今回は一昨日(3日)くらいから販売されていたらしい。
なんで、今回に限って(苦笑)
小説すばるで連載を読んでいた『真実の航跡』が単行本化して、本日発売。
連載 → 読書会 →単行本
小説が世の中に出ていく中で、読者として最も多くのタッチポイントに立ち会うことが出来たんだなあ。
それだけで、思い入れが深くなる。
ちなみに、連載の感想はコチラ。
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連載は毎月少しずつ、単行本はつなげて読める。
北方大水滸伝もそうだっただ、内容はほぼ同じなのに、感じ取り方が違う。
そして、おそらくアウトプットも変わってくるに違いない。
“勝者なき戦い”を、法の正義を拠り所にして向かっていった主人公・鮫島。
彼が背負った重みは、戦後の日本(日本人)がみんなで背負わなきゃいけない重み。
ただ、読んで終わらせちゃいけない。
日本人は被害者であり、加害者であったことを、今こそ風化させない。
そして、卑屈になることなく、今を一歩一歩生きる。
一時の結果に左右されず、はるか未知の未来を創り出せるカードを生み出す。
装丁のように、暗闇の中でも照らし出す光は、必ずある。