モーション・グリーン

2018年、目標は読書300冊読破!のはずが、ここにきて400冊に変更?!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

読書感想:センゴク(11) (ヤンマガKCスペシャル)  “無”への道!

センゴク(11) (ヤングマガジンコミックス)

 

信長包囲網が生み出した、最大の危機。

 

追い詰められたかに見えた信長。

あの三方ヶ原の戦いを経て、信玄との“見えない”戦いを経て、彼は大きく広くなった。

 

普通であれば信玄死す、で終わるところを、信玄が墜ちるまでの短い期間を濃厚に描くこの作品は、この期間の信長の変化を描こうとした、意欲的なアプローチだ。

観るべき所を観ているなあ、と関心。

 

後年のことを考えると、信長はこの頃から、織田軍の根っこを再確認し、よりシンプルに、より高く大きくあろうとしていた、と言われると頷けるところが多い。

 

信長軍は、出身地とか、領土とか、目的主義といった、当たり前の情報ではなく、

“信長の軍”というただ一点において、結びついていく。

通説だと、兵農分離とか、既成概念に囚われない思想集団といったことが語られる信長軍の強さだが、この作品の言い回しの方がしっくり来るのが不思議だ。

 

要は“信長軍”という一個の運命共同体として結びついたからこそ、信長軍の驚異的な機動力は生まれたのだ

 

だから、岐阜を捨てるといっても、武田に追い詰められていると言っても、信長軍は止まること無く動き続ける。

 

そして、今一度全身“先駆け”であろうとしているセンゴクと、信長の思想がマッチしてきたことで、センゴクが、木下軍が、織田軍が大きな連動体の“先駆け”になっていく。

 

このダイナミックさ、やみつきになりそう。

 

センゴク(11) (ヤングマガジンコミックス)

センゴク(11) (ヤングマガジンコミックス)

 
センゴク(11) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク(11) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

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