モーション・グリーン

ブログ開設14年目!今年も「紡ぐ」発信を目指す読書・アニメ・特撮感想ブログ。

読書感想 (ビジネス)

読書感想:『観察: 「生きる」という謎を解く鍵(Kindle)』 ~僕たちは“見ていない”という事実 ただファクトを見るという感触の再確認~

昔、熱で寝込んでいた頃。 水分補給でポカリを飲んで横たわる。 すると、のどから水分通過の報告が入る。 体内にいる小人さんがえっちらほっちら水分を運び、チェックしてどんどん流し込む。 のどを通過して体に入り、腕や下半身、臓器など、様々なところか…

読書感想:『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』 ~これからはワークライフではなくライフワーク。満たされた人たちに送る新しい生き方~

言われたことしかやらない若手 飲み会に参加せず、社内イベントにも否定的 本人のことを色々知ろうとしても、意向を聞いても、何をしたいのか何が望みなのか、よくわからない こんな若者が増えた、という声をよく聞く。 そして「近頃の若い者は」「ゆとりは…

《〈今、ここ〉から未来につながるビジョンをみせよう》読書感想:『静かなる革命へのブループリント: この国の未来をつくる7つの対話』

気がつけばこの国のこの社会は、ずいぶんと後ろ向きになってしまった はるか昔、宇野さんの本を読んで衝撃を受けた身からすると生ぬるい、けどチクリと痛む出だし。 絶望のようで、達観のようで、それでいて蒼い炎のようで。 もしかしたらこれは、今僕たちが…

読書感想:『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』 (星海社新書)~ボン・ヴォヤージュ!この本で人生への熱量をチャージしよう~

コロナショックで、僕たちは肌感覚の情報を取りづらくなった。 例えオンラインでつながっていたとしても、あの熱気や、予期せぬ出会いや、不意に訪れるひっかかり(心へのサビ)は今の技術では提供されてこない。 どんな本を読んでもやってこないのだ。 体験…

読書感想:『「関ヶ原」の決算書』 (新潮新書) ~関ヶ原で本当に損したのは?山本博文さんの遺作にしてタメになる必読本~

『決算!忠臣蔵』という映画を覚えているだろうか。 忠臣蔵をお金の面から描いた異色の作品。 赤穂城明け渡しにかかるお金、家臣に渡すお金、生活費、武具維持費、さらには討ち入りの費用などなど、武士の使命感と現実の家計問題との間で揺れ動く赤穂浪士た…

読書感想:『ビジネスを成功に導く! コンサルタントの「決断力」』 (PHPビジネス新書) ~最後は決断。「何のために」を忘れない心づくり~

コンサルタントの仕事(役割)を一言で言えば、という話になれば、きっと「解決(ソリューション)」、ということになるだろう。 調査して、分析して、提案して実行して、成果を出す。 その過程は様々あれど、やはり解決することこそ、大きな価値。 しかし、どん…

読書感想:『わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か』 (講談社現代新書) ~つながるふりからの脱却。みんなちがうのは、大変なんだ~

8年近く前の本。 だけど、巷で言われている「コミュニケーション能力」の必要性、そして実際の対策が実態と乖離しているという、本書の指摘は今なお全く変わることなく残ってしまっている。 もし、今、「コミュニケーション能力」という言葉に違和感を覚えて…

読書感想:『8000万人社会の衝撃 地方消滅から日本消滅へ』(祥伝社新書)~データでみる人口減の実態 僕らはどこまで自分事にできるのか?~

日本が抱える最大の問題と言われる人口減。 人口といえば、1億2,000万人というのがだいたいの数値だったけれど、過去の話になるのかもしれない。 (ちなみに、令和2年4月の人口概算値は1億2596万人で、前年同月より約30万人減少しているとのこと) 国会討論で…

読書感想:『書評の仕事』 (ワニブックスPLUS新書) ~書評って何?プロから学ぶ「人への伝え方」~

ご存じの方もいるかと思うが、ぼくはまがいなりにも書評やっている身だ。 note.com note.com プロではないけれど、だからといっていつまでも“まがいもの”を垂れ流すわけにもいかない。 クオリティを高めるためにも、プロのお話し聞いておかないと、ってこと…

読書感想:『瞬間の記憶力 競技かるたクイーンのメンタル術』 (PHP新書) ~かるたクイーンが語る、自分に合ったやり方の作り方~

集中力。 一口に言っても、内実は長続きするものと短期のものがあると思っていた。 ところが、根っこは同じというのが本書のお話し。 『ちはやふる』で注目が集まる競技かるた。 そのクイーンが語る、かるたの魅力や練習方法、クイーンになるまでの道が記さ…

読書感想:『東京どこに住む? 住所格差と人生格差』 (朝日新書) ~つながれないから、職住近接を再考する~

緊急事態宣言で僕たちが切られた、肌感覚を前提にしたつながり。 オンライン化は(半ば強制的に)加速している。今後、これが前提(もしくは大きな選択肢となって)色々なことの前提が変わるのだろう。 会社経営者なら、この状況下で会社事務所(オフィス)維持…

読書感想:『ソーシャルデザイン』 (アイデアインク) ~僕たちでも出来る!気づきと楽しさが社会を変える~

タイトルに『デザイン』とあるが、ロゴや服飾といった「意匠」を指しているわけではない。 これは、社会の問題や課題を解決(するための道筋を設計)する、という意味の『デザイン』だ。 いわゆる従来の企画や販促は売り上げや利益UPが目的になり、直接的…

読書感想:『脳が冴える勉強法 覚醒を高め、思考を整える』 (NHK出版新書) ~能動的に自分高め!脳の上手な活性化手法~

いくつになっても、学びに対する欲はなんの予告もなくやってくる。 やってくるのはいいのだけど(学生の時はともかく)社会人以降は時間と(費用)との相談を経なければ重い腰は上がらない。 そして出てくるのは、(何をするにせよ)短い時間で最大の効果を上げら…

読書感想:『センセイの書斎---イラストルポ「本」のある仕事場』 (河出文庫) ~本の虫の楽園へようこそ! 智の大家の本棚を拝見~

本読みにとって永遠の憧れ『書斎』。 本書は、その分野における“センセイ”のお宅にお邪魔し、『書斎』を見せてもらったレポをイラストと共に紹介。 文庫サイズなのでイラスト(と文字)が読みづらいのが残念だが、本棚の様子は十分伝わってくるので、細かい…

読書感想:『世界の辺境とハードボイルド室町時代 (集英社文庫)』~整えられた定説通りに世界は動かない。二人が見出した世界と日本の歴史~

それは、すてきなツイートから始まったらしい。 【謎の独立国家ソマリランド/高野 秀行】氏族による庇護と報復のシステムを読んでいて思い出したのが『喧嘩両成敗の誕生』(清水克行)で描かれていた室町時代の日本社会である。このふたつ、まったく同じ。い…

読書感想:『大人の人見知り』 (ワニブックスPLUS新書) ~ 意外と気にする「人から見た自分」ストレスから脱却しよう~

若干そうかな、という方から、深刻だと感じている方まで。 (千差万別あるだろうけど)なかなか克服できない“人見知り"。 社会人になってから自覚する、って方もおられるとか。 この本読むと、脳内における悪いイメージ先行(人から悪く思われているらしい、と…

読書感想:『勝海舟と幕末外交 - イギリス・ロシアの脅威に抗して』 (中公新書) ~際どいバランスの上にあった幕末日本の実態~

幕末、江戸幕府と海外諸国との間で繰り広げられた熾烈な外交戦。 日本(幕府)は一歩間違えれば、対馬か蝦夷地(北海道)が列強の植民地になる可能性を秘めていた。 (事実、そういう打診をしてきた国は存在している) 幕府内でも「○○国と組むべきだ」みたいな意見…

【2019年読んだ本ランキング】20位~16位

読書メーターで毎年作成している、読んだ本の中で、最も良かった本ベスト20。 2019年はここ数年の中で、一番すんなり決まった年だった。 いつもはベスト20に入りきれなかったり、順位が定まらなかったりしたものだったけど・・・ それだけ、「これだ…

読書感想:『マンガ 死ぬこと以外かすり傷 (NewsPicks Comic)』~ 一発逆転も劇薬もない世界だからこそ、今できることを~

「バカなことにフルスイングしろ」 「努力は夢中に勝てない」 「ごちゃごちゃ考える前に動け」 平常運転の脳みそをかち割るような、強烈フレーズの数々。 自己啓発本なのか、ビジネステクニック本なのか、はたまた自伝なのか。 未だに区別がつかないのだけど…

〈続けることが、目標達成への道〉読書感想:『習慣が10割』

2019年、習慣作りに関する本が、ホントに多かった。 中身に興味があってたくさん読んだけど、結局のところ、どれも言ってること同じ(笑) 1冊読めば、手法も考え方もだいたいわかるんだよなあ。 それでもたくさん出版されたのは、ナニモノになりたいか、わか…

〈天災を歴史から見る〉読書感想:『秀吉を襲った大地震』 (平凡社新書)

近年の歴史研究は多角的だ。 天候・地形・文化などなど、あらゆる方向からその原因を見つけ出す。 偉人が起こした業績が、想定された出来事だった、で片付けることはなくなってきているのだ。 そして意外と知られていないのが、地震や災害と当時の日本人がど…

〈感覚を生かした方法のアレンジが、その人のスタイルを作っていく〉読書感想:『地アタマを鍛える知的勉強法』 (講談社現代新書)

学びは楽しく。 学べば学ぶほど解放される。 おっくうになりがちな”勉強”に対して、もっと楽しく自分らしくやっていこう、というメッセージが随所に込められている1冊。 勉強法、とタイトルにはあり、内容も試験勉強などを想定している。 具体的なテクニッ…

〈銅像は悲しい存在だ〉読書感想:『銅像歴史散歩』 (ちくま新書)

先月、山梨へ行った際に「武田信虎の銅像が、甲府駅にできた」という情報を入手。 急いでその場所へ向かい、写真をパシャリ♪ まさか、甲冑ではなく僧体とは思わず、探すのに時間がかかった(苦笑) 昔から著名な歴史人物の銅像をみると拝んでしまう習性がで…

〈仕事をつくる人だけが生き残る〉読書感想:『あと20年でなくなる50の仕事』 (青春新書インテリジェンス)

「ついにきたか・・・」 きっと、この本が出たときの、有識者達の反応はこんな感じだっただろう。 今でこそ僕らの生活に深く関わりつつあるAI。 この本発売時(2015年)はそこまで身近ではないにしろ、いつかこの技術が一般化したら・・・という議論が行われて…

〈自分が一番やりたいことは何ぞや〉読書感想:『声優魂』 (星海社新書)

「声優だけはやめておけ」 おそらくこの本で著者・大塚明夫さんは何度も語っている。 声優が勘違いされていることを憂いているから。 そう、声優だって、役者なのだ。 実写に出演している俳優や女優と同じフィルターで見たとき、果たして声優はどう映るのか…

〈自分を高める人の共通項を学ぶ〉読書感想:『社長の勉強法』(メディアファクトリー新書)

「勉強」とタイトルにあるが、資格試験や技能検定といった類いのものではない。 仕事や生活といった人生そのものに対する「勉強」だ。 本書には何人もの社長の勉強法が紹介されている。 取り上げている社長の業種に偏りがあるものの、生活の組み立て方や日々…

〈「銀河のサーガ」の構造〉読書感想:『スター・ウォーズ学』 (新潮新書)

いよいよ今年(2019年)、エピソード9で一連のサーガにピリオドがうたれるSW。 世界観はもちろんのこと、ここまでの超大作になった歴史や背景、ジョージ・ルーカスのことなど、色々な特徴や魅力で知られているこのシリーズ。 よくよく考えてみると、意外と知…

〈改めて学ぶ、情報と自分の高め方〉読書感想:『未来を変える 情報の呼吸法』 (中経の文庫)

自分が出来そうなことや、やってみたいことをやり続けていけば、それが大きな渦となっていく。 まさに今の情報発信を軸にした、これからの生き方を示唆した1冊。 この手の本は、気をつけて読まないといけない。 津田さんが実感した、発信から始まる新しい展…

〈再読・現実世界の難しい実態〉読書感想;『幸せな未来は「ゲーム」が創る』

再読。 理念や考え方、発想や切り口は二度目でも色あせることは無く、むしろ響きまくってくる。 現実の問題や理想の自分、求めていきたいものを、純粋な形で仮想現実にアウトプットしてみる、という考え方は今後益々の拡がりが期待できる。 その反面、後半の…

【今を生きるための「主体的合理性」】読書感想:『選び抜く力』 (角川oneテーマ21)

とあることがきっかけで「選ぶ」ということにアンテナが向いた。 自分は能動的に「選ぶ」ことができているだろうか。 選んでいるつもりでも、選ばされているのではないだろうか? (そもそも、「選ぶ」って何だ?という禅問答のような思考に陥る、いつものパ…