モーション・グリーン

ブログ開設13年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。400冊読破を目指して今日も読んでます。

〈目の前の選択肢を選んだが故に〉読書感想:『三木城合戦記  第四回 別所長治の悔恨』

f:id:maito0405:20061201232333j:plain

 

 

いよいよこの戦いも終盤戦。

 

これまで、この物語は劣勢になりながらも希望を残して終わってきた。

だが、今回は絶望がちらつくラストになってしまった。

 

勇猛で義理堅い播磨武士の気質と、名門・別所家のプライドが、当主・長治をがんじがらめに縛り付ける様が痛々しい。

 

長治は自分の目で織田信長を見て、織田家を見ていた。

少なくても、可能性は織田家にあったはず。別所家を生き延びらせる選択肢はあった。

(まあ、結果論はあるけれど)

 

結局は遠くの大勢力より、近くの味方を選んでしまう。

選べたのに選べず、先の未来を描くことが出来なかった責任が、この後の凄絶な結末を産んでしまうんだなあ。

 

次回はまだ先だけど、鬱展開の予感・・・

 

小説すばる 2019年 03 月号 [雑誌]

小説すばる 2019年 03 月号 [雑誌]

 

 

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

 


読書感想ランキング