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【空論で蘇る、幻の命軍師】読書感想:『うつろ屋軍師』 (祥伝社文庫)

 

うつろ屋軍師 (祥伝社文庫)

 

 

文庫版再読。

 

中盤までの江口の“うつろ屋”ぶりと、彼を温かく見守り、導いていく主君・丹羽長秀と長重の安定感が、読んでいて心地いい。

歴史小説としてはケレン味が足りないかもしれないけど、これはこれで読み応え抜群だ。

 

僕は“うつろ屋”ぶりは、円熟した大戦略家への道に進むのかと思っていた。

ただ作品内の解釈は、テクニックや才能におぼれるのではなく、理念(魂・目標・心)を持った才覚者になれ、ということだったんだと、ようやく気付く。

 

再読した今でも前者方向の方がおもしろいと思うけれど、後者でも感じるところはたくさんあり、それはそれで見事な作品だったと思う。

 

余談だが、巻末の武将図鑑と参考文献の膨大さにビックリ。

 

 

うつろ屋軍師 (祥伝社文庫)

うつろ屋軍師 (祥伝社文庫)

 
うつろ屋軍師 (祥伝社文庫)

うつろ屋軍師 (祥伝社文庫)

 

 

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