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読書感想:江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記 (文春新書) 知られざる旧江戸幕府勢巻き返しのシナリオ!

江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記 (文春新書)

 

司馬作品の熟読者なら、思い出すかもしれない。

 

明治前夜。

無血開城された江戸城の元、江戸は無抵抗で新政府のものになった。

 

教科書ではそんな体で書かれていたかもしれないが、実態はそんなことはなかった。

いや、むしろ真逆と言ってもいいかもしれない。

 

薩長は江戸を掌握することができず、旧幕府軍と江戸の民衆からの見えない恐怖におびえ続けていたのだ。

(司馬作品だとアームストロング砲 (講談社文庫)でその様子が描かれている)

 

新装版 アームストロング砲 (講談社文庫)

 

そう

 

江戸城を明け渡しても、勝海舟たちはあきらめてはいなかった。

 

慶喜復帰への運動

剛柔織り交ぜた薩長への揺さぶり

卓抜な外交術

 

知られざる旧幕府勢力の巻き返し運動は、慶喜の江戸帰城という、事実上の徳川宗家復活という、最高の結果まであと一歩のところまでこぎつけていた。

 

なぜ、そこまで薩長は追い込まれていたのか?

なぜ、旧幕府軍は最高の結末を逃したのか?

 

鍵を握っていた彰義隊、その実態を中心に、知られていない明治前夜の江戸の攻防劇を研究したのが本書。

史実研究(特に徳川関連)に定評のある著者なだけに、非常に細かいところまで目が向いていて、歴史に詳しくない人でも読み続けられるわかりやすさ。

 

オススメの1冊だ。

 

 

江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記 (文春新書)

江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記 (文春新書)

 
江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記 (文春新書)

江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記 (文春新書)

 

 

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