成。

利休って、何だったんだ、と思わずぼやいてしまう、不思議な思いが宿り続ける。

 

人によって利休との関係濃淡は異なるし解釈も違って当たり前。

よく考えてみればそりゃそうだ、ということを物語として成立させてしまう伊東潤という作家は、ものすごいテクニカルで意欲的だ。

 

ラストの秀吉の哀れな姿は、溜飲が下がるか、かわいそうに思えるか。

アナタはどちらだろうか?

 

 

天下人の茶

天下人の茶

 

 

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