モーション・グリーン

ブログ開設13年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。400冊読破を目指して今日も読んでます。

〈きっと、アナタの身近にも、いるはず〉読書感想:『コンビニ人間』

コンビニ人間

 

 

思い出してみたら、いつぞやの目標の一つに「文学作品も読む」とあった。

 

昨日、水晶萬年筆 (中公文庫)読んだ。

この流れで、文学作品にも手を出していきたいところ・

 

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来月初めていく読書会課題も、ちょうど文学作品。

 

というわけで、読んで見た、芥川賞受賞作。

話題にはなっていたけど読んでいなかったなあ。

 

読んでみると、現代の価値感が劇的に変化していることを具現化した1冊。

おそらく発刊当時の方がその衝撃は大きかったに違いない。

 

選択肢が広がったが故に、自分をはめ込める所(場所)が見つからない人って、確かに多いと思う。

そしてそういう人を見て、僕たちは心の中で線を引いているのかもしれない。

 

社会的不成功(規模の小さい、近しい?)人、

そして

失敗した人。

 

主人公・古倉さんが歩んできた人生は、とある出来事がきっかけで、大きく変わる。

 

彼女がコンビニで18年間働いてきた日々も役割も、代わりがきくものだと知った

自分が知らない、みんなの裏の顔があった。

 

そして、やはり自分は、みんなが望む人にはなれない。

 

でも、それって不幸なのか?

 

古倉さんが引き寄せた結論は、地味だけど価値があると思う。

きっと彼女が悟ったとき、目の前に広がっていたのは壮観な光景だったに違いない。

 

「置かれた場所で~」じゃないけど、もう他者が自分を縛れない時代。

古倉さんのような人を、きちんと導ける社会であってほしい。

 

この本が芥川賞を取ったのは、話題性ではなく、未来への願いであることを、祈りながら。

 

 

 

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 
コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 
コンビニ人間

コンビニ人間

 

 

 

 

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