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2018年、目標は読書300冊読破!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

【隠れた逸冊】読書感想:『島津家の戦争』 (ちくま文庫)

島津家の戦争 (ちくま文庫)

 

 

『島津家の戦争』とあるが、島津家は島津家でも、都城島津家の歴史のこと。

 

島津本家ではないのか、とがっかりすることなかれ。

実はこの本、歴史好き(自称・他薦 歴史黒帯レベル)の方なら是非読んで欲しい1冊。

 

本書は都城島津家にあった豊富な史料を基に描いた研究本。

そもそも、江戸時代の分家大名について紹介している本は、学術本がほとんどだ。

本書は単行本の文庫化ではあるが、学術本が文庫化することは特定レーベルでないと実現しない。文庫で学術系の本が読めること自体が非常に貴重。

 

かつ

島津本家の歴史を、近く遠くの目線で見ていたその変遷が、島津という不思議な大名の特質を理解するに当たって、参考になる点が多い。

 

かの司馬遼太郎ですら掴みかねた西郷隆盛、

その西郷を生んだ薩摩島津。

 

日本人離れした、その気質とエネルギーはどこから生まれてきたのか

戦国→江戸→明治という時代の変化は、薩摩と島津、及びその周辺の地域をどう変えていったのか

 

分家島津家として、その事象が史実として我々が知ることが出来る。

 

著者が島津に傾きすぎていくのが、次第に気になっていくのだが、内容は具体的。

本当に学ぶべき所は多かった。地味だがオススメ。

 

島津家の戦争 (ちくま文庫)

島津家の戦争 (ちくま文庫)

 
島津家の戦争 (ちくま文庫)

島津家の戦争 (ちくま文庫)

 

 

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