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〈接待は辛いよ?〉読書感想:『秀吉の接待―毛利輝元上洛日記を読み解く』 (学研新書)

 

秀吉の接待―毛利輝元上洛日記を読み解く (学研新書)

 

 

織田信長から豊臣秀吉へ。

ときは戦国時代末期、戦乱の世はまもなく終わろうとしていた。

そして、それは大名の役割が変わることを意味していた。

 

統一の権力者が現れたとき、各地の大名の役割は領地を拡げることではなく、その権力者との関係を作ることへと変化していく。

端から見ると、権力者にこびるかの如く連日会食をしている贅沢な光景だっただろう。

 

でも、彼らも辛かったのだ。

ドラマティックでも華やかでも遊びでもない、その日々が記録に残っていた。

本書はその記録を記した家臣の主君・毛利輝元の京都、大坂外交旅行(?)を記録(史料)を基に再現した1冊。

 

とはいえ、まあよくもまあ、連日接待を受けたり接待したり、訪問したり来訪されたり・・・

やっぱり贅沢三昧しているようにしか見えないかも(爆)

これだけお金や物が動いていれば、そりゃ大坂が潤うはずだ(苦笑)

 

本書では大阪の日々が続いてくなかで、次第にリラックスしていく輝元の様子が細かく書かれており、意外に知られていない輝元のパーソナルなところが垣間見える。

また、豊臣政権の大名懐柔方法や、大名同士の情報交換の重要性など、あまり大きく取り上げられてこなかった光景が見えてくるのも、本書の大きな特徴。

 

接待は辛い。これは数百年前から変わらぬ真実だったんだなあ。

 

 

秀吉の接待―毛利輝元上洛日記を読み解く (学研新書)

秀吉の接待―毛利輝元上洛日記を読み解く (学研新書)

 
秀吉の接待 毛利輝元上洛日記を読み解く (学研新書)

秀吉の接待 毛利輝元上洛日記を読み解く (学研新書)

 

 

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