例え昔の本であろうと、今出会えてよかった、と思える本に会うことがある。
この本は、まさに今の自分が読むべき1冊だった。
「野心」とあるが、大仰に構えることはない。
著者の林さんほどガツガツしなくても(笑)「野心」を向上心、とか、こだわり、くらいに捉えると本書の内容は、一気に自分事に思えてくる(笑)
ちなみに、女性向けの内容が多いが、男性が見ても十分参考になる。
というか、草食化した(と言われている)男性陣は、この本読んで少しは肉食感を主出した方がいいかもしれない(苦笑)
たとえ大欲がなくても、日々の些細なことへの改善や興味関心を持つことは、自分事につながり、思いを持っていける。
そしてそれが思い入れになり、前のめりになっていけるのだ。
別に悪くも恥ずかしくもない。
先々も目の前の状況も、明るい見通しを持つことが難しい世の中になってきた。
だからといって、他人や社会のせいにしていては同じ穴の狢だ。
自分なら出来る、出来るようになりたい
幸せになりたい、好きなことをして生きていきたい
実現可能かどうかは置いといて、そういう思いを持つことすら否定される社会には、まだなっていないはずだ。
あと少し
もうちょっとでいい。
自分をよくしたり、高めたり、世の中をよくしたり人に優しくしたり・・・
今まで抑えていた意識を少しだけ解き放って、見えなかったその先を目指す。
2019年、僕らに欠けていた「野心」を解き放ってみよう。