モーション・グリーン

2018年、目標は読書300冊読破!のはずが、ここにきて400冊に変更?!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

【殲滅のときに候】センゴク天正記(4) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク天正記(4) (ヤンマガKCスペシャル)

 

新説・長篠合戦。

 

「織田徳川連合軍が、鉄砲で武田軍団を壊滅させた」

 

こんな簡潔な文章で終わらせられない修羅場が、全編を通じて広がっていた。

 

信長が見せた冷酷さ、

数多の命と引き替えに得るべき勝利が見えた、だからこその決断。

 

戦国時代、織田信長が変えた、とよく言われるけど

何を変えたのか

何が変わったのか

 

答えは、信長と光秀、そして秀吉が見出したこの決断にあったのかもしれない。

 

勝利ではなく、殲滅

 

 

センゴク軍団涙の犠牲

そして光秀が見出した極上のみなごろし。

 

 

どれをとってもシリーズ最高峰の描写力と構成力、そして極限のどんでん返しに、圧倒されっぱなしの1冊だった。

 

圧巻なのは、己(自分の軍団)が囮、とセンゴクが悟ること。

普通なら知らせないし、知らずに闘うという構成のほうがきれいなはずなのにそれをしない。

自分たちが見捨てられる存在と知りながら、前へ前へ進んでいくセンゴクが、哀れであり、泥臭くもあり、格好良かったなあ。

(あまり賛美しちゃいけないんだろうけど)

 

そして、英断の先に悲劇あり。

 

敗北を悟り、己を代わり(代替え品)と評した勝頼

勝頼を本当は武田の顔と任じていた山県。

 

その想いの対比が涙を誘う。

(通説だと山県はもっと早く戦死していたはずだけど・・・)

 

見える顔を犠牲にした勝利と

見せる顔が命を燃やした先の敗北。

 

命の価値が交錯する瞬間、だったのかもしれない。

 

 

センゴク天正記(4) (ヤングマガジンコミックス)

センゴク天正記(4) (ヤングマガジンコミックス)

 
センゴク天正記(4) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク天正記(4) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

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