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〈帝が望む戦をするのが軍人だ〉読書感想:『史記 武帝紀 1 』(時代小説文庫)

史記 武帝紀 1 (時代小説文庫)

 

 

北方史記、再読へ。

 

自らの境遇に屈せず、大いなる夢のために衛青を見出す武帝。

そしてそれに応える衛青。

 

衛青に(しごきのような)難題を与え、少しずつ実績を積ませる。

そして、地位を高めさせる"育成"要素が、武帝という男のすごさを物語る。

 

 

何かを変えたい、というリーダーはこうあるべき、というような勇壮な姿。

カッコいいなあ。

 

 

そして既成概念に囚われない発想で軍を整えていく衛青と、実績は抜群だけどそれ以上という発想が出ない李広との対比がシビれる。

組織が変わる黎明期だからこそ鮮明になる光と影。

ここからは組織の人事も重要になりそうだ。

 

北の異民族との戦いは、西への使者の運命をも巻き込んでいく。

構想のなかの"夢のかけら"張騫の執念は、果たして実るのか。

 

北方御大が書きたいと思い続けた"権力の輪廻と男の生き様"の一つの到達点、

何度読んでも濃厚だ。

 

史記 武帝紀 1 (時代小説文庫)

史記 武帝紀 1 (時代小説文庫)

 

 

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