モーション・グリーン

ブログ開設13年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。400冊読破を目指して今日も読んでます。

〈リアルか、夢の中か。不思議な世界の物語〉読書感想:『水晶萬年筆』 (中公文庫)

水晶萬年筆 (中公文庫)

 

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水が笑う

水に出会う

 

リアルか、夢の中か。

 

なんだか不思議な作品に出くわしたものだ。

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東京天狼院(池袋)で実施している「いれかえ文庫」。

自分が読んだ本と「いれかえ文庫」コーナーに展示されている本を交換できる企画だ。

 

そこで自分の本と交換したのが本書。

正直、他の本は読んだことがあったり、読みづらそう、と思った本が多かった。

いわゆる消去法(苦笑)

 

まあ、この本もそんなに乗り気ではなかったが、読みやすそうだったから。

それくらいのノリだった。

 

実は、文学作品は疎い。

過去を振り返ってみても、久々に読んだ文学作品にあたる。

 

短編集だから、読めるだろうと思っていたら、(だからこそ)作者が作り出す世界観に浸りきることができず、結構苦戦して読んだ。

 

意味ありげな表現

摩訶不思議な世界

どこか落ち着かない結末

 

どの作品も、不確定な不可思議なものを頼りに、主人公たちがどんどん十字路を通って、新しいことを見出していくところで終わる。

 

読者はそれを見送って、次の始まりを観に行く。

 

そして、最後のページを読み終えるだろう。

どの物語も終わっていないのにそれを気持ち悪いとは思わない。

この感覚を、なんと表現したらいいものか・・・

 

自分の読み方って、まだまだ狭いんだな。

一文一文を注視しないと、どんどん風景が変わっていく。

その感覚に、ストレス感じてる自分がいて、愕然とした。

 

いつしか、スピード重視・読み終わる優先で読んできたってことか。

余韻を楽しみ、作品を味わう、って、読書の醍醐味だったはずなのに。

 

自分の頭でわかる作品ばかり読んでちゃいけないね。

また、他の文学作品も読んでみたい。

 

 

水晶萬年筆 (中公文庫)

水晶萬年筆 (中公文庫)

 

 

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