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2018年、目標は読書300冊読破!のはずが、ここにきて400冊に変更?!進捗は当ブログで随時更新中。他には特撮(仮面ライダー)・ドラマ・アニメの感想などなど。

【ジワジワ忍び寄る滅びの時】読書感想:武田家滅亡 (角川文庫)

 

武田家滅亡 (角川文庫)

 

伊東さんの読書会に向けて久々に読んだ(よくよく考えたら、文庫版読んだの初めてかも)

 

今さらながら、ものすごい分厚い文庫本だなあ。

600ページ越えという、まさに歴史小説の中でも屈指のボリュームだ(笑)

 

タイトル通り、信玄亡き後、長篠で多くの重臣が死んで、武田家がゆるやかに、そそいて着実に衰退していき、最後には滅んでいくのだが、それまでの変転がジワジワ進むのがリアルで怖い。

 

また、当主勝頼やその側近以外の主要人物が著名な人物ではなく、最前線などで闘ういち武将というのも生々しい。

 

これが伊東さんが作家デビュー後初期の作品なのかと思うと、当時はものすごい作家が出てきたなあ、と思われたことだろう。

 

もう10年以上も前の作品だが、全く古臭さがない。

色あせない武将達の輝きが、滅びに向かいながらもあがく人の生き様が、いかに尊いかを、我々に示してくれている。

 

ページ数の多さだけではなく、内容や展開も重々しい1冊。

読み切るのが相当大変だが、それだけの価値がある作品。

じっくり噛みしめて読んで欲しい。

 

武田家滅亡 (角川文庫)

武田家滅亡 (角川文庫)

 
武田家滅亡 (角川文庫)

武田家滅亡 (角川文庫)

 

 

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