読書感想(マンガ・コミック)
「バカなことにフルスイングしろ」 「努力は夢中に勝てない」 「ごちゃごちゃ考える前に動け」 平常運転の脳みそをかち割るような、強烈フレーズの数々。 自己啓発本なのか、ビジネステクニック本なのか、はたまた自伝なのか。 未だに区別がつかないのだけど…
一戦去って、すぐに一戦。 このマンガ、とにかく“次”がすぐにくる。 当初はそこまで鬼がしょっちゅう現れているとも思えなかったけど・・・ 今回は、骨折を治すほどの時間があってよかった。 さて、前巻での初・同期との共同戦線を経て、次の任務は炭治郎た…
鬼の中に、もっと怖い“鬼”がいる。 例え一部が鬼であっても、手を離さないと決めた妹がいる。 妹を人間に戻す手法の行方。 鬼を倒しながら見つけていき、材料を手に入れる、っていうのが当面の方策だったけど、それだけではすまなくなりそう。 炭治郎が家族…
鬼を倒しても、失った人は帰ってこない。 でも、今の無力さから脱しなければ、何も変えられない。 今、鬼滅の一人として、その運命を覆す。 犠牲の果てに、はれて鬼滅隊に入り、炭治郎の戦いが改めて幕を開ける。 そういえば、今巻の序盤までが、1巻からここ…
今や日本で最も?手に入らない人気マンガ。 最新刊は初速で、あのワンピースを越える勢い(後で聞くと、実際に越えているらしい) 書店に行くと軒並み売り切れ。 Amazonでは高額販売。 あまりにも見つからないので1巻は電子版で(笑) で、実際読んでみると、1話…
サンダーボルト外伝第3弾。 本編の絵のタッチが変わり、あちらは違和感が残っているけど、本巻のほうは違和感がない。 実際のキットを題材にしたほうが、今の作風にマッチしているのかもしれない。 さて、今回の舞台は、まるでガンダムXのようなMS売買マ…
ここのところダブルス多かったし、高校生に強者多かったから忘れそうになってたけど、シングルスとしての真田、めちゃくちゃ強い! 元々技多いし、ポテンシャル高いし、新シリーズの中でかなり出番が多い。 (みんな忘れてると思うけど、真田は無我の境地入れ…
そして 夜明けを告げる “暁”へ 再読。 敵なれど憎めない(まあ、原典知ってれば彼らが敵じゃないとわかってはいるけど) 朱貴達に自分たちの正体と目的をあっさり明かす戴宗(爆) 戸惑う一同に追い打ちをかけるように、真の姿を現す王林たち。 替天行道のメ…
いよいよ、替天行道の主要メンバー(?)が登場し、戴宗らに次なるミッションが。 そしてこれが著名な梁山泊奪取エピソードになるのだけど、選抜試験の相手がこれまたトンデモ実力の面々すぎる・・・ (まあ、本家水滸伝知ってる方ならニヤリとするところなんだ…
細かい字が多い。 バトル時のコマが大味。 とにかく、ヒトコマに情報入れすぎて読みづらい。 など言いたいことは色々あるけど、題材・展開共にとってもワクワクする一作。 (キャラクターの表情に艶があるのも魅力的) なんといっても、題材が水滸伝、ってとこ…
人間としての倫理観とアマゾンとしての本能で苦悩する昇 そして、それを利用して居場所を作ろうとする紬 徐々に追い込まれていく「アマゾン」という異形の存在と、それを取り巻く人間模様が切なさを助長する第3巻。 駆除班が出てきたり、アルファVSオメガの…
シリーズ完結! そして、新たな戦いの幕開け・・・ 独自の強さへの到達を果たしながら、心の昇華不良で終わった我間 宿敵(憧れの存在)と戦うことができながら、生き延びてしまった伊織 そして、ここまで正統を征きながら、新たな見地を得た我間に対し、型…
「我間乱」という作品は、基本特殊能力を全面に押し出さない作品だ。 実際にありそうな武器 できそうな動き そして辿り着けそうな領域 その前提にあるのは、ポテンシャルを最大限に発揮する体の動かし方。 自分の体だけではなく、心も鍛えること。 自分を信…
日本とフランスの王子様対決。 リョーマの切り札・光る打球という決め球をシャルダールが返せるかどうか、というところが焦点になり、返せるようになったら今度はそれに対応したリョーマが、返せずに昏倒する、という相変わらずの格闘技展開(笑) そんだけ切…
終盤にして爺さんズがメイン。 年の功と渋さで誰得(笑)な雰囲気が漂う第二十巻。 ただ、内容はそんな悠長なものではなかった・・・ 雑魚相手に無双状態が続く中、現れたのは四門。 まさか、玄斎の弟子だったとは。 しかも、双方とも居合使い。 ゼロ距離近…
実力伯仲のとき、勝敗生死をわけるのは、その内に秘めた想いの強さ。 これまで父への反発(復讐?憎悪?)がモチベーションだと想われていた我間。 物語終盤の今、その過去がようやく紐解かれた。 かつて起こった流派内分裂。 抗争に巻き込まれた仲間の死と…
表紙は我間だけど、この巻のハイライトは何と言っても善丸! 待ったよ 相当待ったよ 終盤感漂うこのタイミング、遅すぎる気がするけど、ようやく盛り上げ役以上の存在になってくれた! 刀の声を感じながら、刀身一体になっていくシーン。 そして、刀・定長に…
我間、因縁の変態男・無楽との再戦。 鎖鎌&分銅というハズレなしの武器だけでも強敵なのに、髪の帷子付けてるなんて、想像しただけで受け付けないわ(汗) 肌感覚どうなってんの・・・ 反則?と知りながら、コイツに関してだけは鉄砲使用の許可欲しくなる(…
伊織、我間、そして陣介のバケモノ三人が大暴れの巻。 特に伊織の脇差を足に突き刺しての防御、骨に達してヒビいれたらかなりの大事。 リスキーすぎる(汗) (コマよく見るとそれほど深く刺していない。その後の斬撃考えても重傷ではない) で、よく考えた…
なんで剣心青色? おかげでこの本見つけづらかったじゃないか(苦笑) さて、ひょんなことから左之助が合流し、剣心組が再びにぎやかに。 だけど、薫のお父さんを探すだけではやはり済まない北海道・函館。 斎藤をも打ち破った今回の敵。 今のところさっぱり強…
仁さんのラスボス感が半端ない第2巻。 トラロックを生き延びたアマゾンがこのまま生き続ける道は、人間を喰わないか、喰い続けて生きるしかない。 どちらにしても仁はやってくる。 そして人間を襲えば仁に加えて悠までやってくるのだから、当時のアマゾンの…
毛利、本領発揮。 どんな特殊能力持ってるかと思ったら、なんと“睡眠”テニス! 意味合いとしては(ある意味)“無我”に近い感じがするなあ。 相手のショットに感覚で瞬間反応して対応できるって、テニスプレイヤーとしては理想の状態だ。 これに方向性を提示…
天から二物を与えられなかったと嘆くより ないものねだりをしてみじめになるより できることを極めること 惜しくなどない 「俺は 俺でしかないのだから」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最も強い直属兵団…
絶対に敗れない壁を越える! 海原城突入。 二手にわかれた大亀流メンバー。そしてメインの組・我間たちの前に立ちふさがるのは、兄弟子・利虎。 同門対決、しかも相手は技を知り尽くした男。 対決モノでよく言われるのが、同門対決は技の特性をお互いが知っ…
我間・可士太郎と別行動をとり、城下へたどり着こうとしていた真さんと善丸。 目を付けられた二人は無宝流の襲撃を受ける。 次から次へと敵方は戦力を導入。しかも刺客たちの中には幹部クラスの姿も。 多勢に無勢。追い込まれていく真さんと善丸。 しかし伊…
我間VS改造人間。 いつの世もどんな世界でも、人間は再現可能な強さを求めるんだなあ。 再現可能ではないから、その強さは無二となり、価値が生まれるというのに。 そして、それと引き替えに犠牲にするものが、尊いものだということを最後の最後に知るって…
修行から1年。 レベルアップした一同の力強さが堪能できたと思ったら、まさかのラスボスご一行がやってくるという、イベント盛りだくさんの巻。 驚くべきは、陣介にたどり着くまでの戦いで、さらにレベルアップするぞ、と大亀流が意気込んでいること。 あん…
民を導くことは出来ん 一歩ずつ成長を見守るしかねェ 天下分け目の山崎の合戦、完結編。 織田信長亡き後の世界を民の意志に委ねる。 ここだけきくと非常に違和感の残る方向性だけど、『天下布武』は武士だけではなく民衆をも巻き込んだ社会改革だった。 それ…
ここまで山崎の合戦及び山崎の街にフォーカスした作品があっただろうか、と今さらながら瞠目の第六巻。 秀吉と光秀 信長の跡を巡る戦いでもあり、次の天下を握る者を決める戦いでもあるのだけど、より大きなテーマが背景に現れてきた。 民の意識変革の是非で…
前巻から引き続きの修行編。 パワーアップ=必殺技!という落としどころに頼ることなく、その根本である体の動かし方(自己理解)に進化の鍵を持たせるという切り口。 これがこの作品をリアル(っぽい)バトル漫画という立ち位置を作ったといっても過言じゃ…